ストルバイト予防食は自分で見つけられる?



療法食だけが予防食では無い!
ストルバイト結石。犬も猫も多いです。但し、必ずしも「療法食を与えなければならない!」わけではありません。

ストルバイトは尿がアルカリ化し、結晶が生成され、アルカリ尿が持続する事によって結晶が結合し合って結石になります。逆に考えると、アルカリ尿が持続しなければ良いのです。一日の中で尿は酸性に傾いたりアルカリ性に傾いたりします。尿は食後にアルカリ化します。空腹時に酸性化します。

少し前のコラムにも書いてますのでご覧ください。↓↓↓

尿路結石の最大の天敵は「偏食」




何よりも尿のpHチェックが大切!
ストルバイトの診断をうけるとまず間違いなく動物病院が取り扱う療法食をすすめられると思います。動物病院の療法食に抵抗のある方はプレミアムフードの療法食をご利用になられます。はじめはそれで良いと思います。でも大半の方がお悩みになられるのが「いつまで療法食???」です。ストルバイトの診断をうけると食生活を改善なされる事になると思います。今まで与え過ぎていたおやつを控えたり規則正しい食生活を心掛けたり。その結果、療法食を与えなくてもストルバイトを予防出来る可能性が出てきます。それを確認する為には、「日々の尿のpHチェック」がとっても大切になってきます。何度も言いますが、ご飯を食べると尿のpHはアルカリ性に傾きます。食べるフードの種類によって尿のpHの数値は異なります。出来るだけ食後の尿のpHの上昇が小さいフードを見つけ出してください。

●尿のpHの測定には【お家で簡単に尿のpHが測定出来ます!】pH測定紙(pH5.5〜9.0)をどうそ。




どんなフードを選べば良いの?
尿のpHの上昇が小さいフードとはどのようなフードなのか。一言で言うと「内臓にやさしいフード」です。決して高たんぱく過ぎるフードは選ばないでください。最近はそのようなフードが増えておりますのでご注意ください。具体的な銘柄につきまして、個々の体質等もありますのでこの場でのご紹介は控えさせていただきますが、お気軽にお問い合わせください。

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