コラム


このコーナーではわたくし「店長」が、皆様に知っていただきたい情報などを配信してまいります!

更新は不定期ですが是非お楽しみください!!

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どうして食べないの?
今も昔も、おそらく今後もずっと続くであろう「食べない」と言うお悩み。食べない理由には大きく分ければふたつ。

(1)体の調子が悪く食欲が無い
(2)わがまま

とても単純です。(1)の場合は、動物病院で診察をうけて適切な処置・治療を施し、少しでも食べやすい物を与えるなどの工夫が必要です。症状や病状に合わせての対応が必要になります。
次に(2)は原因は様々です。が、大きな原因は飼い主様の接し方です。いかに徹底出来るか。ご自身のその時その時の感情でむやみにおやつを与えたり、つまみ食いをさせてはいけません。決しておやつを与えてはいけない訳ではありません。習慣を大切にしていただきたいのです。人間でも朝・昼・晩とご飯を食べます。犬や猫も決まった時間帯にご飯を食べるのが理想です。当店では2回食(朝と晩(夕))をおすすめしておりますが、もちろん3回でも構いません。一番やってはいけないのが「置きエサ」です。




置きエサはどうしていけないの?
「うちの子は小食で・・・」や「好き嫌いが激しくて・・・」などとお思いの飼い主様。愛犬・愛猫は太ってませんか?
不思議に思われるかも知れませんが、フードをしっかりと食べて空になったお皿を舐めまわす程の大食漢の子は意外とスマートなんです。逆に、フードの好き嫌いが激しくて、いつもお皿にフードを残している子は太っている傾向があります。もちろん例外もありますが。この理由は「間食」ですね。
朝晩のご飯の時間が待ち遠しい子は間食が適量なのでお腹を空かしています。逆にお皿に入ったフードに「プイッ」とする子はご飯の時間にお腹が空いていなかったり、「プイッ」を続けていると好きな間食が出て来るのを待っている子ですね。また、「プイッ」とされた飼い主様の大半が、次のご飯の時間までお皿を出しっぱなしにしてしまいます。これが置きエサです。犬や猫からすると「いつでも食べられる状態」になってしまいます。こうなると「いつでも食べられるのに、いつまでも食べない」ようになります。今食べなくても平気だからです。まさしく悪循環。
また、置きエサをしてしまうご家庭の特徴として「日中に誰かしら家に居てる」傾向があります。これもイメージとは逆ですね。日中誰も居てなくて間食を与える事が出来ないので、お腹を空かしたら可哀想との事で置きエサをしてしまうのかと思いきや、そのケースは少数派です。「日中に誰かしら家に居てる」ケースでは、「家に居てる誰か」が間食を与えがちなので、犬や猫からすると、朝のご飯の時間に食べなくてもあとで何かが出て来ると思い込んでしまっています。そうです。好きな物しか食べなくなってしまうのです。逆に日中誰も居ないご家庭では朝のご飯を食べなければ晩まで食べるものがありません。だから出されたものをきっちりと食べてくれるのです。




どうしたら食べるようになるの?
答えは簡単です。飼い主様が我慢するだけ。犬や猫が我慢するのではありません。我慢が必要なのは飼い主様です。人間も同じですが、規則正しい食生活は健康を維持する為には必須条件です。間食がダメな訳ではありません。でも大切なご飯の時間に影響を及ぼす量の間食がダメなのです。人間の感覚で少量と思っていても、人間の10分の1や20分の1しか無い小さな体の犬や猫にすれば多過ぎるのです。間食が多過ぎず適量であればご飯の時間が待ち遠しくなります。必ず。また、「間食は与えていない」とお思いの方でも、「野菜や果物を切っている時に端っこだけ」や「ヨーグルトを食べる時に蓋の裏側についているのを」など、間食を与えている感覚がマヒしているケースも良くあります。「ほんの少し」は人間の感覚です。犬や猫からすると充分な量の可能性がある事をお考えください。そして最近気になるのが、猫用で多く見られます「ペースト状のおやつ」です。「直接袋からも与えられ、猫ちゃんとぐっと距離が近づく」などと謳っているメーカーもありますが、あれは偏食への入り口でしょう。製品を批判するつもりはありませんが、調味料で味付けされていますので美味しくて当然です。無添加のナチュラルフードを食べなくなって当然です。ご注意ください。

