コラム


このコーナーではわたくし「店長」が、皆様に知っていただきたい情報などを配信してまいります!

更新は不定期ですが是非お楽しみください!!

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そもそも食物不耐症って何の事?
あまり聞きなれない言葉だと思いますが、食物不耐症(しょくもつふたいしょう)と読みます。食物不耐症とは体内に摂り入れた食べ物を完全に消化出来ない事を言います。代表的なのが乳糖不耐症です。簡単に言うと、「牛乳を飲むと下痢をする事」です。乳糖不耐症の方は、牛乳に含まれる「乳糖(ラクトース)」を消化分解する「ラクターゼ」という消化酵素が不足しており、牛乳を飲みと乳糖を分解出来ない為に下痢を起こします。ちなみに犬猫の殆どが乳糖不耐症です。ですので犬猫に牛乳を与えるのはおすすめ出来ません。犬猫用として良く見かけるヤギミルクは、牛乳よりも「乳糖(ラクトース)」が小さい為、乳糖分解酵素である「ラクターゼ」が不足していても下痢をしにくいと言われています。




不耐症の中で最も要注意なのがこれ!
最近は人間にも非常に多くなっていますが、食物不耐症の中で最も気を付けないといけないのがグルテン不耐症です。小麦や大麦に含まれるグルテンを消化分解出来ずに起こるアレルギーに似た症状です。乳糖不耐症と同じく、殆どの犬猫がグルテン不耐症です。また、乳糖不耐症は下痢や軟便などお腹に影響が出る事が多いですが、グルテン不耐症はお腹よりも皮膚に症状が出るケースが多いです。ですので、愛犬・愛猫が皮膚疾患でお悩みの際は、まずは小麦を排除した食生活をお心掛けください。犬猫用の製品であっても、結構な確率で小麦が使用されています。皮膚疾患でお悩みの際は、フードやおやつをご購入なされる際に、しっかりと原材料チェックをお願いします。慢性的な外耳炎の原因としてもグルテン不耐症がとても多いです。




不耐症とアレルギーは別物です!
上のふたつでご紹介した、乳糖不耐症とグルテン不耐症ですが、原因となる代表的な食材は牛乳と小麦です。ですが、不耐症はアレルギーではありませんので、アレルギー検査をしても牛乳と小麦に陽性反応が出るわけではありません。また、そもそも食物アレルギーがある犬猫は実は殆どいません。人間でも食物アレルギーの何十倍も食物不耐症の有病率が高いと言われています。ですので、今までお悩みの症状の原因が食物アレルギーと思っていた場合も、実の原因は食物不耐症である可能性が非常に高いです。事実、アレルギー検査で陽性反応が出た食材を摂取してもアレルギー症状が出ない事が多いです。




アレルギーでは無く不耐症を疑え!
慢性的な痒みや皮膚の赤み、下痢軟便、外耳炎などの症状でお悩みの場合は、まずはアレルギーでは無く不耐症を疑ってください。実際のところ、殆どが不耐症が原因となっています。まずは、乳製品と小麦製品の摂取を控え、体内に摂り入れた食べ物を完全に消化出来るように、消化分解に必要な消化酵素の摂取をお願いします。消化酵素は下記のような製品から摂取が可能です。

スパイラルエンザイム生酵素
C&R ベジタブルエンザイム

もしくは、食事を加熱済みのドライフードやウエットフードでは無く、非加熱の冷凍フードやフリーズドライフードにお切り替えください。非加熱のフードには食材本来が持つ消化酵素(食物酵素)が含まれますので、体内に摂り入れた食べ物の消化が安易になります。結果、食物不耐症の症状を抑える事が出来ます。極端な話しですが、犬猫用の食事(ペットフード)を止めて、生の新鮮な牛肉ばかりを毎日毎食与えると、大半の皮膚疾患は治まります。アレルギー検査で牛肉に陽性反応が出ていてもです。それだけ、皮膚疾患の原因はアレルギーでは無く食物不耐症であるケースが多いと言う事です。但し、牛肉だけの食事だと栄養が偏りまくりですので絶対にしないでくださいね。例えばの話しですのでご注意ください。


与え方を間違えると食べが悪くなります!
皆様ご承知の通り、犬猫のフードにはドライフードとウエットフードがあります。ドライフードのみの子もいれば、ウエットフードのみの子もいると思います。そのような子は、ドライフードかウエットフードをひとつのお皿に入れて食べさす事になるかと思いますが、問題はドライフードとウエットフードを併用しているケースです。今回はそのドライフードとウエットフードを併用する場合の食事の与え方についてお話をしたいと思います。間違った与え方をしている方が非常に多いのでくれぐれもご注意ください!




