やはり今年も多いこのお悩み。
それ、本当に夏バテですか?
去年の夏も同じような事を書きましたが・・・。
今年の夏もめちゃくちゃ暑い。9月に入ってもまだまだ暑い。9月って秋だったような。。。それはもう昔の話ですね。9月はまだまだ夏です。
このような季節になると必ず増えるのが「フードを食べない」「食欲が無い」と言うお悩み。そう、夏バテによる食欲不振のご相談です。
でもそれって本当に夏バテが原因の食欲不振でしょうか?暑さが原因でいつものフードを食べなくなっているのでしょうか?夏バテや暑さを言い訳にしているだけではありませんか?
と、言うのも私の愛犬や愛猫は夏バテや暑さが原因で食欲が落ちて、いつものフードを食べなくなった経験がありません。年齢は共に17歳です。
17歳のジジババ(両方ババですが。)が暑さに負けず、いつものフードをガッついているのに。何かおかしいですね。
1日2回の食事を徹底していれば・・・。
当店のお客様の中には、1日2回の食事を徹底して下さっている方が沢山おられます。
そのような方はおそらくこのように思っておられるはずです。
「暑いからって食欲が落ちる事なんてあり得ない!」
その通りです。暑くても食欲は落ちません。真夏のクソ暑い日でも食事の時間の何時間も前から催促をします。そしてお皿を出した瞬間にガッついて食べ切ってしまいます。これが普通です。
夏だからと言って食欲が落ちる事はありません。本当に食欲が落ちているのであれば何らかの病気が隠れているはずです。
でも本当に食欲が落ちているかどうかを見極める事が出来ない方が多い。それは何故なのか。
食欲の有無を見極める為には。
我が子の食欲の有無を見極める事が出来ない原因は不規則な食生活です。
フードを入れたお皿を差し出しても直ぐに食べ出さず、何時間も掛けてダラダラ食べていては食欲が有るのか無いのか判断が出来ません。
また、1日に何回もおやつを与えていると、おやつは食べるけどフードは食べない状況に陥ってしまいやすいので、食欲が無いのでフードを食べないのか、おやつが欲しくてフードを食べないのか判断しづらいです。フードへの肉類などのトッピングやスープも同じ。トッピングやスープだけを食べてフードを残してしまっていても、食欲が無くても残しているのか、トッピングやスープで満足してフードを残しているのか。
大変失礼ながら、このような不規則な食生活に陥ってしまっている方ほど「夏バテでフードを食べない。フードジプシーです。」とおっしゃられます。
「何を与えるか」よりも「どのように与えるか」を重要視して、愛犬愛猫の規則正しい食生活をお心掛けください。宜しくお願い致します。
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