コラム


このコーナーではわたくし「店長」が、おすすめ商品ばかりを集めた当店取り扱い商品の中から、
更に皆様に是非是非おすすめしたい商品をご紹介してまいります!
その他には皆様に知っていただきたい情報などを配信してまいります!


更新は不定期ですが是非お楽しみください!!


記事一覧
穀物不使用には2タイプが。(ストルバイト結石のお話も少々)
ペットフードに思う事
酵素と乳酸菌
食べ物以外に原因があるかも・・・?
アレルギーと酵素
忘れもしない衝撃事件!
ほにゃららティクス
ストルバイト結石への対処方法
実は猫さん達に大人気
アレルギーでお悩みなら
始めませんか?酵素と乳酸菌
肉食だからって・・・・。
血液検査の季節ですね。腎臓編
血液検査の季節ですね。肝臓編
食物アレルギーを考える
無添加に騙されるな!
シャンプーしたのに。。。
えっ!意味ないの?
暑い。。。怖いな~(泣)
ちょっとご説明を
ヨウ素(ヨウド)の少ないキャットフード
実はお肉派?
ハミガキしてますか~?
ビートパルプについて
アレルギー体質の子は是非!
あきらめるな!涙やけ
外耳炎対策
日和見菌って???
腎不全対策
店長お気に入り「ミクロビごはん」
魚好きの子でも!!!本当に美味しいですよ!
コレステロール値の指摘について
尿路結石の最大の天敵は「偏食」
空腹時の嘔吐を止めるには
シニア期に高たんぱく食は必要か???
猫の特発性膀胱炎を予防するには?
今更ですが、乳酸菌とは?
ドライフードの保存方法に悩む。。。
腎臓にやさしい食事とは?
「好き嫌い」や「偏食」の原因は何?誰?
ストルバイト予防食は自分で見つけられる?
ストルバイトを予防する食生活とは?
摂取カロリーを気にするな!
乾いた食事だけでは不安です!
メーカーの言うとおりにする必要は無い!
好き嫌いの何が悪いの?
シニア(高齢期)用のフードの使い方
ビタミンCは必要なのか?
腎不全は便秘で悪化する?!
アレルギーの付き合い方
ローテーションは必要なのか?
【追記ありの再更新】ビートパルプについて
腎機能低下を早期に発見出来る検査が登場?!
とろもろこし(コーン)は本当に悪者なの?
製品について良くある質問をご紹介
尿検査でストルバイトと診断されたら!
オメガ3脂肪酸を理解しておこう!
「フードを食べない」のは間違っているから!
牛乳と乳酸菌
嘔吐の原因って???
今更聞けない「グルテンフリー」と「グレインフリー」
猫の便秘を解消するフードとは?
食物アレルギーを疑うならまずは〇〇の摂取!
うちの子だけ???
メーカー(販売元)の脅しには気をつけろ!
店長は本気で怒っています!!!
正しい猫のご飯の与え方
犬のこんな咳には注意が必要です!
2018年もお世話になりました!
今年最初のコラムもやっぱりこのネタ!
腎不全と診断された猫の食事について
それ本当にアレルギー???
腎臓の負担軽減で腎不全対策を!
膵臓(すいぞう)を大切にしよう!
簡単なダイエット方法教えちゃいます!
便秘解消の秘訣は!?
愛犬のその仕草、見逃さないで!
そのおやつの与え方で大丈夫?
ストルバイトの原因はマグネシウムでは無い!
フードは一日に何グラム与えるのが良いの?
これからの季節に増える膿皮症の対処法!
去勢手術、避妊手術ってどうなの?
ちょっと偉そうな事を言わせてもらいます!
その「しつけ」って本当に必要ですか?
原材料表記の先頭はお肉で無いとダメ!なの?
こんな商品嫌いです。絶対売りません!
食べないのは本当に粒が大きいのが原因?
25年間のペットフード事情を振り返る
消化酵素の摂取をうるさく提案する理由は?
心臓病の食事で気を付ける事は?
負のスパイラルに陥らないようにご注意ください!
尿のpHと食品のpHについて
猫の外飼い(放し飼い)は絶対にダメ!!!
正しい子猫のご飯の与え方
猫の慢性腎不全のお食事について
犬の慢性腎不全のお食事について
お水は水道水?ミネラルウォーター?何が良いの?
涙やけを解消する簡単な方法!でも。。。
まさかトイレットペーパーが買えなくなるとは・・・
ストルバイト結石の原因はフードのせい?
ご飯の与え方でお悩みの際はお気軽にご相談を!
免疫、免疫って。免疫ってそんなに大切なの?
全年齢対応のフードについて考えてみました!
病院のフードを食べません。。。と言う方へ

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病院のフードと言う事は療法食ですね。
大手インターネットショッピングモールで「療法食」と検索すると、見事に人間用の食品は一切検索されずに、犬猫用のフードがずらり。その中でも大半が動物病院で取り扱われる事の多い2社のフードで、その他には当店でも取り扱っているようなプレミアムフードメーカーの療法食タイプのフードなどが数種類。更に病状別では、「結石」「腎臓病」「糖尿病」「消化器系」などが多いです。そして目を疑ったのが「メタボリックス ビスケット」と言う意味不明なおやつ。メタボならおやつを与えてはいけませんよ。それはさておき、このような大手インターネットショッピングモールで検索しても療法食の数は多いものの、犬用や猫用、病状別で絞っていくと、選択肢はそれほど多く無いのが分かります。




選択肢が少ないと言う事は・・・。
療法食を与えていると言う事は、何らかの疾患を持っていたり、体調面で気になる点があると言う事だと思います。食事療法の為のフードですからね。食事療法とは、食事の量やバランス、摂取成分を調節する事によって、病気の療養をはかったり、病気の臓器を守り健康管理をはかることを言います。その療法食を与えているにも関わらず、療法食にボイルしたお肉や茹で野菜などをトッピングをして与えている方がおられます。その理由で多いのが「食べない」です。そう、療法食は選択肢が少ないので、あれこれ試したり、コロコロ替えて飽きが来ないようにするには無理があります。療法食を与えないといけなくなる以前から、「飽きたら変える」や「飽きないように日替わり」などのようなフードの選び方や与え方をしていると、いざ体調を崩した際の食事療法が思うように行えなくなります。健康で元気なうちから好き嫌いをさせずに「与えられたご飯を食べる」と言う当たり前の事を徹底しておくと、食事療法もスムーズに行えます。




食べるか食べないかわからないからサンプルを!
とても多いです。当店ではサンプルのみの送付を行っておりませんが、このようなお電話をとても良く頂戴します。ですが、食事療法を行うのであれば、食べるか食べないかわからないでは無く、食べさせないといけません。もちろんその時の体調によっては、食べたくても食べられないケースもあると思います。ですが、「●●は食べるけど療法食は食べない」は許してはいけません。●●は食べるのであれば、●●を与えなければ良いのです。そもそも、療法食を使用した食事療法を行っているのに、他の物を与える事自体が間違っています。中には食事療法中なのにおやつを与える方も見受けられます。特に尿石症の愛犬・愛猫の飼い主様に多いです。それでは食事療法とは言えません。おやつを食べるのに療法食は食べなかったり、残したりと。また、お薬の与え方にも注意が必要です。お薬(錠剤)を与える際にボイルした鶏ささみやチーズの中に埋め込めて与える方がおられますが、お薬は飲めたとしても愛犬・愛猫からすると「おやつを貰えた」になります。それが原因で食事を残したり嫌がったりする事もあります。注意が必要です。




食事療法で大切な事はこれ!
食事療法は先にも述べた通り、食事の量やバランス、摂取成分を調節する事によって、病気の療養をはかったり、病気の臓器を守り健康管理をはかることを言います。その為に、フードの中身をしっかりと見極めたうえで選ぶ必要があります。ですが、それよりも大切なのが「与え方」です。栄養制限が施されている療法食を与えていたとしても、置きエサをしてダラダラ食べさせていたり、一日に何回にも分けて与えていてはいけません。また、新型コロナウイルスの影響で在宅時間が増え、愛犬・愛猫と一緒に過ごす時間が増えている方も多いと思います。一緒に過ごす時間が増えると、ついついおやつを与えてしまったり。。。今一度ご飯の与え方を見直してみてはいかがでしょうか。


全年齢対応のフードは大丈夫?
ドッグフードもキャットフードもひと昔前は「子犬用」「子猫用」・「成犬用」「成猫用」・「高齢犬用」「高齢猫用」と必ず分かれていました。そしていつの頃からか「全年齢対応」と言うフードが登場しました。でも当初は「全年齢対応」と記載されていても「成犬用」「成猫用」と捉える方が多かったように思います。やはり成長期には「子犬用」「子猫用」を与えないと不安に思ったり、高齢期には「高齢犬用」「高齢猫用」を与えないと体に負担が掛かるのでは無いかと心配に。ですので結局、成長期には「子犬用」「子猫用」を、高齢期には「高齢犬用」「高齢猫用」をお選びになられて、それ以外の時期は「成犬用」「成猫用」「全年齢対応」をご利用になられる方が多かったように感じます。それが徐々に「全年齢対応」のフードが増えてくる事によって、皆さん慣れてこられたのか、成長期や高齢期にも「全年齢対応」のフードを選ぶ方が増えたように感じています。それでは実際に「全年齢対応」のフードは本当に全年齢に適しているのか考えていきましょう。




そもそも誰が基準を作っているの?
「全年齢対応」を考える前に、そもそも「子犬用」だとか「成猫用」の基準って一体どこから来てるかご存知ですか???実は基準はあって無いようなものです。一応昔からAAFCO(全米飼料検査官協会)の基準は参考にされてきました。ですが、あくまでも参考にしているだけで、基準に沿わないといけないわけではありません。また、AAFCO(全米飼料検査官協会)が定める基準自体が、例えばたんぱく質含有量で言うと、子犬用が22.5%以上で、成犬用が18.0%以上と、正直どのようなフードでも満たしてしまうような基準です。ですので、「子犬用」や「成猫用」の基準は各メーカーが勝手に定めているもので、メーカーによって考え方は様々です。その為、「全年齢対応」のフードの内容(栄養成分値)もメーカーによって全然違います。