ふたつ以上のお皿を用意するのはダメ!
ドライフードとウエットフードの併用と言っても考えられる与え方は数種類ございます。その中で絶対にしてはいけないのが、ドライフードとウエットフードを別々のお皿で与える事です。特にダメなのが、ご飯の時間が来ると、まずはウエットフードを入れたお皿を差し出し、それが食べ終わるとドライフードの入ったお皿を差し出す方法です。この方法で与えると殆どのケースで、ドライフードの入ったお皿は出しっぱなしになります。理由はドライフードをすぐに完食しないから。例外の子もいますが、ドライフードとウエットフードの両方を貰っている子はウエットフードの方を好みます。好きなウエットフードを先に食べて、あとからドライフードが出てきても喜びが半減して食べ残す場合があります。それをすぐに下げれば良いのですが、このような与え方をしている飼い主様は残ったドライフードは置きエサにしてしまう傾向があります。




朝ご飯にドライフードで晩ご飯にウエットフードはダメ!
朝晩が逆のパターンも有り得ますが、朝ご飯にドライフードを与え、晩ご飯にウエットフードを与える方法もあまりおすすめ出来ません。もちろん朝晩共にすぐに完食してくれれば問題は無いのですが、朝晩2回の食事メニューが大幅に異なると、犬猫は朝晩2回の食事で好きな方のご飯は食べて、あまり好まない方のご飯は食べ残す傾向があります。これまた食べ残しをすぐに下げていただければ問題は無いのですが、良くあるパターンが、朝ご飯にドライフードを差し出し、日中はご家族の方がお仕事などでお留守になるので、朝出して食べ残しているドライフードを出しっぱなしにしてしまうケース。お留守番中の犬猫は、出しっぱなしになっている朝ご飯のドライフードを日中に少しずつ食べると言う最悪なパターンに。




ドライフードとウエットフードの併用の際は同じメニューで!
基本的に朝晩2回の食事メニューは同じでお願いします。内容が全く同じになる必要はありませんが、朝はドライフードで夜はウエットフードのような大きな違いが生じないようにお願いします。ドライフードとウエットフードを併用する場合は、朝晩共にドライフードにウエットフードを混ぜる感じで。サプリメントやお薬を与える場合も全てひとつのお皿に入れてしまってください。要は、「あなたのご飯はこのお皿の中にしか無い!」と思わせてあげてください。「期待しても他には何も出て来ないよ!」と。そうすれば、多少苦手な味のサプリメントやお薬が混ざっていても食べてくれるはずです。




ふたつ以上のお皿はストルバイトの危険が!
上記で述べました通り、ドライフードとウエットフードを別々のお皿で与えると、ドライフードが置きエサ状態になる可能性が高くなります。その結果、日中にダラダラとドライフード食べるようになってストルバイト結石を発症してしまいます。ひとつのお皿にドライフードとウエットフードを入れて、もし食べ残したとしても置きっぱなしにせずに5分程度でお皿を下げてあげてください。犬猫は日中にお腹を空かせて当たり前です。かわいそうではありません。それが健康維持の秘訣です。くれぐれも置きエサはしないようにお願いします。


吐いた物(吐物)によって原因が異なります!
嘔吐と言っても色々あります。犬猫の嘔吐で最も多いのが、酵素不足による空腹時の胃液や胆汁かと思います。このような時に「空腹を避ける為に食事回数を増やす」と言った対策をとる方がおられますが、それは間違った対処方法です。ご飯の回数は朝晩の2回で充分。その食事をしっかりと消化吸収すれば空腹時の嘔吐は治まります。その為にしっかりと酵素を摂取するようにしてください。そして次に多い嘔吐が、「食後しばらくして食べた物を吐く」かと思います。今回はその食後の嘔吐について考えていきましょう。




動物病院ではアレルギーかもと言われたですって!!!
正直うんざりするくらい言いますよね獣医さんって。食後の嘔吐を動物病院に相談すると、「それはアレルギーかも知れませんね~。フードを見直してください。」と。こちらからすると「そんな簡単にアレルギーって言葉使わないでください!」って思ってしまいます。どうしてかと言うと、アレルギーって言われると、体質に原因があると思い込んでしまいますよね。フードパッケージの原材料欄とにらめっこして、「鶏肉」がダメなのかな?「とうもろこし」が合わないのかな?など。でも実際のところ、フードが合わないからと言って食後に吐くケースは決して多くはありません。もちろん無いとは言えませんが、かなり稀なケースと思ってください。それでは何故食後に吐くのか?




食後に吐くのはこれが原因です!
原因はこの一言。「食べ過ぎ」です。食事の量が多過ぎれば吐きますし、食事までの時間におやつをダラダラ食べていたり、フードを置きっぱなしにして食べ過ぎていたり。そもそもフードパッケージに記載されている給与量が多過ぎます。記載されている量をそのまま与えると大半のケースが食べ過ぎになりますのでくれぐれもご注意ください。また、「一度に沢山食べさせると食後に吐くので少量ずつ回数を分けて与えている」と言う方がおられますが、回数を分ける必要はありません。食後に吐かない量を一日に2回で良いのです。




フードが合わないのであれば少量でも吐きます!
お客様からいただきますご相談を拝見しておりますと、食後に吐いてしまう原因として「フードが合わない」「粒が大き過ぎる」「粒の形状が苦手そう」など皆様いろいろお悩みになられます。誰しもが可愛い我が子の吐く姿を見たくはありませんからね。そのような時にはまずはフードを変えるのでは無くて量を半分程度に減らしてみてください。フードが原因で吐いているのであれば食べた量が少量でも吐きます。そして大切なのが間食を止めてください。食事は1日2回で、食間の12時間はしっかりと胃を休めてあげてください。それでも食後に吐くようであればフードの見直しをお願いします。その際はお気軽にご相談ください。


外耳炎とは?
数年前にも当コラムで外耳炎について書いた事がありますが、ここ最近外耳炎についてのお問い合わせが続きましたので改めて書きたいと思います。

人間にもある外耳炎。字のごとく耳の外側(鼓膜より外側)の炎症です。外耳炎になると、外耳部分が赤く炎症して、茶褐色の耳垢が発生し、痒みと臭いが伴います。その結果、首を良く振るようになったり、後ろ足で首元を頻繁に掻くようになります。それでは次に何故、外耳炎を患ってしまうのかを考えていきましょう。