口うるさいコラムになってしまいましたが、最後に。近年は愛犬や愛猫を「息子」や「娘」、「我が子」とお呼びいただける方が増えて大変嬉しく思っております。とても大切にしていただけているのが強く伝わってきます。だからこそ「規則正しい食生活」をお願いします。ご飯を食べないのにおやつを与える親はいませんよね。病気になってからでは遅いです。今のうちに我慢をお願いします。


長寿が増えるのは嬉しい事です!
皆様ご存知の通り、犬猫の寿命は従来に比べて格段に延びています。医学の進歩やプレミアムフードの充実によるものと思われます。ですが、その反面、高齢期の病気が増えているのも事実です。寿命が延びて人間同様に高齢化が進んでいるので当然と言えば当然ですが。その中でも近年急増しているのが「腎臓病」です。いわゆる「CKD」。また、腎臓病が進行したものを「腎不全」と言います。目安としては腎臓の機能が著しく低下し、機能が正常時の30%以下程度に落ちた状態を腎不全と呼びます。腎不全になると、本来尿と一緒に排泄するはずの毒素が血中に残り、様々な症状を引き起こします。尚、腎臓病は初期段階では殆ど症状が出ないのが恐ろしい点です。嘔吐や食欲不振、毛艶が悪くなった、尿が薄い、水の飲む量が増えた、などがあれば早い目に主治医に相談なされる事をおすすめします。




どうして腎臓病になるの?
原因は腎臓の過労です。中には先天的に腎臓の働きの弱いケースもありますが、殆どが加齢によるものが原因です。また、腎臓はお肉に含まれます「リン」の排泄を主な仕事としますので、肉食である猫に多いのも特徴です。(肉類にはリンが多く含まれます。)猫が水分をあまり摂取しないのも腎臓病が多い原因のひとつになると思います。だからと言って若い頃からお肉の摂取を控えるのは良くありません。腎臓の健康を保つ為には、お肉も必要だからです。但し、過剰なお肉の摂取は若い頃から控えた方が良いと考えます。また、水分をしっかりと摂取し、尿量を増やして腎臓の働きをサポートしてあげましょう。その為には、ドライフードオンリーの食生活では無くウエットフードなど、水分を多く含むお食事を取り入れるのも大切だと思います。




サプリメントを活用しよう!


腎臓病には残念ながら「治す薬」はありません。また、腎臓病自体が治ると言う事は無く、いかに進行を遅らせるかがポイントです。その為には、リンやカリウムの摂取を控えたり、水分摂取量を増やしたりして腎臓の働きをサポートしてあげるのですが、ここ数年の研究で腸内環境の改善で尿毒素の排泄が促進され、腎臓病進行の抑制が期待出来ると分かってきました。また、マッシュルームに含まれるシャンピニオンエキスが血液中のクレアチニンを低下させ、腎不全の進行を遅らせる事が期待出来ると言われています。その他、乳酸菌やシャンピニオンエキスを含むサプリメントを腎臓病対策で使用する事が増えて来ています。


皆さんはどうしてますか?
これからの季節に多くなってくるお問い合わせが「ドライフードの保存方法」です。誰もが容易に思いつくのが「高温多湿を避ける」ですよね。わざわざ直射日光を当てて保存する人はいないと思います。食器棚や納戸、床下収納庫などの冷暗所を保管場所として選ぶことが多いと思います。又は冷蔵庫ですね。賛否両論のあるドライフードの冷蔵庫保存ですが真実は???
ちなみに冷蔵庫保存反対派の見解は「冷蔵庫に保存すると冷蔵庫の低温から室内の常温へと出し入れをくり返しているうちに、粒の表面に細かい水滴(結露)が発生し、湿気によってカビが生えやすくなります。」との事。