年齢に見合ったフードで無くても大丈夫!
上で書いたように「子犬用」や「成猫用」などの基準は各メーカーによって全然違います。結果、A社の「子犬用」とB社の「成犬用」が同じような成分値であったり、C社の「成猫用」とD社の「高齢猫用」が同じような内容である事も決して珍しくありません。ですので、成長期に成犬用を与えてはいけない事はありませんし、成猫に高齢猫用を与えてはいけない事もありません。成長期に「成犬用」を与えたからと言って栄養が不足する事もありませんし、高齢期に「成猫用」を与えたからと言って栄養過多になるとも限りません。実際に、当店では結石予防を目的に若い子に高齢期用のフードをご利用いただいているケースも多いです。「若いのに高齢期用で大丈夫?」と思われる方も多いですが、結石予防用の療法食は高齢期用のフードよりも栄養価が低いです。少しでも栄養をしっかりと摂取して結石を予防していただきたいので、様子を見ながら結石用から高齢期用に切り替えていただくようにしています。ですので、若い子が高齢期用を食べたり、成長期の子と高齢期の子が同じフードを食べても大丈夫と言う事です。もちろん量の調節は必要ですが。




気をつけて欲しいのは成長期よりも高齢期!
「成長期の子と高齢期の子が同じフードを食べても大丈夫」と書きましたが、どんなフードでも大丈夫と言うわけではありません。特に気にしていただきたいのはフードのたんぱく質含有量です。例えば、たんぱく質含有量が20%の「高齢犬用」のドッグフードを成長期の子が食べても問題はありません。しかし、たんぱく質含有量が30%の「子犬用」のドッグフードを高齢犬が食べると内臓に負担が掛かります。猫の場合も、たんぱく質含有量が30%の「高齢猫用」のフードを成長期の子が食べても問題ありませんが、たんぱく質含有量が40%の「子猫用」のフードを高齢猫が食べると内臓に負担が掛かります。このように成長期の子が「高齢期用」のフードを食べても大丈夫ですが、逆はおすすめ致しません。ですので、「全年齢対応」のフードをご利用いただく時は、若い子に大丈夫かを考えるよりも、高齢期の子にとって問題が無いフードか否かを見極める事が大切になります。また、出来ればフード選びは、「●●用」や「●●対応」などで選ぶのではなく、我が子にとって最も適した成分値(たんぱく質:●●%など)はどの程度かを把握しておいて選ぶ方が失敗は少ないと思います。


改めて免疫とは何?
免疫は「疫(えき)から免れる(まぬがれる)」と書く通り、体内で病原菌や異常な細胞を認識し、それらを攻撃する事によって自分の体を守ってくれる強力な防衛システムです。同じ環境下でも風邪やインフルエンザ等に感染する人としない人がいますが、それは免疫力の違いによるものだと言えるでしょう。体の中の最大の防御システムである免疫は、常に病原体などの外敵から体を守ってくれているのです。




免疫には2種類あります!
免疫と言っても実は2種類あります。それは、「自然免疫」と「獲得免疫」です。免疫と聞くと、「一度かかった病気は二度目はかかりにくい事」のイメージをお持ちの方が多いと思いますが、それは獲得免疫です。インフルエンザやBCGなどのワクチンは獲得免疫の仕組みを利用しています。一方の自然免疫は、ウイルスや細菌などの敵が体内に入ってくると、マクロファージや好中球、NK細胞と言った免疫細胞たちが、戦場の最前線で戦ってくれる反応の事を言います。自然免疫担当の細胞たちが戦いによって、ウイルスや病原体の特徴を覚え、獲得免疫担当の細胞たちに教えてあげる事によって獲得免疫が成り立ちます。つまり、免疫力を向上させるには、自然免疫を活発にしておく事がとても重要です。




自然免疫を活発にするには?
免疫細胞は全身に存在しますが、特に腸に集中していると言われています。理由は、呼吸をしたり飲食をしたりする際に細菌やウイルスなどの病原菌も一緒に体内へと入ってきてしまい、腸に運ばれて腸の粘膜から体内に侵入しようとするからです。その為、それらの病原菌をいち早く察知して体から排除する為に、腸には免疫細胞が集中していると言われています。また、その腸内の免疫細胞を活性化するのが腸内善玉菌である事も研究で分かっています。




腸内善玉菌を増やすには?
もうお分かりですよね。そうです。乳酸菌です。とにかく乳酸菌を積極的に摂取しましょう。また、食物繊維やオリゴ糖は、腸内に住む善玉菌のエサとなり、善玉菌を増殖させたり活性化させることが期待出来ます。ヨーグルトや納豆からも乳酸菌は摂取出来ますが、実はたいした量は摂取出来ませんし、犬猫の場合は余計な栄養分も摂取してしまいがちです。また、ヨーグルトの蓋の裏を舐めさせる飼い主様もおられますが、そのような行為は人間の食べ物を貰えると勘違いし、フードの食いつきに支障が出る事も珍しくありません。ですので、乳酸菌の摂取には栄養も添加物も含まないシンプルな乳酸菌サプリメントH&J・I・N(ジン)がおすすめです。また、乳酸菌サプリメントH&J・I・Nは飼い主様も一緒にご利用いただけます。成人で一日3包を目安にご利用ください。花粉症やウイルスが気になる今だからこそご家族一緒に乳酸菌を摂取して腸活を!


そんなに食べなくても大丈夫ですよ!
ご飯の量って悩みますよね。お問い合わせも非常に沢山いただきます。特に初めて犬猫と生活する方や、子犬・子猫の時は気になります。必要よりも少な過ぎて栄養失調や発育不良になったらどうしようと・・・。お気持ちはわからなくはありませんが、でもそんなに難しく考える必要はありません。確かに成長期となるとしっかりと栄養を摂らせないといけないと思ってしまいます。しかし、例えばの話しになりますが、「小学生1年生の男の子の晩ご飯の量」って適当ですよね。適当って言葉は聞こえが悪いですが、適当で良いのです。だって正解なんて誰もわからないのですから。犬猫も同じです。痩せてれば量を増やし、太っていれば量を減らす。それが答えになります。必要な量よりも少なく与えてしまっていても、そう簡単に栄養失調や発育不良になんてなりませんのでご安心ください。




好き嫌いをする子には徹底した我慢比べを!
フードを好き嫌いをする子。正確には好き嫌いをさせてしまう飼い主様ですが。本来、犬も猫も好き嫌いをしません。何でも食べます。でも多くの犬猫達が好き嫌いをしてしまいます。原因は飼い方です。好き嫌いをしない犬猫とお暮しの飼い主様は、別の犬猫と暮らしてもその子達は好き嫌いをしないでしょう。逆に好き嫌いをする子とお暮しの飼い主様は、別の犬猫と暮らしてもその子達は好き嫌いをするでしょう。好き嫌いは犬猫の性格が問題ではありません。飼い主様の向き合い方が問題なのです。今、好き嫌いをしてしまっている犬猫とお暮しの飼い主様は、改めて考えてみてください。思い当たる節はございませんか?可愛がる事はとても大切ですが、甘やかしてはいけません。可愛いからこそ甘やかしてはいけません。良く食べるフードを探すのでは無く、探したフードを食べさすのです。初め嫌そうにしても我慢をさせれば必ず食べます。




フードは思い切って切り替えてもOK!
新しいフードを試す時に「1週間程度掛けて徐々に」とお思いの方が多いと思います。確かにお腹が弱い子の場合はそのような事も必要かと思いますが、大半の子の場合はその必要はありません。特に、食いつきが悪いからと言う事で新しいフードを探している方の場合は、新旧のフードを混ぜながら徐々になどは必要ありません。一気に切り替えてください。そして「今日からあなたのご飯はこれ!」と強い気持ちで向き合ってください。新しいフードに慣らす為に混ぜながら切り替える必要はありません。新しいおやつを与える時に今まで食べた事のあるおやつと混ぜたりしないですよね。人間が外国に行って現地の料理を食べる時に日本食と混ぜたりしないです。そんなに慎重になる必要はありません。どのサイトや書籍を見ても必ず「フードの切り替えは少しずつ混ぜて」と書かれていますが、当店ではあまりそれを推奨しません。




生後3~5ヶ月程度で急に食べなくなる?!
生後1~2ヶ月の子はとても良く食べます。何でも食べます。健康であれば。でも生後3~5か月程度で徐々に食べるスピードが遅くなり、場合によってはご飯を残すようになります。原因は幾つかありますが、生後3ヶ月位からおやつやしつけのご褒美を与えだして、口が肥えるのも一つの原因になりますが、おやつやしつけのご褒美を与えていない場合でも発情が原因でそのような事が起きる場合があります。メス猫なら変わった声で鳴いたり、オス犬なら腰を振る仕草をしたり。そのような時には自然と食欲が低下します。そのような場合は無理に食べさそうとしないでください。数日で落ち着いて食欲は戻りますし、時期が来て避妊去勢手術をすれば無くなります。なのに、その時にフードを変えたり、嗜好性の高いトッピングをしたりすると、それが癖になり発情が関係の無い時でもフードの食いつきが悪くなります。体調によって食欲が落ちる事は人間同様に犬猫にもありますので。

他にもご飯の与え方などにお悩みの際はお気軽にご相談ください。お待ちしております。


フード選びももちろん大切ですが。。。
頻尿や血尿、尿にキラキラとした異物を発見などから診察をうけると大半が膀胱炎かストルバイト結石との診断。そこで殆どの飼い主様が「今のフードがうちの子には合っていなかったのね・・・。」とお思いになられます。その際に動物病院からは某大手2社の結石対応の療法食タイプのフードをすすめられる事が多く、品質に不安を抱いた飼い主様はプレミアムフードで結石対応のフードをお探しになられるケースが多いです。確かにフードを選び直す事は大切だと思いますが、本当に今のフードが合わなくて結石になってしまったのでしょうか?おやつに原因はありませんか?ご飯の与え方は大丈夫ですか?フードを見直す前に食生活全般を見直す事が大切です。