外耳炎の原因はこれ!
外耳炎の原因は、外耳部分に細菌やマラセチアと言うカビの一種(真菌)が異常発生(繁殖)する事によります。異常発生の理由は湿気です。お風呂場にカビが発生しやいのと同じで、外耳部分がジメジメしていると菌が増殖して外耳炎になりやすいです。その為、垂れ耳の犬は外耳炎になりやすと言いますが、残念ながらそれは違います。垂れ耳でも外耳炎にならない子はなりません。立ち耳でも外耳炎になる子はなります。根本的な原因は食生活にあります。誤った食生活が原因で外耳部分がジメジメしてしまうのです。




こんな食生活は外耳炎になりやすい!
動物病院で外耳炎の原因は、「何かのアレルギーかも知れませんね~。」と言われた事がある方もおられると思います。外耳炎以外にも、下痢や軟便、皮膚の赤みや痒みでも最近の獣医師はすぐにアレルギーと言う言葉を使いますが、実際にはアレルギーはそんなに多くはありません。また、本当のアレルギーはもっと厳しいものです。それなら外耳炎の原因は何かと言いますと、大半の場合が「グルテン不耐症」です。グルテン不耐症とは、主に小麦に含まれるたんぱく質であるグルテンを上手く消化出来ない事によって、免疫が過剰な反応を起こし、アレルギーのような症状を引き起こす事を言います。ですので、パンやクッキー、ビスケットなどの小麦粉を使用した製品を食している犬は外耳炎になりやすいです。もちろん小麦を使用したフードを食べている場合もです。犬用と書いてあっても全ての製品が犬にとって安心とは言えませんのでくれぐれもご注意ください。




小麦以外でも同じです!
小麦に含まれるグルテン以外でも、上手く消化を行えないまま腸に食べ物が届くとアレルギーのような症状が出やすいです。慢性的なアレルギーに似た症状の、外耳炎や下痢、軟便、皮膚の赤みや痒みなどの解消には、鶏や牛などの「何を食べたか」は問題では無く、「食べた物をいかに上手く消化出来るか」が重要です。それらの症状でお悩みの際は、食べた物を上手く消化が行えるような食生活をお心掛けください。その為には、消化酵素(食物酵素)の摂取が必須です。サプリメントや非加熱のフリーズドライ製法のフードなどで消化酵素を補っていただく事をおすすめ致します。ちなみに、一般的なアレルギー検査は、即時型アレルギーのアレルゲンを調べる検査ですので、慢性的なアレルギーに似た症状の原因とは全く関係がありません。ご注意ください。


犬や猫も人間と同じですよ!
飼い主の皆様にお聞きします。お腹を壊している時や胸やけがする時、食が進まない時や体がだるい時、こんな時はありませんか?どんなに気を付けていても体調が優れない時ってありますよね。それは犬や猫も同じです。お腹を壊す時もあります。嘔吐をする時もあります。それをその都度、「アレルギー?」「フードが合わない?」などと慌てる必要はありません。心配をして動物病院へ行くのも良いですが、大半のケースが「暫く様子を見ましょう」と。そんな時は慌てて受診する前に、かるーい断食がおすすめです。




かるーい断食とは?
当コラムをご覧いただいている方は既にご存知かと思いますが、当店では犬猫の食事は1日2回を推奨しています。ですが、ここで言う「かるーい断食」とは、その2回の食事の1回を抜いてしまったり、フードの量をいつもの半分程度に減らしたりする事です。最近ではファスティングと言う言葉もございますが、そんなに本格的に行うわけでは無く、少し調子が悪そうだなぁと思った時に、次の食事の量を極端に減らしてあげるのです。そうする事によって内臓の負担を軽減させる事が出来て、体調をリセットしやすくなります。毎日、毎回決まった量を食べないと、「栄養不足にならないの?」と思われる方もおられますが、これも人間と同じで、半日や1日程度であれば食べなくても問題ございません。




便秘の時は効果絶大!
猫に多い便秘ですが、大半の原因はダラダラした食生活です。「猫は一度に沢山食べられない」と言う謎の誤った情報がそうさせているケースも多いですが、置きエサをしていたり、欲しがる度にフードやおやつを与えていると、胃を酷使している事となり、腸の働きが悪くなって結果的に便秘になりやすいです。それなのに、その便秘の原因を運動不足やフードが合わないなどと思い込んでしまっている方も多く見られます。便秘気味の時は、かるーい断食がとても効果的です。半日~1日程度、食べ物を与えるのを控えてみてください。きっと便秘は解消するでしょう。そしてそれを機にダラダラした食生活はやめていただくようお願いします。




酵素製品を使うのもおすすめ!
1食でも抜くのはかわいそうとお思いの方は、代替食として酵素製品を与えるのがおすすめです。当店取り扱い製品であれば、スパイラルエンザイム生酵素を少量飲ませたり、発芽玄米キューブを数粒与えたり。量はお腹を満たす程は与えられないですが、少し口にするだけで落ち着いてくれるかも。これ実は、まずは是非飼い主様で体験してみて欲しいです。人間であれば、スパイラルエンザイム生酵素を、お水や炭酸水で割って冷たくして飲むのがおすすめ。便通が良くなりダイエットにも効果的ですよ!今の時代、人間も犬も猫もみんなちょっと食べ過ぎかも知れませんね。


