外耳炎とは?
名前の通り、外耳部分に炎症が起こることを外耳炎といいます。炎症が起きる事により嫌なニオイを発し、犬猫の体臭の原因になる事も多いです。また、外耳炎発症時にはマラセチアなどの真菌が増殖する傾向があり、背中やお腹などの耳以外の部分にまで炎症が広がる可能性があります。
症状としては外耳部分が赤く腫れ上がり、痒みを伴う為、しきりと頭を振ったり、足で耳(首付近)を掻こうとしたりします。




原因は?
殆どの場合が食生活が原因です。先にも述べました通り、外耳炎発症時にはマラセチアなどの真菌が増殖する傾向がありますが、真菌が増殖する原因は外耳部分の湿気です。湿度の高い所にカビが発生しやすいのと同じです。また、外耳部分に湿気が多くなる原因は一種のアレルギー反応とお考えください。簡潔に申し上げますと、食生活が原因でアレルギー反応を起こし、耳がただれて真菌が異常繁殖する。これが犬猫に多く見られます外耳炎です。




解消法は?
食生活が原因のアレルギーと言っても原因は様々ですが、外耳炎の際のアレルゲン(アレルギーの原因物質)は大半がグルテンです。グルテンとは小麦などに含まれますたんぱく質の事です。ですので、外耳炎を発症している犬猫に多いのが、ビスケットやクッキーのおやつを食べていたり、ご家族の朝食時にパンのお裾分けをもらっていたり、小麦粉主体の安価なフードを食べていたりする傾向が強いです。犬用として売られているパンでも同じです。(販売をする無知なメーカーが悪いのですが。。。。)お気をつけください。出来る限り穀物不使用のフードを選び小麦不使用のおやつを与えるようにお心掛けください。