おやつを食べていない子は結石にはならない?
ストルバイトのお食事についてお問い合わせをいただきますと、当店では必ず間食(おやつやご褒美)を与えるのをやめていただくようにお願いをします。これは「おやつを与える」=「ストルバイト」だからではありません。もちろんおやつを与え過ぎてストルバイトになるケースも多いですが、おやつを与えると食生活が乱れやすいからです。おやつを与える事によって、朝晩の食事の食いつきが悪くなり、フードにトッピングをしたり、食事の回数を増やしたり、お皿を出しっぱなしにしたりなりがちです。結果的に見ると、おやつを貰っていなくて、朝晩2回の食事をがっついて食べる子はあまりストルバイトにはなりません。おやつやトッピング無しで朝晩2回の食事のみでストルバイトを発症したのであればすぐにフードを見直しましょう。是非ご相談ください。




猫は一度に沢山食べる事が出来ないですって!?
良く居られます。猫は一度に沢山の量を食べる事が出来ないので回数を分けて与えたり置きエサをしたりだと。それは完全な誤解ですし、失礼ながら言い訳です。我が家の愛猫達はがっつきます。先代の子達もみんながっつきました。朝晩2回の食事で一度のご飯は1分掛かるかどうか。一度お皿に突っ込んだ顔はお皿が空っぽになるまで上げる事はありません。一度にしっかりと食べる事が出来ます。愛犬も同じです。お陰様で私の愛犬・愛猫は今も昔も結石になった事はありません。フード選びも大切ですが与え方はもっと大切です。何故、愛犬・愛猫がご飯の時間に一度に食べ切ってくれないのか、がっついて食べないのかを考えてみましょう。フードの嗜好性や粒の大きさを理由にしてはいけません。必ず原因があるはずです。





難しく考え過ぎずにもっとシンプルに!
ストルバイトなどの結石になると、フードのマグネシウム含有量を調べたり、一日に飲むお水の量を量ったりなど、難しく考え過ぎてしまう傾向があります。マグネシウムの摂取過多で結石になるわけではありません。お水の飲む量が少な過ぎて結石になるわけではありません。勘違いしないでください。まずは間食や置きエサをやめて朝晩2回の食事を徹底してください。それが難しければ、尿のpHを強制的に酸性に傾ける動物病院処方の療法食をご利用いただくしかありません。それでも再発の可能性は否めません。時間を掛けてフードを探し回るよりも食生活全般を見直す事が、愛犬・愛猫の健康を守る為に最も必要な事では無いでしょうか。


正しい情報ばかりとは限りません!
新型コロナウイルスに関連する情報が溢れかえっている状況です。マスクや除菌関連の商品が品薄になるのは予想が出来ましたが、まさかトイレットペーパーやティッシュペーパー、紙オムツまでも。デマが拡散したことによる買い占めが原因のようですが、インターネットが普及した現在、どれが正しい情報でどれが誤った情報なのかを見極める力がとても重要な時代にあると思います。




どの情報を信じてよいのか・・・。
当たり前の事ですが、メーカーサイトやショッピングサイトには商品の事は悪く書かれていません。逆に自社製品や取り扱い商品の事をとても優れた製品かのような表現を用いて宣伝します。当たり前です。それが悪いとは言いません。もちろん当店でも取り扱い商品の事を悪くは書いていません。その結果、お客様は「どれが良いのか、何が正しいのかわからない・・・。」となるのです。そりゃそうですね。こっちのサイトでは○○が良い!って書いてあるのに、こっちでは△△が良い!ってなっているわけですから。




メーカーサイトや直販サイトは参考程度の方が。。。
製造販売元や正規輸入元、またそれらの直販サイトには当然のように自社製品の内容に沿った持論が述べられています。例えば、「シニア期にも高たんぱくなフードを!」や「フードはいつでも好きな時間に食べられるように常にお皿に入れておいてください。」など。もちろんそのメーカーではそのような考え方なのでしょうから仕方がありませんが、それが正解だとは限りません。また、「メーカー」や「正規輸入元」などと聞くと、凄く詳しいスタッフが常駐しているとお思いになられるかもしれませんが、意外とあまり詳しくない事が多いです。メーカーや正規輸入元に問い合わせをなされた事がある方はお分かりかと思いますが、自社製品の事くらいしか知らない事が多いです。動物病院では某2大メーカーのフードをすすめて来る事が多いですが、獣医師である先生方はあまりフードにはお詳しく無い事が多いです。お医者様ですからね。栄養士さんではありませんから。メーカーサイトやメーカーの直販サイトでお医者様の格好をした獣医師がフードパッケージを持って「獣医師が推奨!」と言うのを良く見かけますが、あれって効果あるんでしょうか(笑)




結局何が言いたいかと言うと・・・。
ドッグフードやキャットフードに限った事では無いと思いますが、実際の経験が最も重要になると思います。色々なフードを使用したり販売したり、色々な体質の犬猫と接し、色々な結果や感想を見たり聞いたりしないと分からない事が沢山あります。当店はお客様から沢山のご相談やお問い合わせをいただきます。だからこそ知り得た情報も数多くあります。本当に有難い事です。実際に教科書通りにはいかない事も沢山あるのです。わからない事やお悩みがあれば、スマホを一日中見つめるのでは無く是非お気軽にご相談ください。穀物不使用フードのメーカーサイトには犬猫に穀物は必要が無いと書いてあるのは当たり前です。高たんぱくなフードの直販サイトにはお肉をたっぷり摂取するようにと書いてあるのは当然です。メーカーのサイトや直販サイトの情報は参考程度に読み流す方が良いかと。意外に思われるかも知れませんが、メーカーや輸入元のスタッフよりもエンドユーザーであるお客様皆様の方がフードの事は良く知っておられるような気も。


涙やけだけを解消するのであればこの方法!
以前にも少し書いた事があるのですが、今回は涙やけについて書きたいと思います。涙やけとは、溢れ出た涙によって目の下の毛が茶色く染まってしまう症状の事です。当たり前の事ですが、涙やけを解消する為には溢れ出ている涙を止めないといけません。では、何故涙が溢れ出てしまうかですが、原因の殆どが食生活です。眼球に傷がついて涙が止まらない場合などもございますが非常に稀なケースです。大半が食生活が原因となります。どのような食生活が原因となるかと言いますと、「消化の悪い食生活」です。ですので、「消化の良い食事」を与えると涙やけは解消します。犬や猫にとって消化の良い食事とは「肉」です。特に「生肉」。鶏でも牛でも鹿でも馬でもなんでも構いません。生肉のみを暫く与え続けると涙はピタッと止まります。これが涙やけだけを解消する簡単な方法です。但し、「涙やけだけ」が解消し他に弊害が生じます。そう「栄養バランス」です。




消化が苦手だからと言って「不要」ではありません!
食べ物は大きく分けると、「たんぱく質」「炭水化物」「脂肪」「繊維質」「水分」に分けられます。犬や猫はたんぱく質や脂肪を消化するのはとても得意です。かたや、炭水化物を消化するのは苦手です。ですので、水分以外の大半がたんぱく質で構成されている肉類の消化はとても得意です。結果、肉類のみを与えると涙やけが解消しますが、たんぱく質の過剰摂取となり腎機能や肝機能に負担が掛かります。ちなみに「肉食動物」は、「お肉を食べて生活する動物」では無く、「お肉も食べて生活する動物」です。肉食動物にも「草」は必要なのです。だから草食動物を襲うのです。胃の中の草を目的に。犬猫にとっても消化が苦手な炭水化物や繊維質も大切な栄養源です。でも消化が悪い為に涙やけの原因となりやすいです。。。




高たんぱく・低炭水化物のフードで涙やけ解消!だけど・・・。
今までの話の流れでお分かりかと思いますが、高たんぱく・低炭水化物のフードは涙やけの解消が期待出来ます。涙やけ以外にも軟便の解消などにも。犬猫にとっては消化の得意なたんぱく質が沢山含まれ、消化の苦手な炭水化物は制限されているのですから当然ですね。しかし、涙やけが解消されて綺麗なお顔になり、綺麗な便が出るフードが本当にその子にあった良いフードとは限りません。数か月、数年後の健康診断で答えが出るはずです。お気をつけください。




炭水化物をしっかりと消化して涙やけ解消を!
犬や猫が炭水化物の消化が苦手なのは、人間と違って唾液にアミラーゼ(炭水化物を消化分解する為の酵素)が含まれないからです。それは、炭水化物を自分の体内で消化しなくても、草食動物の胃の中にある予め消化分解済みの炭水化物を栄養源としていたからです。その結果、食事がたんぱく質に偏る事無く、炭水化物も摂取出来、栄養バランスの整った消化の良い食事となるのです。腎臓や肝臓に負担を掛けずに涙やけを解消するには、そのような食生活が必要となります。たんぱく質と炭水化物をバランス良く摂取し、アミラーゼ不足を解消すべく消化酵素をしっかりと補給してください。尚、消化酵素は下記のような製品から摂取が可能です。涙やけが気になる場合はドッグフードやキャットフードをあれこれ試すよりも、まずは消化酵素の摂取をお心掛けください。

FLORA4 ローフードトッパー スプラウトシード
スパイラルエンザイム生酵素


犬猫に適したお水はいったい何なの?
一言で「水」と言っても沢山の種類があります。まずは水道水。私も子供の頃は当たり前のように水道水を飲んでいました。小学校の休み時間には水道の蛇口を逆さまにして、みんな交代で飲んでました。中学・高校の部活の時にはやかんに水道水を入れて水分補給。それが当たり前でした。しかし、いつの間にか水道水を飲むという習慣は薄れてきました。最近では宅配型のウォーターサーバーをご利用の方も多いかと思います。通販でペットボトル型のミネラルウォーターを購入なされる方も。そして最近はペット用のお水も売られていたりします。人間は自分が納得したお水を飲めば良いですが、犬猫には一体何の水を与えれば良いのか???今回はじっくり考えていきましょう。