我が家の家族構成はこちら
わたくし店長は中学1年生の時に、当時10歳になる中型犬の雑種を知り合いから譲り受けました。飼い主様がご家族揃って海外に引っ越しをなされるとの事で、念願であった犬を飼う事になりました。当時のわたくは決して良い飼い主だったとは言えませんが、とても大人しくてお利口さんの初代愛犬は18歳でこの世を去りました。その時には既に初代愛猫も居ておりまして、その子は当時勤めていたペットショップの店前に捨てられていた雑種の子猫で、数年前に20歳にしてこの世を去りました。それからも常に犬と猫が数頭居てる生活が続き、現在は推定11歳になるメスの中型犬の雑種と、推定10歳オーバーの雑種猫が2頭(共にメス)、もうすぐ1歳のメスの雑種の猫が1頭の計4頭です。みんな野良出身なので年齢は推定です。




まずは愛犬の食事を紹介致します
推定11歳の愛犬は、年齢的には高齢の域に入ります。見た目は元気ですし、健康状態にも問題はございません。ですが、これくらいの年齢から色々と心配事が増えてきます。肝臓や腎臓、心臓に関節、白内障などなど。消化力も落ちてきますし、若い頃よりも食事は大切です。そんなうちの子の食事は、ボッシュのハイプレミアム ミニシニアにスパイラルエンザイム生酵素と乳酸菌JIN、ジョイントハート(関節系サプリ)を加えて朝晩2回。日常的な間食はありませんが、週に2、3度は馬アキレスを。食事時間は15秒位でしょうか。アッと言う間に食べ終わります。ちなみに中型犬なのに小粒のミニシニアを与えているのは、あまりにも食べるのが早過ぎるので。本人は粒が大きい方が好きそうですけど。まぁ、どちらでも大丈夫ですけどね。




次に愛猫(高齢バージョン)の食事を紹介致します
推定10歳オーバーの雑種の猫が2頭ですが、2頭とも成猫になってから保護したので正確な年齢は分かりません。でも保護してからの年数で、若く無いのは間違いありませんので、健康状態に問題はありませんが、2頭とも食事は腎臓病に配慮をしたメニューにしています。ドライフードはザナベレのウリナリーで、スパイラルエンザイム生酵素と乳酸菌JINを加えて朝晩2回。乳酸菌JINが粉末なので、ドライフードだけだと粉がお皿に残るのが嫌なので、ウエットフードを少量加えています。食事時間は1分位です。愛犬に比べるとかなり遅いです。でも好き嫌い無くしっかりと食べてくれています。間食は一切無し。ですが、たまに飼い主の油断で生ゴミを・・・。




最後にもうすぐ一切の末っ子さん
この子だけ推定と付ける必要はほぼありません。生後1ヶ月ほどで保護したからです。それが昨年の11月なので。この子の食事は、ドライフードがボジータのインドア。わたしも愛猫も別にボジータにこだわりはありません。別に何でもOKです。それにスパイラルエンザイム生酵素と乳酸菌JINを加えて朝晩2回。上の子達と同様に乳酸菌のJINがお皿に残るのが嫌なのでウエットフードを少量使用。食事時間は30秒ほど。もう少し掛かるかな?でも上の子達よりも食べ終わるのは早いので1分は掛かりません。愛犬よりは遅いです。良く食べ、良く動き、良く昼寝をする可愛い女の子です。高齢のお姉ちゃん達同様に間食は一切与えていません。




うちの子達の食事の与え方
全員に言える事ですが、とにかく朝晩2回の食事が待ち遠しくてたまらない様子です。朝晩共、お皿にフードとサプリメント、ウエットフードを全部一緒に盛り付けて与えるのですが、台所で準備を始めると愛犬は私の足をバリバリして「早くしろ!」と興奮し、愛猫達は準備中に襲い掛かってくるので部屋の外で待たせています。そうしないと、お皿にドライフードを入れた瞬間に、サプリメントやウエットフードを入れる間もなく食べだしてしまうからです。準備が完了すると、まずは私の足元で待つ愛犬にお皿を差し出して、末っ子のお皿は台所の上に置いたまま、高齢の子達の2つのお皿を持って部屋の戸を開けに行きます。そうすると、末っ子が戸を開けた瞬間に台所へ猛ダッシュ。戸の外で待つ高齢の子達にお皿を差し出して完了。ここで忘れてはいけないのが、戸をしっかりと閉める事。そうしないと、先に食べ終わる愛犬や末っ子が部屋の外で食べている高齢の子達のご飯を食べに行ってしまうので。こうする事で、誰も自分以外の食事を食べる事が無く、横取りされる事無く完食する事が出来ています。決して、この食生活が一番正しいとは思っておりませんが、規則正しい食生活を送る事は出来ています。朝と晩の食間は12時間ほど空いていますので、日中はお腹が空いているはずです。でも、催促しても貰えないと思っているので催促はしてきません。と言った感じです。参考になれば幸いです。