メーカーや販売店によって意見が異なりますので、何が正解なのか正直分かりません。正解があるのかどうかも不明。




そもそもドライフードは腐るの?
当店が取り扱いますドライフード、俗に言うプレミアムフードは合成保存料を使用せずに天然の保存料によって品質が保たれています。決して保存性に優れた製品とは言えません。
しかし、そもそもドライフードは水分含有量が10%程で、すぐに「腐る」と言う事はありません。但し、脂分(油、オイル)の酸化が心配。脂分の酸化の条件としては、「酸素に触れる」と「気温の上昇」です。酸化した脂分の摂取は体にとって「百害あって一利なし」。




毎日、毎食の開け閉めが最も注意が必要!
脂の酸化の条件が「酸素に触れる」と「気温の上昇」ですが、まずは「酸素に触れる」を考えていきましょう。
ドライフードが酸素に触れる機会と言えば毎食の給餌時ですね。400gや1kg、3kgなど袋の大きさは様々ですが、1週間で使い切る場合があれば1ヶ月、2ヶ月と使い切るまで時間が掛かる場合もあります。1週間程度ならさほど気にする必要は無いと思いますが、1ヶ月となると1日2回の食事でも60回開け閉めを繰り返す事に。2ヶ月なら120回。ちょっと心配ですね。そうならないように大き目のサイズの製品を購入なされた際は、1週間程度で使い切れる量で小分けしておくと良いでしょう。




保存場所はどこが良いの?
問題はこれですね。低温が良いのは間違いないのですが、先に述べました通り、「冷蔵庫に保存すると冷蔵庫の低温から室内の常温へと出し入れをくり返しているうちに、粒の表面に細かい水滴(結露)が発生し、湿気によってカビが生えやすくなります。」と言う説が気になりますよね。

例えば、夏の暑い時期にクール便(冷蔵便)発送をご希望になられるお客様が居られます。「運送会社の暑い車の荷台に何時間もフードを置いておくと品質が心配」と言う方がクール便(冷蔵便)発送をご希望になられます。この場合はお受け取り後も冷蔵庫にて保存をお願いしております。理由はやはり上記の結露です。しかし、この場合は冷蔵庫で保管してお届けしたフードを長時間にわたって常温保存していただくと危険と言う意味です。人間用の食品でも同じだと思います。一旦、冷蔵庫で保存した食品を常温保存に切り替える方は少ないと思います。でも、冷蔵庫で保存している食品を、その時使う量だけ取り出して、残った分は再度冷蔵庫に戻しますね。ドライフードもそれで良いのではないでしょうか?少なくとも私はそうしています。但し、出来るだけ出し入れの回数が少なく済むように小分けをして保存しています。例えば1袋を4個に小分けすると、3個は冷蔵庫に入れっぱなしで1個は毎食時に出し入れする事になり、それが無くなったら残りの3個のうちの1個を毎食時に出し入れと言う感じで。

もちろん必ず冷蔵庫に入れないといけないわけではありません。直射日光が当たらず気温の上昇が抑えられる場所があれば、そのような場所でも大丈夫です。具体的には25℃以下の保存が好ましいと思われます。(未開封でも。)

また、クール便(冷蔵便)発送の必要性に関しては、必ずしも必要だとは考えておりません。何日間も運送会社の車や倉庫に保管される可能性がある場合はクール便(冷蔵便)発送は安心だと思います。ですが、通常のお受け取りの際は当店を出荷してから1日~2日後にはお受け取りいただくと思います。その程度の時間ではドライフードの品質には問題が無いと考えます。




どれくらいの期間で使い切るのが良いの?
ほぼ全てのメーカーが「開封後は1ヶ月以内にご利用ください。」や「開封後は早い目にご利用ください。」と謳っています。季節や保管環境によっても異なると思いますが、簡潔にまとめますと、開封後常温保存なら1ヶ月以内、冷蔵庫保存なら2ヶ月以内のご利用が目安になると思います。但し、先にも述べました通り、開け閉めの回数を出来るだけ少なくなるよう小分けをおすすめします。