「安全」「美味」「栄養」何を優先するの?
お水について考えていく中で重要なのが、「安全」「美味」「栄養」の3項目だと考えます。安全かどうかで言うと日本の水道水は「飲める品質」ではございますが少々不安を感じますよね。味に関しても不味くはありませんが美味しく無いと感じる方もおられるかと思います。また、それは地域によっても異なると思います。そして栄養に関しては、お水の場合はミネラルの含有量の違いによるもので、ミネラルを多く含む水を「硬水」と呼び、ミネラルの含む量が少ない水を「軟水」と呼びますが、日本の水道水は軟水と言われています。犬猫にとっても硬水よりも軟水の方が適していると考えます。ドッグフードやキャットフードにはミネラルがしっかりと含まれておりますので、飲み水からミネラルを摂取する必要はありません。

次にペットボトル型のミネラルウォーターや宅配型のウォーターサーバーですが、これはメーカーによっても異なりますので一概には言い表せません。しかし、「安全」「美味」に関しては水道水よりも優れているとお感じになられる方が多いと思います。但し、問題は「栄養」です。そうミネラル含有量です。ペットボトル型のミネラルウォーターや宅配型のウォーターサーバーをご利用になられる際は、軟水をお選びいただく事をおすすめ致します。




お水の「pH(ペーハー)」は酸性が良いの?アルカリ性?
尿路結石が気になる子の飼い主様から頻繁に飲み水のpHに関してお問い合わせをいただきます。特にストルバイト結石の子の場合はアルカリ性のお水を飲むと尿もアルカリ化してストルバイトの結晶が生成されるのでは無いかと心配なされます。ですが、以前のコラムで尿のpHと食品のpHについてでも書きましたが、アルカリ性のお水を飲んだからと言って尿がアルカリ性に傾くわけではありません。ですので、お水のpHは気にする必要はございません。もちろん極端な強酸性水や強アルカリ水は飲めませんので。




ペット用のお水ってどうなの?
昔からペット用のお水は良く売られています。最近も当店がとてもお世話になっているメーカーからも猫用のお水が発売されました。内容はpHが弱酸性である事とミネラル成分を殆ど含まないお水です。正直悪くはありません。でも個人的には必要性を感じません。理由は高すぎる。従来のペット用のお水もそうですが、内容の割に値段が高すぎます。人間用で探せば同じような内容でもっと安く手に入ります。だから当店では売りません。先にも述べました通り、お水のpHは気にする必要はありません。ミネラル含有量を気にするのであれば「純水」でお探しください。ミネラルを全く含まないお水がペット用のお水よりも遥かに安い価格で売られています。実際に純水として売られているお水で、中身は同じなのに人間用とペット用で分けて売られている製品がございます。中身は同じなのに値段はペット用は人間用の何倍も高いです。ご注意ください。




栄養制限が必要な際は純水がおすすめ!
結論。犬や猫に与えるお水としては水道水でもペットボトル型のミネラルウォーターや宅配型のウォーターサーバーでもどれでも構いません。ですが、おすすめは軟水か純水でpHは気にする必要はありません。特に無駄に高いペット用のお水にはご注意ください。(メーカーさんごめんなさい・・・。)また、当コラムでは何度も何度も書いていますが、ストルバイト結石の原因は食事の与え方です。アルカリ性やミネラルを含むお水を警戒する必要はありません。それよりも食事の与え方を気にしてください。宜しくお願い致します。


猫だけではありません!犬の腎不全も急増しています!
前回のコラムでは猫の慢性腎不全のお食事についてお話をしましたが、数十人もの方から「犬の慢性腎不全の食事についてもお願いします!」と大変有難いお声を頂戴致しましたので、今回は犬の慢性腎不全のお食事についてお話をしたいと思います。

数年前までの感覚では慢性腎不全は猫の病気でした。しかし、ここ数年で犬の慢性腎不全が急増している感じがします。それ程多くのお客様から犬の慢性腎不全のお食事についてお問い合わせをいただきます。何故、犬の慢性腎不全が急増したかは定かではありませんが、原因のひとつには「お肉たっぷりのグレインフリーフード」が考えられます。また、それらのメーカーでは「高齢期も高たんぱくなフードを!」と謳う事も多いです。考え方は人それぞれだと思いますが、個人的には「高齢期も高たんぱくなフードを!」は反対です。




大切なのはたんぱく質の量では無く質!
確かに高齢期でもたんぱく質は必要です。とても大事な栄養です。しかしたんぱく質は体内でアミノ酸に分解出来てこそ栄養になります。どれほど沢山のたんぱく質を摂取しても体内でアミノ酸に分解出来なければ体の負担になるだけです。特に高齢期は、加齢によってタンパク質分解酵素を含む膵液の分泌量が低下しますので、若い頃よりもたんぱく質をアミノ酸に分解する力は衰えています。たんぱく質分解酵素が不足している状態で、たんぱく質をたっぷり摂取しても、肝臓や腎臓に負担を掛けるだけです。10歳近くになればたんぱく質摂取量を控え、不足してくるタンパク質分解酵素を酵素サプリメントでしっかりと補給するようにしましょう。また、たんぱく質を控えたフードは必然と炭水化物の比率が高くなり、消化不良による軟便などでお悩みになられるケースがあります。このような際でも酵素サプリメントには炭水化物分解酵素も含まれますので、炭水化物比率の高いフードでも軟便になることなくご利用いただけるかと思います。確かに犬は炭水化物よりもたんぱく質の消化の方が得意なのでたんぱく質を多く含むフードの方が綺麗な便は出ます。しかし、綺麗な便が出るフードが良いフードとは限りません。これは絶対に覚えておいてください。




10歳をこえた頃からの嘔吐は腎不全を警戒!
前回のコラムでも書きましたが、慢性腎不全は血液検査で診断します。しかし通常の血液検査では初期段階で判明しづらく、診断がくだされた時点では、既にかなり進行している場合があります。その為、ご家庭でのご愛犬の様子から判断して早い目の食事管理がとても大切になります。特に嘔吐です。元来、犬は空腹時の胃液以外はあまり吐きませんが、今までにない嘔吐が頻繁に見られるようになれば、慢性腎不全を疑ってください。また、お水の飲む量が増えたり、色の薄い尿が出ていると更に要警戒です。まずは、おやつを一切ストップして、ドッグフードを選び直してください。まずは、たんぱく質の摂取量を少し控えましょう。その時点では極端な低たんぱく食にする必要はありません。今現在お与えのドッグフードよりも少したんぱく質含有量の低いフードに切り替えてください。目安としては、10歳前後のご愛犬なら、たんぱく質含有量が18~20%程度のフードで良いと思います。また、ウエットフードを利用して水分摂取量を増やす事も効果的です。そして、ご家庭での様子や動物病院での診断に応じて食事を調節していきましょう。




絶対に甘く見ないでください!
腎不全は非常に怖い病気です。一度悪化すると良くはなりません。その為にも早期からの対策がとても大切です。食生活に妥協はしないでください。徹底した食管理で少しでも進行を遅らせてください。そして、もちろん動物病院による定期的な健康診断も非常に大切です。検査の結果次第では、腎臓病対応の低たんぱく食に切り替える必要もあります。お気軽にご相談ください。


猫の代表的な疾患である慢性腎不全とは?
ここ数年で急増した感がある猫の慢性腎不全。猫の死因で最も多いと言われています。特に高齢の子に多く、15歳以上の高齢の子に限っては3頭に1頭は慢性腎不全であると言われています。ですが、個人的な見解ではもっと多いのでは無いかと思っています。なぜなら隠れ腎不全の子が非常に多いからです。そもそも慢性腎不全であるかどうかは病院で検査をしないと分かりません。しかし、猫は性格上の問題などで病院に連れて行く事が困難な子も少なくはありません。野良猫出身で飼い主様ですら触る事が出来ない子もいます。そのような子を病院に連れて行く事は非常に難しく、そのような子も含めますと3頭に1頭どころでは無い気がします。慢性腎不全の代表的な症状としましては、多飲多尿がありますが、最も重要なのは尿の色と臭いです。健康な腎臓によって作り出された尿は色が濃く臭いもきついです。しかし、働きが弱くなった腎臓によって作り出された尿は老廃物を上手く排泄する事が出来ず、色が薄く臭いも弱いです。また、体重の減少や毛並みの割れ(毛割れ)も慢性腎不全によくみられる症状です。




少しでも慢性腎不全が気になりだしたら!
もしかしてうちの子も慢性腎不全では?と疑いがあれば、まずはすぐにでも腎臓病対応のフードをご利用ください。そして必ず病院で診察をお願いします。しかし残念ながら、通常の血液検査では腎機能の75%が失われた段階で無ければ明確な診断がくだせない事もあり、慢性腎不全の診断がくだされた時点では既に末期の状態である事も珍しくありません。ですので、通常の血液検査で「異常無し」と診断がくだされたからと言って安心は出来ません。日常の症状を見てご心配の場合は、慢性腎不全の早期発見が可能なSDMA検査を受けられる事もご検討ください。尚、結果的に検査で異常が見つからなかったとしても腎臓病対応のフードをご利用いただく事に問題はございません。メーカーによっては腎臓病対応のフードで栄養制限が施されているが故に、総合栄養食の基準を満たしていない製品もございますが、当店が取り扱います腎臓病対応フードは健康状態に問題が無い場合でも、通常食(予防食)としてご利用いただく事が可能な内容になっております。慢性腎不全が気になる際は、まずは腎臓病対応のフードに切り替え、一定期間与え続けた結果のご愛猫の体調を観察してください。また、10歳以上の子でシニア用をご利用中であれば、腎臓病対応フードを試しておいたり、混ぜて与えても良いかも知れません。予防として完全に腎臓病対応フードに切り替えても問題はありません。