あまりお水を飲まないのは何故?
犬でも猫でも、ストルバイト結石(結晶)になると殆どの飼い主様がお水を沢山飲ませようとします。実際にそのような指示を出す獣医師も少なくはありません。とは言っても、「お水を沢山飲んでね~!」と言っても自ら飲んでくれるはずも無く、「どうしたら飲んでくれるのかな?」とお悩みになられる方が多いです。また、ストルバイトになりやすい子ほどお水をあまり飲みません。まずはそれがどうしてなのかを考えていきましょう。




あまりお水を飲まない原因はこれだ!
そもそもストルバイトになりやすかったり、なってしまう原因は空腹時間の短さです。量を与え過ぎてフードを食べ過ぎていたり、置きエサをして少しずつダラダラと食べていたり、フード以外のおやつやご褒美を食べ過ぎていたりで。ドライフードの場合は水分含有量が10%程度ですので、あまり水分補給にはなりませんが、ドライフード以外を食べていると、それらに含まれている水分によって、知らず知らずの間に水分を摂取している事になります。特にウエットフードやペーストタイプのおやつなどの水分含有量の高い食べ物を食べているとお皿からは殆どお水を飲みません。更に、それらの食生活の乱れによって、空腹時間が短くなると尚更お水を飲みません。お腹が空けばお水も飲みますよ。




味のついたお水はお水とは言えない!
水分補給を目的に、ささみの茹で汁やかつおだしなどの味のついたスープを飲ませる方がおられます。そのような指示をする獣医師もいます。しかしそれは大きな間違いです。ストルバイト予防には逆効果です。理由は、ストルバイトの最大の予防法は一日2食の規則正しい食生活です。それなのに、味のついたスープは食生活の乱れの原因になります。味のついた美味しいスープ欲しさに朝晩のフードを残すようになったり、フードの好き嫌いをするようになったり。その結果、フードは食べずに置きっぱなしになってダラダラと食べるように。結果的に味のついたお水が原因でストルバイトを発症する事も珍しくありませんのでご注意ください。




お水を沢山飲んで欲しければこれ!
ストルバイト予防の為にお水を沢山飲んで欲しいのであれば、ドライフードのみを朝晩2回与えてください。それ以外は何も与えずに。そうすれば必ずお皿から沢山のお水を飲みます。ドライフードだけを食べていると喉が渇きますし、朝晩2回の食事だと日中にお腹が空くのでお水を飲みます。とっても健康的な食生活です。うちの子はお水を飲まないとお思いの飼い主様には失礼ですが、お水を飲まない原因を作っているのは飼い主様です。お水を飲まなくても水分が摂取出来ているからお水を飲まないのです。水分が摂取出来ていなければお水を飲みます。但し、ストルバイトの原因は水分摂取不足ではありませんので、水分を沢山摂取したからと言ってストルバイトの予防や解消にはなりません。いつも言っていますが、ストルバイトの予防に最も大切なのは「空腹時間の確保」です。朝晩2回の食事で日中は何も与えないようにお願いします。日中は味のついていないお水だけでOKです。そのお水をどれだけ飲んだなどは気にする必要はありません。もっと気にしたり、改善しないといけない事があるはずです。


粒が大きくて食べられないですって!!!
このような事を言われる方がよくおられます。

「うちの子は口が小さいので粒の大きいフードは食べないです。」

う~ん。。。それならそのフードよりも大きくて硬いおやつはどうですか?おそらく食べますよね。そうなんです。大きさの問題では無く「興味」の問題です。フードよりも美味しいおやつを必要以上に貰っていて、ご飯の時間が待ち遠しくない子は、粒が大きくて食べるのが面倒なフードは嫌がるのです。粒が小さくて苦労をせずに食べられるフードは多少は食べるでしょう。でもそもそもご飯の時間を待ち望んでいるわけでは無いので完食をせずに途中でどこかに行ってしまったり。結局は「ご飯」に興味が無いのです。ご飯に興味を持てなくなるような食生活をさせてしまっている事を飼い主様が気付かないといけません。悪気も無く無意識にしてしまっている方が大半なので、気付けるかがポイントになります。おやつやご褒美なんて必ずしも与えないといけないわけではありませんのでね。




長期間食べてたから飽きたですって!!!
このような事を言われる方もよくおられます。

「長期間同じフードを与え続けたので飽きて食べなくなった。」

本来は逆です。長期間同じフードを与え続ければ、他のフードへの興味(記憶)が薄れるので飽きる事は無くなります。飽きると言う事は選択肢があると言う事ですから。実際に5年や10年、15年と同じフードを食べ続ける子は決して珍しくありません。おやつを与えていないのにフードを飽きて食べなくなったと言う方がおられますが、大変失礼ながらそれは「嘘」です。もしくは、その方が知らない間にご家族の誰かがおやつを与えているか。もしくは「体調不良」。本当におやつを食べていないのにフードを飽きて食べなくなったのであれば早急に診察をおすすめ致します。




おやつを「ほとんど」与えていないですって!!!
このような事を言われる方もよくおられます。

「おやつはほとんど与えていません。」

「ほとんど」って言葉はとっても曖昧ですよね。月に1回のおやつを「ほとんど」と言う方がおられれば、週に1回のおやつを「ほとんど」と言う方もおられます。更に言うと日に1回のおやつを「ほとんど」と言う方もおられます。どれも間違いでは無いと思いますが言える事はひとつ、月に1回の方も、週に1回の方も、日に1回の方も、どなたもおやつを与え過ぎているとは思っておられないのです。だから「おやつはほとんど与えていません。」と言うのだと思います。また、こんな方もおられます。