そもそも乳酸菌って何?
最近はチョコレートなどのお菓子類にも「乳酸菌入り」って見かけますね。乳酸菌は名称から「乳製品」とお思いの方もおられるかと思いますが、牛乳とは全く関係がありません。確かに乳酸菌とは言えば「ヨーグルト」が真っ先に思い浮かびますからね。それでは何故「乳酸」と名称につくのか。

実は乳酸菌とは、糖類(ブドウ糖、乳糖、オリゴ糖など)を分解して乳酸をつくる細菌の総称です。また乳酸とは、簡単に言えばエネルギー源です。結果、乳酸菌はエネルギーを作り出す細菌と言う事です。

また、乳酸菌の働きとして最も知られているのは、腸内環境の改善ですね。腸内には、体に良い働きをする善玉菌と、悪い影響を与える悪玉菌が同居しているのですが、善玉菌は腸の働きをサポートしてくれて免疫力を高め、下痢や便秘を防ぐなど健康に役立ちます。逆に悪玉菌は腸内で腐敗を起こし、発がん性物質など有害物質を作り出します。この善玉菌優位の環境を作り出すのに必要なのが乳酸菌なのです。但し、乳酸菌は長時間腸内には生息出来ません。ですので少量でも毎日摂取する事が大切になります。また、動物性たんぱく質や脂肪を多く含んだ肉類を主食とする犬猫は悪玉菌が増える傾向がある為に、人間以上に乳酸菌の摂取が必要になります。




野生の肉食動物はどうなるの?
肉類を主食とする動物は悪玉菌が増える傾向があると言いましたが、野生のトラやライオンはどうなるの?と思いますよね。それは、獲物の胃の中から摂取しています。肉食動物や草食動物を食して生活をしています。片や草食動物は草や野菜などを食して生活をしています。その草食動物の胃の中では野菜や果物が発酵して乳酸菌をがたっぷり含まれています。なので、肉食動物は草食動物の胃の中身を食べるのです。
そう考えると、犬猫がいかに乳酸菌不足になっているかが分かりますよね。健康をサポートする為にも乳酸菌や発酵した野菜をしっかりと摂取するように心がけましょう!


特発性膀胱炎って何?
早速ですが、膀胱炎って言われると何となくでも、どんな疾患かはわかると思います。膀胱が細菌に感染して炎症を起こし、尿が思うように排泄出来なくなって、元気や食欲が無くなり、最悪の場合は尿毒症などを併発し命に関わる事も。但し、しっかりと治療すればそれほど怖い病気ではありません。しかし、細菌感染が見られないにも関わらず膀胱炎になる事があります。それが特発性膀胱炎です。犬には殆ど見られませんが、実は猫の膀胱炎のうち、6割は特発性膀胱炎だと言われています。「特発性」とは「原因不明」と言う意味ですので、動物病院でも思うように治療が出来ず、何度も繰り返してしまうのが特徴です。




ストレスが原因と言う説も
原因不明と言われる特発性膀胱炎ですが、「ストレスが引き金になって起こる」と見るケースが多いようです。しかし正直わかりません。個人的には結果論に過ぎないようにも思います。元来、猫はストレスを感じやすい動物ですので、100匹いれば100匹共に何かしらのストレスを感じて生活していると思います。結果、特発性膀胱炎を発症した猫はストレスを感じていると言えますが、ストレスが原因とは言い切れないと考えます。それよりも気になるのが食生活です。