よくある間違った水分のとらせ方!
慢性腎不全について調べていると、あちこちに「出来るだけ多くの水を飲ませてください」と書かれています。もちろん間違いではありません。腎臓の機能が低下していると言う事は、老廃物を排泄する効率が悪くなっていると言う事です。効率が悪い分、尿量を増やして少しでも多くの老廃物を排泄したいので、水分の摂取量を増やす事は非常に大切な事です。しかし、人間であれば1日に●●リットル飲もう!と自分の意志によって水分摂取量をコントロールする事が可能ですが、猫はそんな簡単にはいきません。元来、お水をあまり飲まない猫に、たくさんの水を飲ませようとしても無理な話です。そこでよくある間違いが、「味のついた水を飲ます」と言う行為です。例えば、鶏肉や魚の茹で汁や、野菜スープなど。水分が摂取出来ても余計な栄養まで摂取してしまいます。また、味のついたお水を飲む事によって、腎臓病対応のフードを食べなくなる事も少なくありません。水分の摂取量が増えたとしても、腎臓病対応以外のフードを食べて余計な栄養を摂取していては完全に支離滅裂です。ですので、お水を無理に飲まそうとはしないでください。苦手な子もいてるとは思いますが、水分量の多いウエットフードを使用したり、ドライフードをふやかすなどをして水分摂取量を増やしてください。それが無理なら、主治医に相談してご家庭で皮下点滴をする手段もございます。くれぐれも味のついた水を飲まして水分摂取量を増やそうとする事はしないようにお願いします。そして、「うちの子は全然水を飲んでくれない。。。」とお思いの場合も、意外と水分を摂取している事もあります。それは水分はお皿に入ったお水を飲まなくても食べ物からも摂取しているからです。ドライフードでも10%の水分が含まれますし、ウエットフードなら80%も水分が含まれています。必要な水分量はしっかりと摂取出来ているかもです。あまり気にし過ぎない方が良い場合もあります。ご注意ください。


一年を通して本当に多かったこの話題!
2019年最初のコラムはストルバイト結石について書きました。そして2019年最後のコラム(前回)もストルバイト結石とは書いていませんが、やはりストルバイト結石の原因となってしまう食生活について書きました。全く意識はしていませんでしたが結果的には、2019年の最初も最後もご飯の与え方についてでした。このコラムの題材は日頃のお客様からのお問い合わせやご質問などを参考にして書いています。それ程、この一年間はストルバイト結石についてのお問い合わせが多かったと言う事です。改めて何故ストルバイト結石が急増しているかを考えてみたいと思います。




ストルバイト結石急増の原因がこれ!
ストルバイト結石急増の大きな原因を考えるとふたつ思い浮かびます。ひとつは高たんぱく過ぎるフードの急増。高たんぱく過ぎるフードは確かに食いつきは良いです。お肉をたっぷり使用しているので。但し、たんぱく質を過剰に摂取すると尿のpHはアルカリ性に傾きやすくなり、ストルバイト結石の原因になります。また、お肉たっぷりなフードに肉類(茹でた鶏のササミや魚など)をトッピングして更に高たんぱくな食事に。更に更に間食のおやつやご褒美でたんぱく質である肉類を摂取。ストルバイト結石にならない方が不思議です。
そして、もうひとつの原因がペースト状のおやつです。あの有名なCMの。爆売れに便乗するかのように他社メーカーも類似品を発売。スーパーやホームセンターの犬猫用のおやつコーナーを覗くとぺースト状のおやつばっかりです。そのようなペースト状のおやつを与えだすと決まったようにフードの食いつきが悪くなります。味が濃くてペロペロ舐めるだけで食べられるのですから。その結果、食いつきの良い高たんぱくなフードに頼ったり、置きえさをしてダラダラ食べたり。くだらない商品を発売するメーカーもダメですが、一番の問題は飼い主様です。




可愛がると甘やかすは違いますよ!
フードの食いつきが悪くなった時は、原因はフードには無いと言う事を覚えておいてください。フードの食いつきが悪くなった原因はフード以外の食べ物です。もちろん体調不良でフードの食いつきが悪くなる場合もありますのでそれは例外です。体調が優れていてフードの食いつきが悪くなった際には、フードを変えるのでは無くフード以外の食生活を変えてください。フード以外の食生活を変えずにフードを変えても食いつきが良くなるのはフードを変えた初めだけです。それでまた別のフードに変えて初めだけ食べて徐々に残すようになり、また違うフードに変えてなんて事を繰り返していると次第にどのフードも食べなくなります。食べないからフードを変えるのは可愛がっているとは言えません。ただ単に甘やかしているだけです。フードを一種類に絞ってそれだけを与えていれば必ず食べます。当コラムでは幾度と無く書いていますが、ご飯は朝晩2回で食べなければお皿を下げる。そして間食は無し。それでも食べなければ病気です。すぐに動物病院で診察をお願いします。




2020年はペット業界全体でレベルアップを!
偉そうに聞こえるかと思いますが、日本のペット業界は残念ながらレベルが低いと感じています。もちろん私自身もそうですが、ペットショップの店員、繁殖者や獣医師もです。ストルバイト結石が、高たんぱくな食生活やダラダラ食いが原因と分かっている業界人がもっと多ければ、これ程までに日本の犬猫達がストルバイト結石に悩まされなくて済むはずです。「小型犬はダラダラ食べますからね~」や「猫は一度に沢山食べずにちょこちょこ食べますよ」なんて事を言われた飼い主様は「そうなんだ~。うちの子だけじゃ無いのね!」となります。小型犬や猫も正しく食生活を管理していれば一度にちゃんと食べます。特に獣医師は飼い主様からすると「先生」です。もう少し発言に責任を持って欲しいと思う2019年でした。皆様良いお年を。


子猫のご飯は一日何回?量はどうするの?
子猫と言っても生後数週間の子もいれば数か月の子もいます。ショップやブリーダーから来た子の場合は生後1ヶ月未満と言う事はあり得ません。現在の動物愛護管理法では、生後56日齢以降での引渡しが義務付けられています。と言う事は、ショップやブリーダーで購入した子の場合は、幼くても生後約2ヶ月以上の子だと言う事です。生後2ヶ月にもなれば離乳食では無くカリカリのドライフードを柔らかくふやかさなくても食べられます。もちろん柔らかくふやかしても結構ですし、ドライフードを使わずにウエットフードのみでも構いません。または、ドライフードにウエットフードをトッピングするような与え方でもOKです。個人的には最後のドライフードにウエットフードをトッピングする与え方がベストだと考えますが、「何を与える」かよりも「どのように与えるか」の方が大切です。




殆どのサイトが同じような事を書いていますが。。。
子猫を迎え入れた方の大半はスマホやパソコンで「子猫 ごはん 与え方」などのキーワードで検索すると思います。実際に検索してみますと、大手有名メーカーのサイトやペット用の保険会社などのサイトが沢山ヒットします。少しサイトの中身を覗いてみますと、殆どのサイトで、「生後半年くらいまでは一日に必要とするカロリーを4回~6回程度に分けて与えてください。」と書かれています。そして生後半年以上は一日に2回~3回と。正解と言えば正解かも知れませんが、その方法を貫ける飼い主様って結構少ないと思います。何故だかと言うと、自分のお家に生後2ヶ月で迎え入れて、生後半年まで一日5回程度のご飯を与えるとします。具体的には、朝・昼・夕・晩・寝る前、のようなスケジュールになるでしょうか。それを数か月続けて、生後半年になった頃にご飯の回数を朝晩2回に減らす事が出来ますか?今まで一日に5回ご飯をもらっていた子は、一日のご飯を朝晩の2回に減らした後も朝晩以外の時間帯にご飯を催促してくるでしょう。




対応を間違えるととんでもない方向に!
「催促するから与える」や「欲しがるから与える」と言った時点で大間違いなのですが。。。ご飯を一日5回から2回に減らした後に、今までご飯をもらっていた時間帯に愛猫が催促してくると、「ご飯は朝晩の2回だから、その他の時間帯はおやつを少しだけ」。よくあるケースだと思います。そうすると徐々に朝晩のご飯を残すようになります。そりゃそうですよね。催促すれば美味しいおやつをもらえるのですから。朝晩2回のご飯よりも美味しいおやつを。過去に何度もお話をしていますが、おやつは毎日与えるものではありません。おやつは欲しがるから与えるものではありません。常に主導権は飼い主様が握っていてください。結果的に見れば生後半年までに一日5回も6回もご飯を与えていた事がアダとなってしまうのです。




生後2ヶ月を過ぎればご飯は一日に2回で!
ショップやブリーダーから生後56日以上の子を家に迎え入れた際は、ご飯は朝晩2回でお願いします。正直、このような事を書いているサイトや書籍は少ないと思います。大半が上にも書いたように「生後半年までは4回~6回程度に分けて」や、回数が少なくても「3回に分けて」と書いているでしょう。しかし、多い情報が正しいとは限りません。生後1ヶ月を過ぎて離乳食を始めた頃は一日に3回でも良いと思います。それでも3回で良いと思います。もちろん食べっぷりや体調によっては異なりますが。健康状態も良くスクスクと成長している子であれば離乳期は3回でそれ以降は2回で充分です。小さい頃から「日中は何も食べない」を徹底しておくと後々楽になりますよ。


犬や猫を飼う人間としての「当然のマナー」!
まず私個人の考え方を申し上げますと、猫を家と外を自由に行き来できる飼い方をしている方を見ると、「その子を大切に思っていないのかなぁ」と思ってしまいます。もちろん家の中にも危険はありますが、家の外は家の中とは比べ物にならないほど、沢山の危険があります。車やバイクなどとの事故や動物虐待など。犬のノーリードも同じでリードは愛犬を事故から守る為の命綱です。ノーリードで散歩をする犬を見る度に「かわいそうな子だなぁ」と思ってしまいます。それに、犬や猫を飼う人間としての「当然のマナー」でもあると思います。猫を家の外に出すと言う事は、他人の家の庭に出入りする事もあるでしょう。その庭で糞尿の排泄をする可能性もあります。他人の車の上を歩いて傷をつける可能性もあります。そのような行為は、された側からすると良い気はしません。怒りの矛先は猫に向けられるでしょう。




うちの子は元野良猫で外に出たがるから・・・
このような意見もございます。正直、そんなの関係ありません。私の子達は先代猫も含め全て元野良猫です。外に出たがるからとか、出たがらないからとかは関係ありません。飼い主のマナーとして、愛猫を守る為として、外には出してはいけないと思います。こんな言い方はふさわしく無いかも知れませんが、元野良猫を保護し、家の中に入れたにも関わらず、外に出たがるから出すと言うならば、初めから保護しなければ良いのです。保護もしないのに野良猫にご飯だけを与えている人と同じなのでは。一度でも自分の家に招き入れたのならば最期まで責任を持って欲しいと思います。