「おやつは与えていないが、トイレをした後にご褒美を与えている。」

いやいや、それは立派なおやつです。トイレをした後にご褒美なんて要りません。便をトイレでするのは当たり前の事。幼少期のトイレトレーニングの時期は仕方が無いと思いますが、一度トイレを覚えてくれた子に用を足す度にご褒美なんて要りません。




必ず原因があります!気づいてあげてください!
フードを選り好みしたり、好き嫌いをするには必ず原因があります。朝晩のご飯の時間以外に食べ物を与え過ぎていませんか?人間の食事やおやつの時間におすそ分けをしていませんか?お料理中に野菜の切れ端を与えていませんか?ブラッシング時などの体のお手入れの際に食べ物を与えておとなしくさせていませんか?水分補給を名目に鶏スープやかつおだしなどの味のついた物を飲ませていませんか?他にもまだまだありますが、愛犬や愛猫がフードをがっついて食べないのには必ず原因があります。もちろん体調が優れずに食べられない子もいますが、健康状態に問題が無いのにフードをがっついて食べないのは飼い主様の責任です。余計な事をしている何かが必ずあります。愛犬や愛猫の為に一日でも早く気づいてあげてください。


どうして好き嫌いをする子になるの?
ここで言う好き嫌いとは、「ご飯を出してもすぐに食べない」や「同じフードを続けると食べが悪くなる」や「お肉をトッピングしないと食べない」など。そのような子の飼い主様は「どうしてうちの子は好き嫌いが多いのかしら?」や「お友達や実家の子は何でも食べるのにどうしてうちの子は。。。」などとお悩みになられるケースが多いです。それではどうして好き嫌いをする子と、好き嫌いをしない子に分かれると思いますか?答えは簡単です。「飼い方」です。言い換えると「飼い主様次第」なのです。




これをやってはいけません!
好き嫌いをさせてしまう代表的な食生活を幾つかご紹介します。

●置きエサ。当コラムでは何度も書いておりますが絶対にダメ。いつでも好きな時に食べられると言う甘い考え方をさせてはいけません!
●一日3回以上の食事。理想は一日2回。回数が多ければ多いほど好き嫌いをする可能性が高くなります。
●毎回違うメニューの食事。飽きるからメニューを変えているつもりでも、実はメニューを変えるので飽きるのです。毎日・毎回同じメニューにすれば、そのメニューのご飯が当たり前になり飽きる事は無くなります。
●言うまでもありませんが、おやつやご褒美の与え過ぎ。多くても一日1回まで。理想は数日に1回。

言い出すとまだまだありますが、主に原因となる誤った食生活は以上の4点です。好き嫌いをする子の場合は必ずと言って良い程、以上の4点のどれかには該当すると思います。これを改善するもしないも飼い主様次第です。




無料サンプルの使い方を間違わないで!
当店では多数の無料サンプルをご用意しておりますが、レビューを拝見していますと、とても残念な書き込みがございます。例えば、「食べて欲しいと思ってサンプルで試しましたが、いつまでも食べずに残っていました」や「数種類のサンプルを同時に差し出すと、このフードを最初に食べました」など。一見、何の問題も無いように思われる方もおられると思いますが、サンプルの使い方としては大問題。サンプルに限った事ではありませんが、「いつまでも食べずに残っていた」や「数種類のフードを同時に差し出す」のは好き嫌いを助長しかねません。このように好き嫌いをしてしまう子の大半が、飼い主様が無意識のうちにしてしまっている誤った食生活が原因となっています。無料サンプルは愛犬・愛猫にフードの好みを選ばせる為にあるのではなく、飼い主様がご購入前のフードの粒の形状やニオイなどを確認する為にあるとお考えください。




心配なのは分かりますが思い込みかもです!
好き嫌いをするようになってしまう原因の代表格の「置きエサ」や「一日3回以上の食事」をさせるキッカケとなりやすいのが下記の思い込みです。

●うちの子は一度に沢山食べる事が出来ない。
●一度に沢山食べると食後に吐く。
●食間を空け過ぎると空腹で胃液を吐く。

これらを理由として食事の回数を増やしたり、置きエサをしている事によって、好き嫌いを助長しているケースが目立ちます。良質なフードと必要なサプリメントのご利用で、「置きエサ」や「一日3回以上の食事」をしなくても上記のお悩みが解決する可能性が高いです。お悩みの際はお気軽にご相談ください。


パピーやキトンは何か月まで?
ペットショップやブリーダーで子犬や子猫を購入すると、子犬用(パピー)や子猫用(キトン)のフードをすすめられる事が多いと思います。その際に「1歳まではこのフードを与えてください。」と言われたりすると思いますが、本当に1歳になるまでそのフードを与えないといけないのでしょうか?1歳に満たないのに成犬用や成猫用のフードを与えると栄養が不足したりなど発育に支障が生じるのでしょうか?今回はそのような疑問について考えていきたいと思います。




犬種や猫種によって切り替え時期は違うの?
「パピーやキトンはいつまで?」と言う感じでインターネットで検索してみました。そうすると、犬の場合で言うと、小型犬と大型犬では成長が止まる時期が異なるので、犬種によって子犬用(パピー)から成犬用(アダルト)に切り替える時期が異なると大半のサイトが書いています。猫の場合も同様な意見が多かったです。犬種や猫種の違いによって、生後8ヶ月~18ヶ月程度で切り替えましょうと。確かに私もそのように教わった経験があります。でもその判断って難しいですし、本当に必要なの?