ストレスよりも食生活が原因かも
猫は本来、生食を食生活として生きる動物です。小動物などを捕まえて熱を加えずに生のまま食します。しかし、人間を家族に持つ猫達はドライフードや缶詰(ウエットフード)を主食とした食生活を送っています。本来の食生活である生食は「水分がたっぷり」「酵素がたっぷり」「乳酸菌がたっぷり」であるのに対し、ドライフードは「水分も酵素も乳酸菌も不足がち」、缶詰(ウエットフード)は「水分は摂取出来るが酵素と乳酸菌が不足がち」になります。これは大きな問題です。実際に特発性膀胱炎を患う子の大半はドライフードのみの食生活を送っていると言われています。出来る限りドライフードオンリーにならないように、好きな缶詰(ウエットフード)を見つけていただき、ドライフードと併用するようにお心掛けください。また、酵素や乳酸菌はサプリメントやフリーズドライフード、冷凍フードなどから補給するようにお願いします。それと、ダラダラ食いの禁止。ダラダラ食いは尿のpHをアルカリ性に傾けてしまいます。アルカリ尿は膀胱炎を起こしやすい環境です。出来る限り酸性尿を維持出来るように規則正しい食生活を!


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血液検査でチェックしましょう!
高たんぱく食は肝臓・腎臓に負担を掛けないと言う説がございます。しかし私はそうは思いません。もちろんシニア期でも良質なたんぱく質は必要です。肝臓・腎臓の健康をサポートする為にもたんぱく質は必要です。それは間違いございません。しかし、高齢犬に30%を超えるたんぱく質量のドライフードや高齢猫に40%を超えるたんぱく質量のドライフードを自分の愛犬・愛猫には与える事が出来ません。もちろん個体差がございますので、それらのドライフードで対応出来る臓器を持つ子達も居てるでしょう。でも実際は殆どの子が血液検査で引っ掛かると思います。何に引っ掛かるかと言うと、肝臓や腎臓への影響です。肝臓や腎臓の状態は血液検査をすればすぐに分かります。日頃の食生活で肝臓や腎臓に負担を掛けてしまっている場合は血液検査の数値にあらわれます。また、高たんぱく食は、膀胱炎や尿結石の原因になる事もあります。こちらも結局は高たんぱく食による肝臓や腎臓への負担が影響しています。




好き嫌いの激しい子ほど注意しましょう!
好き嫌いの激しい子は当然のようにドライフードを選り好みしちゃいます。あれはキライ、こっちが好きなんて事で行きつく先は高たんぱくなドライフードに。当然のように高たんぱくのドライフードにはお肉がたっぷり含まれており、とても美味しく感じます。人間でも同じですよね。美味しい物ほど食べ過ぎると・・・。また、好き嫌いの激しい子は朝晩のご飯を残す事が多くなるでしょう。その為、食べたご飯の量が少ない事を心配をした飼い主様が間食を与える機会が多くなる傾向があります。また、その際の間食も美味しいお肉の塊に。結果的に、とっても高たんぱくな食生活になります。若い頃は大丈夫でも歳を重ねるにつれて色々と問題が出てきます。その時に改善しようと思っても長年の習慣はなかなか抜けません。若い頃から規則正しい食生活を心掛けましょう。




血液検査に異常が出ればご相談ください!
肝臓や腎臓だけではありませんが、血液検査に異常があれば、まずはご相談ください。的確な投薬も大事ですが、やはり食生活の見直しが大切です。療法食タイプのプレミアムフードも増えて来ておりますが、「どれを選べば良いのか?」・「いつまで療法食タイプのフードを与えれば良いのか?」・「ずっと療法食タイプのフードを与えていても問題無いのか?」などなど、お悩みは尽きないと思います。もちろん結石や膀胱炎、皮膚トラブル、外耳炎などでも食生活の見直しで改善出来るケースが多くあります。一人で悩まずにお気軽にご相談ください。


尿路結石の原因を考えよう!
相変わらず多い、犬猫の尿路結石。。。昔は猫の代表的な疾患でしたが、今は犬の方が多いのでは???と思うほど。もちろん猫も未だに多いですが。
今までにも当コラムでは何度が尿路結石についてお話をしてきましたが、改めて!