もちろん健康管理の為にも!
外に出すと言う事は、外で何を食べているか分かりません。虫を食べたり小動物を食べたり。猫の食性からすると当然の事ですがその結果、寄生虫やウイルス感染の原因になります。その他には、野良猫用に置かれているご飯を食べたり、その子を見かけた人がご飯やおやつを与える可能性もあります。実際に、当店の近くでも数軒のお宅でご飯を貰っている子がいます。自分の家でどれだけ良質なフードを食べていても、外で安価なフードを食べていれば何の意味も無くなってしまいます。また、色んな家で、色んな場所で一日に何回もご飯やおやつを食べる事によって泌尿器系の疾患のリスクも高まります。健康管理の観点では何一つメリットは無いと考えます。




運動不足で太るのでは?
猫は犬と違って散歩に連れて行かないので運動不足で太ってしまうと言うご意見。犬の飼い主様の中にも、「散歩に連れていけないので太ってしまう」と言う方がおられます。気持ちは分からなくは無いですが正直関係ありません。そもそも食べさせ過ぎなければ太りません。運動不足で太ってしまうと言うのは失礼ですが言い訳です。おそらくそのような子の場合は運動をしっかりしていても太ります。結局は食事管理です。食事の時間と量をしっかりと決めて、間食を控えて規則正しい食生活をすれば太りません。ハッキリ言うと犬猫が太ってしまうのは飼い主様の責任です。くれぐれもお気を付けください。


酸性食品を食べると尿は酸性に傾くの?
よく聞かれます。「ストルバイトと言われました。尿を酸性にする為に酸性食品を沢山与えた方が良いですか?」

もう少し詳しく説明しますと、ストルバイト結石は尿のアルカリ化が原因です。尿を酸性に傾けると症状は緩和します。その為には、酸性食品を与えて尿を酸性に傾ければ良いですか?と言う内容です。酸性食品とは、その食品を燃やして出来た灰を水に溶かした際にその水のpHが酸性に傾く食品の事で、具体的には肉や魚などのたんぱく質を多く含む食品は一般的に酸性食品となります。と言う事は先の質問は、「ストルバイトと言われました。尿を酸性にする為にお肉や魚をを沢山与えた方が良いですか?」と言う事です。




酸性食品を食べても尿は酸性に傾きません!
結論から申しますと、酸性食品を食べても尿のpHは酸性に傾きません。逆にアルカリ性食品を食べても尿のpHはアルカリ性に傾きません。これは血液も同じです。ひと昔前に、酸性食品ばかりを食べていると体が酸化して老化が進むので積極的にアルカリ性食品を食べましょう!と良く言いました。ちなみにアルカリ性食品とは主に野菜や果物です。但し、あながち間違いでは無いのが、野菜や果物には、ビタミンやポリフェノール、カロテノイドなど抗酸化作用のある栄養素が多く含まれており、健康に役立つと言う点です。何度も言いますが、アルカリ性食品だから抗酸化作用があると言うわけではありません。




フードのpHで尿のpHはコントロール出来ません!
最近のフードパッケージには製品のpHが記載されている事があります。メーカーの真意は定かではありませんが、飼い主様の中にはフードのpHが尿のpHに影響するとお思いの方も多いはず。購買意欲を高める戦略と受け取られても仕方がありません。逆に飼い主様は勘違いをなされないようにお願いします。弱酸性のフードを食べても弱酸性の尿が作り出されるわけではありませんので。また、「このフードは尿のpHを6.2~6.5に保つように設計されています。」のような表現をしている製品もありますが、そんな事は実際に食べてみないと分かりませんし、食べた直後の数値なのか空腹時の数値なのかも分かりません。参考にすらならないと考えていただいても良いと思います。




シュウ酸カルシウムでも大きな勘違いが!
犬猫にとって、ストルバイトの次に多いと言われる結石がシュウ酸カルシウム。名前がシュウ酸とカルシウムなので、シュウ酸とカルシウムの摂取を制限する必要があるとお思いの方がおられます。シュウ酸とはいわゆる「灰汁(アク)」です。シュウ酸はあらゆる食品(食材)に含まれます。完全に避けて過ごすのは不可能な事です。ですから、少なくともシュウ酸はある程度摂取してしまっても、カルシウムの摂取は可能な限り控えたいと考えてしまいます。それが大きな間違いです。シュウ酸は本来、腸でカルシウムと結合して便と一緒に排泄されます。しかし、排泄しきれなかったシュウ酸が尿中でカルシウムと結合してシュウ酸カルシウムとなってしまいます。ですから、カルシウムの摂取量が少ないと便と一緒に排泄されるシュウ酸が減り、尿中のシュウ酸濃度が高まると言う事です。人間の食事に例えると非常に分かりやすいです。人間の食品でシュウ酸を多く含む代表が、「ほうれん草」「たけのこ」「コーヒー」です。犬猫と違って、人間に最も多い結石はシュウ酸カルシウムです。それを防ぐ為に、「ほうれん草にはちりめん」「たけのこには鰹節」「コーヒーには牛乳」と、シュウ酸を多く含む食品にはしっかりとカルシウムが含まれる食品を加えています。何事にも意味があると言う事ですね。


初めて犬猫と生活する方に多いです。
私は小さい頃から家に犬がいて、その後も常に犬や猫と生活をしています。また、25年以上ペットフードの販売をしていますと、沢山の情報をお客様から教えていただけます。そうした積み重ねでお陰様で沢山の知識を得る事が出来ています。しかし、初めて犬や猫を飼う方はとても不安な事が多いと思います。自分よりもはるかに小さい体の愛犬・愛猫の事となると不安や心配になって当然だと思います。ですが、インターネット上の誤った情報により負のスパイラルにどっぷりとはまってしまうケースが多く見受けられます。当コラムでは何度もお話をしている事も含まれ、過去の内容と重複してしまう事も多いかと思いますが是非ご覧ください。




家に迎え入れてから1ヶ月ほど経った頃が要注意!
仔犬や仔猫をショップやブリーダーから家に迎え入れます。殆どの方がケージを使用されるのでは無いでしょうか。生後3ヶ月未満の子であれば、引き渡しの際に「ご飯は1日3日~4回程度に分けて与えてください。フード以外の物は与えないようにしてください。」と説明を受けると思います。フードとは、ドライフードをふやかした物であったりウエットフードだったり。家に来た当初は緊張のあまり食が進まない子もいますが、数日経てばあっという間にお皿は空っぽに。その頃は「これで足りてるのかな?」と思うほどの勢いで食べてくれます。しかし、徐々にケージから出す時間が増え、人間の食べている物に興味をしめすようになり、飼い主様もフード以外に何かを与えたくなってきます。そんな時にテレビを見ていると、犬猫用のおやつのCMであったり、ペット関連のバラエティ番組でおやつを与えている風景を目にしますと、「少し程度なら大丈夫かな?」となっておやつを与えるようになります。最初は週に1回程度と決めていても、おやつを収納している場所に行って催促する愛犬・愛猫の姿を見ると徐々におやつの回数が増えてしまいます。または、犬の場合はワクチン接種が終わり散歩に行きだすと、散歩先でお友達におやつを貰うようになったり。こうなると負のスパイラル突入です。。。




次第にご飯を残すようになります。。。
おやつを与えだして日に日におやつの量や回数が増えてくると徐々にご飯を残すようになります。お皿を差し出しても少しだけ食べてその場を去ってしまったり、お皿の中身を確認したら一口も食べずに遊びに行ってしまったり。そのような愛犬・愛猫の様子をご覧になられた飼い主様は「ずっと同じフードだから飽きたのかも?」と思ってしまいます。この発想は更なる泥沼へ突き進んでいきます。フードに飽きたと思い違うフードを与えます。そうすると以前のように勢いよく食べてくれます。「やっぱり飽きていたのね!」と思うのも束の間、数日後にはまた残したり食べなくなります。そうなんです。飽きたのでは無かったのです。おやつが美味しいのでご飯を食べたくないだけです。次はトッピングの開始です。




まさに負のスパイラル。。。
フードを変えても変えても食べるのは数回だけ。おやつは食べるのにご飯は食べない。なのに何故か飼い主様は「うちの子は食が細いなぁ」と思いインターネットで調べます。そうすると、「小型犬や猫は一気に沢山食べられないので常にお皿にフードを入れていつでも食べられるようにしてあげましょう」と。更に、それでも食べない場合は、「鶏のササミをボイルしてトッピングをしましょう!」や「お肉たっぷり使用で食いつき抜群のフード!」などが目につきます。全てが誤った方向に進んでいる事をその時は気付かないのです。そうして、常に食べられるよう置き餌をしたり、ドライフードにササミなどの肉類をトッピングしたり、お肉たっぷりの高たんぱくフードを与えること数か月。排尿の様子がおかしいと感じ出します。そうです。ストルバイト結石や膀胱炎の発症です。




どの情報が正しいかを見極める事がとても大切です!
ストルバイト結石や膀胱炎の原因や食事療法は過去のコラムに幾度となく書いてきました。まだご覧で無い方は是非ご一読ください。ストルバイト結石や膀胱炎になってしまった事は今更後悔しても仕方がありません。それよりも治療と予防が大切です。治療と予防には食事の見直しが必要です。正しい食事を正しい方法でお与えください。


犬猫にも心臓病ってあるの?
人間同様に犬猫も高齢化がすすんでおり、高齢期の代表的とも言える疾患である心臓病。もちろん犬猫にも心臓病がございます。とは言っても心臓病にも色々な種類があり、犬は後天性の僧帽弁閉鎖不全症(弁膜症)が多く、猫は年齢に関わらず遺伝性の強い肥大型心筋症が多く見られます。それではそれぞれの心臓病についてもう少し詳しく解説致します。