人間の食事に子供用と大人用ってありますか?
マクドナルドに行くと子供用でハッピーセットと言うメニューがあります。レストランではお子様ランチがあります。大人用のメニューとの違いは、おもちゃが付いていたり盛り付けが可愛くなっていたり。でも使われている料理は大人用と大きな違いはありません。家の食卓でも辛さに注意をしたりするにしても、成長期の子供も大人と同じメニューを食べます。量は違いますけど。でも何故、犬や猫になると子犬用や子猫用、成長期用などのフードを与えないといけないのでしょうか?




当店でも取り扱いをしていますが別に無くてもOK!
結論を言うと、子犬用や子猫用、成長期用などのフードは与え無くても問題ありません。生後2ヶ月の子に成犬用や成猫用のフードを与えても健康に育ちます。特に最近では全年齢対応と記載されているフードも増えていますので気になる方はそのようなフードをご利用ください。と言っても全年齢対応と記載されているフードは、結局のところ成犬用や成猫用と同じような内容になっています。全年齢対応と記載する事により、使っていただけるお客様の幅が広がると言うメーカーの戦略です。悪い意味ではありませんよ。それで良いのです。子犬や子猫は子犬用や子猫用にこだわらず、全年齢対応や成犬用、成猫用を選んでいただいても良いのです。あまり深く考えなくても、おやつを与え過ぎず、好き嫌いをさせないように規則正しい食生活を心掛けていただければ、子犬や子猫はスクスクと育ちます。食事は内容よりも与え方が大切です。




規則正しい食生活への第一関門!
生後3ヶ月~5ヶ月ほどで最初の発情期がやってきます。もう少し遅い子もいますが。この発情期にガタンと食欲が落ちる場合があります。その時に誤った対処方法で好き嫌いをしてしまう子に育ててしまう失敗が多いです。発情期になるといつもよりも食欲が無くなり、今まではペロリとお皿を空っぽにしていたのが、数粒残したりする時が出てきます。その時は無理に食べさせようとせずに残していてもお皿を下げてあげてください。数日で発情はおさまり元通り食べるようになりますので。食欲が落ちたからと言って、間違っても「ち●ーる」などを与えたりしないようにお願いします。最後に、相変わらずビートパルプやとうもろこしを悪者扱いされている方がおられます。過去のコラムも是非ご覧ください。

ビートパルプについて
とろもろこし(コーン)は本当に悪者なの?


2週間前のコラムの予想が的中してしまいました・・・。
前回のコラムでこう書きました。

「間違った水分補給をさせてしまう方が多いです。代表的なのが、ち●ーるなどのペースト状のおやつです。」

水分補給が目的で与えているわけでは無い飼い主様も多いかと思いますが、ここ数日のお悩みやご相談で必ずと言って良いほど出てきたキーワードが「ち●ーる」です。もちろん他社メーカー発売の類似品も含みます。とにかく犬も猫も喜んで良く食べるそうですね。私は一切使用した事が無いので分かりませんが、沢山のお客様のお話をお聞きしていると使った事が無い私でも想像はつきます。また、共通して言える事が、「毎日与えている」事です。その結果のお悩みやご相談が、「フードを食べない」となっています。




そのような場合にたどり着く先は?!
水分補給を目的に、ち●ーるなどのペースト状のおやつを与えて、主食となるフードを食べなくなり、水分は摂取出来ても大切な栄養が摂取出来なくなったとして、何故そのままち●ーるなどのペースト状のおやつを与え続けるのでしょうか?とても不思議です。フードは食べないのにペースト状のおやつは食べるから、ペースト状のおやつを与える量が増えたり、ペースト状のおやつをドライフードに掛けたり。そんな事をするよりもペースト状のおやつを与えるのを止めれば良いだけです。それにしても何故あのような製品が流行してしまったのでしょうね。個人的には全く与える気にならないですけど。結局、そのような場合にたどり着くのが、「膀胱炎」や「ストルバイト」です。フードは食べないので常に置きっぱなし。フードを残しているのに日中に数回のペースト状のおやつ。そりゃ病気になりますよ。




フード選びも間違った方向に!
ペースト状のおやつなどを与え過ぎなのにフードを食べなくなると、多くの飼い主様が食いつきの良いフードをお探しになられます。結果、お肉たっぷりの高たんぱくなフードに。おやつを食べ過ぎて栄養バランスが乱れているところに更なる高たんぱくなフード。更に肉類のトッピング。水分を含んだ肉類のトッピングで水分補給が出来ているにも関わらす、お皿からお水を飲んでくれないからと言って、またまたペースト状のおやつで水分補給。典型的なストルバイト発症に陥る間違った食生活です。おやつは食べるけどフードは食べないから食いつきの良いフードを探すと言った発想がそもそも間違っています。改めて考えていただくと当たり前ですよね。フードを探すよりもまずはペースト状のおやつを与えるのを止めてください。水分補給なんて気にする必要ありません。




ペースト状のおやつを与えていないあなたも要注意!
ペースト状のおやつを与えていなかったとしても、気温の上昇と共に夏バテと言う言い訳を理由にフードの食いつきが悪くなったからと言って過剰な肉類のトッピングは危険です。食べが悪くなっている原因は本当に夏バテですか?まずは朝晩2回の食事以外に与えているものを全て止めてください。これからの季節は食生活の乱れが原因のストルバイトや膀胱炎がとても多くなります。既にお問い合わせやご質問が急増しています。くれぐれもご注意ください。何度も言いますが、水分の摂取量なんて気にする必要はありません。無理に飲まさないでください。獣医師からそのような指示があっても気にしないでください。お願いします。