尿路結石を体質のせいにしない!特にストルバイト。

何故なら、多くの動物病院が「体質ですね~」で済ませてしまうからです。尿路結石になるにはそれなりに原因があります。その原因を突き止めて改善しようとせずに体質で済ますなんて(怒)それでは何度も繰り返してしまいます。ですので、今回は少し厳しい目線で尿路結石(ストルバイト)の原因について考えてみたいと思います。



「だらだら」は危険!
もちろん例外はありますが、尿路結石になる犬猫の大半が「主食嫌い」です。主食嫌いとは、朝晩のご飯をきっちりと食べない子。で、おやつは喜んで食べる。これは飼い主様側にも大きな原因があるのですけどね。

要はこんな感じです。朝起きて、朝ご飯を食べます。しかし、ドライフードはあまり好きでは無く少ししか食べない。昼前にはお腹が空いておやつを求める。又は、朝ご飯を少ししか食べていないので、お腹が空いているだろうと心配になり飼い主様の判断でおやつを与えてしまう。夕食までの間にそれが数回続く。そして、いざ夕食の時間になるとあまりお腹が空いていないので、少ししか食べずに、就寝までの間に何度かおやつを食べる。そして翌朝になり同じ生活を繰り返す。これはどちらかと言うと犬に多いですね。

猫に多いのは、いわゆる「置きえさ」です。お皿にたくさんドライフードが入ってあり、いつでも好きな時に食べられる状態です。これはとっても危険。

何故なら、先の犬の場合と同じですが、「空腹時間」を作れないからです。空腹時間が無いと言う事は、内臓が休む時間が無いと言う事です。尿路結石(ストルバイト)は尿がアルカリ性に傾いて発症する疾患です。内臓が一生懸命働いていると尿はアルカリ性に傾きます。逆に内臓が休んでいる時は尿は酸性に傾きます。もうわかりましたね。だらだら食べていると尿はアルカリ性に傾きっぱなしになるのです。そして尿路結石(ストルバイト)に。
ですので、尿路結石(ストルバイト)になる子の大半が、「好き嫌いの激しい子」「食生活が乱れている子」なのです。規則正しく、朝晩2回のご飯と適度な間食(1回)。一日の中で、食べ物を口にする回数を減らす事が出来れば最大の尿路結石(ストルバイト)予防法になります。
また、ウエットフードは嗜好性が高くて喜んで食べてくれるケースが多いので、規則正しい食生活を行いやすく、水分をしっかりと摂取出来て、尿量が増えますので尿路結石予防には最適です。是非取り入れてみてくださいね。


コレステロールが高い時は?
今回は良く頂戴するご質問についてお話ししたいと思います。
動物病院の血液検査の結果で「コレステロール値が高いので注意してくださいね。」と言われた事のある飼い主様も少なくは無いと思います。
大抵そのような時は「低脂肪のフードに変えたいので教えてください。」とのお問い合わせを頂戴致します。
確かに脂肪分たっぷりのギトギトしたフードはおすすめ出来ませんが、低脂肪のフードに切り替えるのはちょっと間違いなのです。




高コレステロールが絶対悪いわけでは無い!
殆どの動物病院で行う血液検査で調べますのは「総コレステロール」と言うものの値です。


総コレステロール=善玉コレステロール(HDLコレステロール)+悪玉コレステロール(LDLコレステロール)


と、なっており、読んで見た目の通り、良いコレステロールと悪いコレステロールがあるわけです。その合計が血液検査の結果として出ます。人間の医療機関では、それらの詳しい数値までも計測される事が多いですが、動物病院では総コレステロールの数値までしか計測されない事が殆どです。ですので、総コレステロールが高いと言っても、それが悪いわけでは無くその中身(善玉と悪玉の比率)が重要なのです。善玉コレステロールが多いのはとても良い事なのです。




コレステロールが気になる時はオイルを摂ろう!
先にも述べましたが、コレステロール値が気になるので低脂肪のフードに切り替えるのは間違いです。なぜなら、善玉コレステロールを増やすにはオイルの摂取がポイントなるからです。だからと言って、何でもかんでもオイルを摂取すれば良いわけでは無く、オメガ3脂肪酸を多く含むオイルの摂取が必要です。オメガ3脂肪酸は善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを減らすと言われています。ですので、このような時には単純に低脂肪のフードを選ぶのでは無く、オメガ3脂肪酸を多く含むサーモンオイルやチアシードなどを含むフードをお選びください。また、オメガ3脂肪酸を積極的に摂取したい場合はサプリメントのご利用もおすすめです。