犬に多い僧帽弁閉鎖不全症(弁膜症)とは?
犬の心臓病の大半と言っても良いと思います。それが「僧帽弁閉鎖不全症」です。弁膜症とも言います。正確には弁膜症のひとつである僧帽弁閉鎖不全症となります。読んで字の如く「僧帽弁」の「閉鎖」が「不完全」な「症状」です。僧帽弁とは心臓内にある逆止弁で、血液の逆流を防ぐ働きをしますが、この僧帽弁が完全に閉まらなくなる事によって血液が逆流し、全身へ上手く血液を送り出せなくなります。初期段階では心臓の頑張りによって目に見える症状はありませんが、血液の逆流が心雑音として聴診で見つかりますので、定期的な健康診断で早期発見が可能となります。また、病気が進行すると「咳」が出るようになります。これは血液の逆流が原因で心臓内に血液が溜まり心臓が肥大する事によって起こる咳です。散歩や運動の後、水を飲んだ後、興奮した時などに咳が見られる際は早急に診察をうけてください。




猫に多い肥大型心筋症とは?
心筋症は、「拡張型心筋症」「拘束型心筋症」「肥大型心筋症」に分けられます。この中で猫に多く見られる心筋症が「肥大型心筋症」です。肥大型心筋症とは、心臓の内側の筋肉が厚くなり心臓の内側の空間(心室)が狭くなる事によって、心臓内に溜める事が出来る血液量が減り、上手く全身に血液を送り出せなくなる病気です。犬の心臓病とは違い、加齢によるものよりも遺伝によるものが多いのが特徴です。この肥大型心筋症の大きな特徴が「無症状」です。病気がかなり進行しないと症状が出ません。肥大型心筋症を発症しても、はじめのうちは心臓が無理をする(頑張る)事によって全身に血液を送り出す事が出来ます。それが出来ている間は目に見える症状が殆どありません。しかし、心臓に限界が近づくと、全身にまわる血液の量が少なくなりますので、「元気が無い」「食欲が無い」「あまり動かない」などの症状が見え始めます。しかし、犬の心臓病の際によく見られます「咳」は殆ど見られません。その為、目に見える症状から肥大型心筋症を疑うようになった時には病気はかなり進行しているとお考えください。また、聴診でも雑音が認められない事も多く、犬の心臓病のように通常の診察で発見されると言うケースは非常に稀です。尚、早期発見には超音波検査が必要です。定期的にうけられる事をおすすめ致します。




心臓病になったらどうすれば良いの?
心臓病は種類に関わらず、基本的には治りません。いかに進行を遅らすかがポイントです。その為には、その時その時に応じた的確な投薬を行う事が重要です。そして太らさない事。これもとても重要です。太ると言う事は血管が伸びると言う事です。血管が伸びると言う事は心臓のポンプ機能をパワーアップさせないといけません。結果的に心臓に負担が掛かります。また、塩分(ナトリウム)の摂取を制限する事が大切とも言いますが、良質なプレミアムフードをお与えであればそれ程気にする必要はありません。但し、良質なシニア用のフードはしっかりとナトリウムが制限されているフードが多く、脂肪分も控えめで体重管理もしやすいので、心臓病が気になる高齢の子は良質なシニア用のフードを、若年期の子も年齢には適合しませんがシニア用のフードをご利用いただく事をおすすめします。更に、心臓の健康に役立つオメガ3脂肪酸を豊富に含むサーモンオイルをお与えいただく事もおすすめです。


改めて消化酵素とは?
過去のコラムにも幾度と無く登場しております消化酵素ですが、ここ最近のお問い合わせにも非常に多く出てきておりますので改めて解説致します。消化酵素とは読んで字のごとく消化の為の酵素です。食べた物を口の中で一生懸命に噛んで細かくしても、そのままでは体は吸収出来ません。消化酵素の働きによって、食べた物が本当の意味で体内に入る事が出来るほどまでに細かくなります。それが消化酵素のお仕事です。逆に考えると、消化酵素が無ければ食べた物も全く体に吸収されないと言う事です。良く分かる例が、消化酵素が不足している犬猫はご飯をしっかり食べているのに朝方や夕方に胃液を吐きます。食べているつもりでも食べた物を栄養に変える事が出来ていないのです。胃液を吐くからと言って空腹を防ぐ為にご飯を一日に何回にも分けて与える事を推奨する病院がありますがあれは間違いです。確かにその方法で胃液の嘔吐は止まるかも知れません。しかしその反面、必要以上の回数による食事で体に負担が掛かる為、膀胱炎や結石、膵炎などの病気を誘発してしまう可能性があります。ご注意ください。なんでもかんでも「体質」で済まそうとする病院はちょっとね。。。




それでは消化酵素はどうやって補うの?
少々ややこしい話になりますが、実は消化酵素は補う事が出来ません。消化酵素は体内で分泌される酵素の事で、唾液や胃液、膵液などに含まれます。その分泌される量は、体調や年齢などによって異なります。先の話に戻りますが、同じご飯を同じように食べている多頭飼いの場合でも、胃液を吐く子と吐かない子がいてますがそれはその為です。また、消化酵素には沢山の種類があり、分泌されている場所によって種類が異なります。代表的な消化酵素に「プロテアーゼ」「リパーゼ」「アミラーゼ」がありますが、プロテアーゼはたんぱく質を、リパーゼは脂肪を、アミラーゼはでんぷんを分解します。こちらも良く分かる例が、片栗粉でとろみをつけた料理を食べていると、いつの間にかサラサラになっていた経験はございませんか?片栗粉は主にじゃがいもからとれたでんぷんの粉です。でんぷんを分解するアミラーゼは唾液に多く含まれますので、食べている最中に唾液に含まれるアミラーゼがでんぷんを分解してしまう為です。




消化酵素の代わりが食物酵素!
消化酵素は体内で分泌される酵素ですが、同じような働きを持った酵素が食物酵素です。食物酵素とは生の野菜や果物、肉類や発酵食品などに含まれます。その為、私たち人間は生野菜のサラダや魚のお刺身やお寿司、納豆にヨーグルトにお漬物などなど。沢山の食事から食物酵素を摂取しています。また最も万能な食物酵素を持つ食材はと言うと「大根」です。脂っこいステーキやハンバーグ、焼き魚なども大根おろしと一緒に食べると食物酵素の働きでサッパリします。同じ魚料理でもお刺身やお寿司は食物酵素を補う事が出来て、焼き魚は大根おろしの食物酵素に頼るのは調理方法の違いで「加熱・非加熱」です。食物酵素は熱に弱く、約40℃の加熱で活性を失います。焼肉を食べる際に生のキャベツやキムチを一緒に食べるのも同じです。知らず知らずの間に食物酵素を口から摂取して、体内で分泌される消化酵素をサポートしているのです。そうしないと体内で分泌される消化酵素だけでは酵素不足に陥ってしまうのです。その酵素不足の代表格がドッグフードやキャットフードを食べている犬猫達です。




犬猫は人間以上に食物酵素を必要とします!
犬や猫は本来は生食です。犬猫に限らず人間以外の動物は火を使う事が出来ませんので、獲物を捕らえると生のまま食します。その生の食事には食物酵素が沢山含まれていますので、本来犬猫は体内で分泌される消化酵素よりも口から摂取する食物酵素を頼りにします。先にも述べましたが、食物酵素を口から摂取していないが為に、酵素不足に陥ってしまった事による症状は胃液の嘔吐以外にも沢山ございます。例えば、涙やけや軟便症、皮膚疾患(アレルギー)なども酵素不足が原因のケースが多いです。そのようなお悩みの際にはフードを選ぶ事も大切ですが、まずは食物酵素を摂取する事が先決です。また、体内では代謝酵素と言う酵素も分泌されておりますが、この代謝酵素は免疫機能など様々な代謝に関わっている非常に大切な酵素なのですが、食物酵素の摂取量が少なく、体内で分泌される消化酵素を無駄遣いしていると、代謝酵素が減ってしまい免疫力低下にもつながります。市場には色々なサプリメントが存在しますが、犬猫にとって最も必要なサプリメントは消化酵素サプリメントと言っても過言ではありません。健康なうちから消化酵素(食物酵素)をしっかりと補給するようにお心掛けください。もちろん人間も!


25年前のペットフードとは?
私がペット業界で働き始めたのが25年前。当時の主役はドッグフードなら「ペディグリーチャム」でキャットフードなら「カルカン」。両方とも同じメーカーの缶詰(ウエットフード)でテレビCMをバンバン流し、大型ペットショップの特売日には必ずと言って良い程、店頭に何百ケースと積み上げられ、開店前から長蛇の列。当時はホームセンターやドラッグストアが殆ど無い時代でしたので、「ペットフードの販売」=「ペットショップ」でした。その為、今ではペットショップでは良質なフードを中心に、ホームセンターやドラッグストアでは安価なフードを中心に販売と言ったイメージがありますが、当時は良質なフードが少なかった事もあり、ペットショップの売り場は現在のホームセンターのペットフード売り場にそっくりでした。ちなみに、当時の特売チラシの目玉商品は、「ペディグリーチャム」や「カルカン」の他に、「ビタワン」や「愛情物語」「ランミール」と言った10kgサイズで980円のドッグフードや、「フリスキー」や「ねこ元気」「ブレッキーズ」などのキャットフードで、「フリスキー」は1.5kgサイズで298円や398円などで販売していました。懐かしい。




次の時代の主役は獣医師推奨のあれ!
それから少しして勢力を拡大してきたのが、「獣医師推奨」の謳い文句でブレークした「サイエンスダイエット」。当時、私も上司から「サイエンスダイエットをお客様にすすめなさい!」と良く言われました。当時では超ハイクラスのペットフードでしたから。同じ時期に「アイムス」や「ユーカヌバ」が出て来て、ペットショップの売り場は徐々に現在の売り場に近づいて行きました。また、当時のペットフードではチキン主体が主流でしたが、低アレルギーと言う謳い文句で登場するのが「ラム&ライス」のペットフードです。主にドッグフードでしたけど。キャットフードはまだまだ安価なフードが主流でした。