【天然の活性オメガ3脂肪酸をちょい足しでご馳走に!】ワイルドアラスカン サーモンオイル
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日和見菌って何?
まずは読み方ですが、日和見菌【ひよりみきん】と読みます。難しそうに思えますが案外そのまんまですね(笑)
この日和見菌は腸内細菌の一種です。腸内で生息する細菌を大きく分けると、「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」になります。
善玉菌と悪玉菌は有名ですね。詳しく分からなくても何となくどのような細菌かは想像が出来ると思います。簡単に説明すると、善玉菌は腸内で作用して腸内の健康を保ち、尚且つ体の免疫力を高める役割を果たす細菌です。悪玉菌は免疫機能の低下を始めとして、ガンや生活習慣病などの病気を引き起こす細菌。当たり前の事ですが、悪玉菌を減らし善玉菌を増やしたいですね。
そして今回の主役である日和見菌ですが、実は単独では体に何の影響も与えません。更に驚く事に腸内細菌の7割程度がこの日和見菌だと言われています。




日和見菌を味方につけよう!
免疫細胞の集結場所である腸内に生息する細菌の7割程度が日和見菌ですが、単独では体に何の影響も与えないと言いました。しかし実は非常に厄介なんです。何とこの日和見菌は、悪玉菌が腸内で優勢になりはじめると悪玉菌的な作用を働くようになり、逆に善玉菌が腸内で優勢になり始めると善玉菌的な作用を働きます。と言う事は、10割の内の7割が日和見菌だとすると、残りの3割で善玉菌と悪玉菌が争いをし、勝った方が7割の大軍勢である日和見菌を味方に出来ると言う事です。これは何としても善玉菌優勢の腸内環境を作らなければいけません!




善玉菌を増やそう!
善玉菌を増やす為には、乳酸菌サプリや発酵食品などのプロバイオティクスの摂取と、食物繊維やオリゴ糖などのプレバイオティクスの摂取。そして、リコピンやβカロチン、アントシアニンなどのファイトケミカルの摂取!更に合成添加物などの有害物質を摂取しない!!!規則正しい食生活で善玉菌を増やし、理想的な腸内環境を目指しましょう!



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外耳炎とは?
名前の通り、外耳部分に炎症が起こることを外耳炎といいます。炎症が起きる事により嫌なニオイを発し、犬猫の体臭の原因になる事も多いです。また、外耳炎発症時にはマラセチアなどの真菌が増殖する傾向があり、背中やお腹などの耳以外の部分にまで炎症が広がる可能性があります。
症状としては外耳部分が赤く腫れ上がり、痒みを伴う為、しきりと頭を振ったり、足で耳(首付近)を掻こうとしたりします。




原因は?
殆どの場合が食生活が原因です。先にも述べました通り、外耳炎発症時にはマラセチアなどの真菌が増殖する傾向がありますが、真菌が増殖する原因は外耳部分の湿気です。湿度の高い所にカビが発生しやすいのと同じです。また、外耳部分に湿気が多くなる原因は一種のアレルギー反応とお考えください。簡潔に申し上げますと、食生活が原因でアレルギー反応を起こし、耳がただれて真菌が異常繁殖する。これが犬猫に多く見られます外耳炎です。




解消法は?
食生活が原因のアレルギーと言っても原因は様々ですが、外耳炎の際のアレルゲン(アレルギーの原因物質)は大半がグルテンです。グルテンとは小麦などに含まれますたんぱく質の事です。ですので、外耳炎を発症している犬猫に多いのが、ビスケットやクッキーのおやつを食べていたり、ご家族の朝食時にパンのお裾分けをもらっていたり、小麦粉主体の安価なフードを食べていたりする傾向が強いです。犬用として売られているパンでも同じです。(販売をする無知なメーカーが悪いのですが。。。。)お気をつけください。出来る限り穀物不使用のフードを選び小麦不使用のおやつを与えるようにお心掛けください。