ラム&ライスで一世を風靡したフードがこれ!
鶏と小麦の組み合わせが常識だったペットフードに、子羊肉と米と言う新たな組み合わせが登場します。それがラム&ライスですが、当時のラム&ライスと言えば、「ニュートロ ナチュラルチョイス」。低アレルギーを謳って爆発的に売れました。これが20年前くらいでしょうか。実際に皮膚疾患などのアレルギー症状が多く出始めた時代で、チキンベースからラム&ライスのフードに切り替えた事により、皮膚疾患が治ったと言うケースも多く見られました。その結果、チキンはアレルギーが出やすく、ラムは低アレルギーな食材だと言われましたが、実際は小麦に含まれるグルテンが原因の皮膚疾患で、お肉はチキンでもラムでもどっちでも良かったのです。




ヨーロッパからペットフードがやって来る!
上記に名前が出たフードは日本産もしくはアメリカ産のペットフード。日本国内のペットフード市場はその2か国で成り立っていたと言っても過言ではありません。しかし、当店Bros.を開業した2003年の少し前からヨーロッパからペットフードが輸入されるようになりました。このヨーロッパからペットフードが輸入されるようになった事により、ペットフードが一気にレベルアップしたと思います。また、アメリカで起きましたとペットフード大リコール事件により、ヨーロッパ製のペットフードを求めるお客様も拡大致しました。とは言っても当時はドイツのボッシュやアニモンダ、オランダのヤラー、イギリスのジャジーズチョイスなど数種類のみ。その後、ヨーロッパからイタリアのFORZA10やイギリスのフィッシュ4など次々と新しいメーカーが日本へ入って来て今に至るのですが、数年前よりペットフード業界に大きな動きが見られました。それがグレインフリー(穀物不使用)フードの登場です。




良い事ではあるが過剰なフードにはご注意を!
犬猫は肉食で穀物の消化が苦手。だから理想はグレインフリーのペットフード。特にトウモロコシを使用しているフードは粗悪だと。これらの発信元はアメリカやカナダのペットフードメーカーです。過去のコラム(とろもろこし(コーン)は本当に悪者なの?)にも書きましたが、2012年頃のアメリカ大干ばつの影響で、トウモロコシ価格が高騰し、ペットフードにトウモロコシを使用する事が困難になったアメリカやカナダのメーカーが、豆や芋を使用したフードを販売しグレインフリーのフードが急増しました。それだけなら別に大きな問題では無いのですが、嗜好性を良くするあまりに、お肉を使い過ぎの高たんぱく過ぎるフードが増えて、結果的に内臓疾患や泌尿器系の疾患を患う子が多くなってしまったように思います。ちなみにヨーロッパにもグレインフリーフードはありますが、アメリカやカナダのグレインフリーフードに比べますとたんぱく質は低めで体には優しくなっています。




これからのペットフードはこうなって欲しい!
とにかく安全で体に優しいフードが増える事を祈っています。正直、嗜好性いわゆる食いつきはそれほど重要ではありません。求めるのは安全な食事です。適度な量のおやつ(間食)であれば犬猫は何でも食べます。食べが悪ければおやつをやめれば良いだけです。嗜好性を重視すると体に負担の掛かるフードになってしまいます。あとはいかに生食に近いフードが作られるかです。どれだけ新鮮な食材を使用しても、製造工程の熱処理で大切な栄養素が失われてしまいます。今後のフードメーカーさんの開発に期待です!


粒の大きさを気にしだすと要注意かも!
仔犬や仔猫をショップやブリーダーで購入なされると、「このフードを与えてくださいね~」とフードの紹介を受ける事が大半かと思います。生後3ヶ月未満だと、そのフードをぬるま湯でふやかして与えてくださいと指示がある場合が殆どだと思います。それから暫くするとフードをふやかさずにカリカリのままで与えるようになります。その頃はがむしゃらに食事を摂りますので、フードの粒の大きさなんて気にせず、殆ど丸飲み状態の子も多いです。しかし生後半年近くになると、フードの食べが悪くなり、食事を残す事が多くなります。それを見た飼い主様は、「歯の生え変わりで硬い粒が食べ辛いのかも」や「この子には粒が大きすぎて食べ辛いのかも」と思う方も少なくはありません。でも本当にそうでしょうか?




犬猫の噛む力を甘く見てはいけません!
フードの食べが悪くなった時にフードの粒の大きさや硬さを原因になされるお気持ちは分からなくはありません。しかし実際には全く関係ありません。犬猫にとってみればカリカリのドライフードなんて柔らかいものです。犬は人間の数倍の噛む力があると言われています。猫でも人間の2倍の噛む力があると言われています。ドライフードを噛み砕くなんてとっても簡単なのです。それなら「何故粒が大きいと食べないの?」「小粒なら食べるのは何故?」「柔らかいフードなら食べるのはどうして?」と思われると思います。答えは簡単「面倒だからです」。




苦労してでも食べたいと思わせないとダメ!
人間の食事に例えますと、食べ物を予め食べやすいサイズにカットしてくれているととても食べやすいですよね。海老や蟹でも食べやすい状態で出された方が嬉しいですよね。犬猫も同じです。粒が小さかったり柔らかかったりするととても食べやすく、逆に粒が大きいとしっかりと噛まないといけないので食べにくいです。粒が大きいフードはそこまで苦労して食べたいと思っていないので食べないのです。実際に「食が細い」や「好き嫌いが激しい」とお感じの愛犬・愛猫は小粒は食べるけど粒が大きいと食べないと思われた方も少なくは無いのでは無いでしょうか。それでは何故そうなってしまうのかを考えて行きましょう。




食事の重要性をもっと意識させてください!
ドライフードを噛んで食べるのが面倒に感じてしまう原因は、嗜好性が高くドライフードよりも興味のあるものを与え過ぎているのが原因です。大好きなおやつを一日に数回与えていたり、安易に食べられる柔らかいおやつを与えていたり。その結果、食事を摂らなくてもさほどお腹が空かず、食事の重要性を感じずに、噛んで食べると言うしんどい思いをしてまでも食べたいと思わなくなってしまいます。また、おやつは与えていないと言う方の中には、「おやつは与えていないがご褒美は与えている」や「水分補給に鶏のスープを与えている」と言った方もおられます。私からすると両方ともおやつです。両方ともドライフードに興味を持たなくなる可能性は高いです。ご褒美や水分補給のスープはあくまでも補助食です。補助食よりも主食の方が大切なのは人間であれば誰でもわかると思います。でも犬猫には分かりません。しっかりと飼い主様が管理してあげてくださいね。


実は嫌いな商品の方が多いかも・・・。
当店は、数多くのメーカー様や問屋様に商品をご用意していただいております。今の当店があるのもメーカー様や問屋様のお陰です。でも、そのお世話になっているメーカー様や問屋様から新しい商品の紹介を頂戴しても二度と見たくも無い嫌いな類の商品も数多くもあります。いや、反対に嫌いな商品の方が多いかも知れません。今回はそんな嫌いな商品のごくごく一部になりますがご紹介したいと思います。(嫌いな商品なのに紹介って変ですが。。。)




自分がされたらどう思いますか!!!
まずひとつ目は、「早食い防止の食べにくい食器」。複数のメーカーから発売されています。実際の商品を名指しをするのは控えますが、大きなペットショップなどに行くと必ず売っていると思います。確かに早食いよりもゆっくり食べてもらった方が良い事は間違いありません。ゆっくり食べなさいと言っても食べてくれるはずもありません。だからと言って、食べにくい食器って。。。発想が情けない。メーカーの発想も情けないですが、そんな食べにくい食器で悪戦苦闘しながら食事を摂っている我が子を見てかわいそうと思わないのかと不思議になります。早食いをすると言う事は食欲旺盛で食べる事が大好きな子だと思います。その食べる事が大好きで、食事の時間を楽しみにしている子に「食べにくい食器」って。。。(涙)




おせち料理やクリスマスケーキなんて要る?
まぁ良く見かけますね。犬用や猫用のおせち料理やクリスマスケーキ。原材料や味付けに配慮がされているのでしょうが、犬や猫たちはそれを理解出来ると思いますか?自分の誕生日だからケーキを貰っている事を理解出来ますか?正月だからおせち料理(おかず)を貰えている事を理解出来ますか?
犬用や猫用のおせち料理やクリスマスケーキを与えると言う事は、人間の食事やおやつを欲しがるようになるだけです。クリスマスにケーキを貰えた子は、次に迎えたご家族の方の誕生日にケーキが食卓に並ぶと、ほぼ間違いなく欲しがるでしょう。この前は貰えたのに今回は何故貰えないのかと不思議がると思います。お正月に自分のフードでは無くおせち料理(おかず)を貰えた子はお正月が過ぎてもフード以外におかずを貰えると期待するでしょう。欲しがっても与えなければ良いのですが、催促に負けて与えてしまう方も多いでしょう。結果的には、好き嫌いや偏食のきっかけになるだけです。




ここ数年で最も嫌いな商品はこれ!
最後は問題外の商品。最近は色んなメーカーから類似品が販売されておりますが、元祖はCMでよく見かける「チャ● ちゅ~●」でしょう。当店では類似品も含めて、このような「ペーストタイプのおやつ」は絶対に販売致しません。物によると思いますが、これらの商品は、とても濃い味付けがされており、噛まずに食べられる事から、嗜好性が非常に高くなっています。その結果、これらの商品をおやつとして貰っている子は主食のフードの食べが悪くなる傾向があります。更に、フードの食べが悪くなるため、置き餌をするようになり、ダラダラ食いをして、膀胱炎や結石の発症に繋がっているご報告やご相談を多くいただいております。まぁ、当然の結果と言えば当然ですが。これらも含めて、嗜好性の高いおやつを毎日のように与えて、フードの食べが悪いからと言って、その子の事を「食が細い」や「味にうるさい」、「好き嫌いが激しい」などと表現するのは。。。喜ぶからと言って与えていると後悔しますよ。

まだまだ嫌いな類の商品は沢山あります。パッケージにペット用と記載してペット用として販売をするのはメーカーの自由です。大変失礼ながら、メーカーの人間は、消費者(飼い主様)や店舗販売員よりも知識が乏しい事も珍しくありません。疑問な点があってメーカーに直接問い合わせをした際に思うような回答が得られなかったと言う方も少なくは無いと思います。ペット用と記載してあっても犬猫にとっては不適切な商品が沢山あります。くれぐれもご注意ください。