こんな言い訳は通用しませんよ!
太る原因。犬も猫も人間も同じです。「食べ過ぎ」です。食べ過ぎなければ太りません。食べ過ぎても太らない子もいますが。逆はありません。太っていれば食べ過ぎです。「散歩に連れて行く時間が無いので運動不足で・・・。」や「一日中寝ているので・・・。」、「避妊(去勢)手術をしているので・・・。」など色々な言い訳を耳にしますが、どれも関係ありません。原因は食べ過ぎです。正確に言うと食べさせ過ぎです。犬猫は人間に食べ物を貰わないと食べ過ぎる事はありませんからね。与え過ぎれば太りますし、与え過ぎなければ太りません。




食が細いのに体は太い???
下記のようなお問い合わせをとても良く頂戴致します。

「うちの子は食が細くてフードを殆ど食べません。何かおすすめのフードはありますか?」
「あまり食に興味が無いのかフードをお皿に入れて差し出しても食べるのは一口か二口程度で。。。」
「朝に出したご飯が夕方まで残っている・・・。」

それで、もう少し詳しくお話をお聞きしていると、「でも少し太り気味で・・・。」と。それは食が細いわけでも無く、食に興味が無いわけでもありません。食が細いのに体が太いなんてどう考えてもおかしな話です。でも飼い主様としては主食を食べないと栄養面で心配になるんですよね。それなら、まずはおやつを与えるのをやめてあげてください。決して「食が細い」わけではありません。ご飯やおやつの与え方を間違っているので「好き嫌いが激しい」だけです。犬や猫のせいにしてはいけません!




実は暑い夏場は太りすやい!
「このフードは太りやすい!」とフードを体重増加の原因にする方がおられますが、フードだけを規則正しく食べている子は殆ど太りません。また、これからの季節で多くなるのが、「夏バテでフードを食べない。。。」です。正直言って関係ありません。言い訳です。犬や猫は暑いからと言って食欲が落ちる事は殆どありません。(もちろん熱中症には気をつけてあげてください。)それでは何故暑い夏場にフードの食いつきが悪くなるのかと言うと、原因は無意味な水分補給です。熱中症対策や暑そうにしている姿を見かねて、間違った水分補給をさせてしまう方が多いです。代表的なのが、ち●ーるなどのペースト状のおやつです。水分を摂取出来たとしても余計な栄養を摂取したり、濃い味付けがされているあまりに、フードの食いつきに支障が出やすいです。他にはアイスクリームやヨーグルトの蓋の裏を舐めさせたり。フードの食いつきが悪ければ尚更余計な物を与えてしまい、大して食べてもいないフードを肥満の原因に。。。先に述べた「うちの子は食が細い」と言う方も、ち●ーるなどのペースト状のおやつなどを与えているケースが多いです。いつも言いますが、必要な水分は自ら摂取しますので無理に摂らせる必要はありません。




とにかく太っていて得する事はありません!
「犬(猫)はちょっと太っているくらいが可愛い。」たまにこのような事を言う方がおられますが、太っていて良い事なんてありません。特に歳を重ねるにつれて、「関節炎」や「心臓病」、「内臓疾患」など太っている子が患いやすい疾患が多くあります。若い頃から適正体重を意識して、太らせてしまわないようにフードやおやつの量を調節して、愛犬・愛猫の体調を管理していただく事はとても大切です。太る気配があれば、おやつを与えなければ良い事ですし、ご飯(フード)の量を減らせば良いだけです。とても簡単です。欲しがるからと言って与えていてはキリがありません。欲しがっても与えなければ良いのです。そのうち欲しがらなくなりますし。貰えるから欲しがるだけです。これからの暑くなる季節は食生活が乱れやすいのでくれぐれもご注意ください!


猫の便秘の原因が水分摂取不足って本当?
インターネットで「猫 便秘」で検索すると、まぁ見事に殆どの記事で「猫の便秘の原因は水分摂取不足」と書かれています。更にその理由が、「猫のルーツは砂漠で生活していた為、元々あまり水を飲まない傾向がある。その為、便の水分が減少して便秘になってしまう。」と。正直言って「なんじゃそれ?」ですよ。更にそのような記事には「獣医師監修」と。元々水を飲まない習性なのであれば水を飲まなくても便秘にはならないのでは?と思いますけど。逆に「元々水を沢山飲む習性なのに、家にいる猫は水をあまり飲まないので便秘になりやすい。」と言うのならまだ分からなくはありませんが。「獣医師監修」って言葉も「当社比」や「当社調べ」レベルで信用にならない言葉ですけどね。ちゃんとした獣医師ならこんな事は言わないでしょうね。また、先日のコラム「これは獣医さんに言われてもやっちゃだめ!」でも書きましたが、水は無理に飲ます必要はありません。飲まないのは「足りている」から。必要があれば自ら飲みますので。




便秘の解消にはグレインフリーフードが良いって本当?
これも良く見かけますが、正直関係ありません。逆にたんぱく質含有量が高すぎるグレインフリーフードは便秘を悪化してしまう可能性があります。原因は腸内環境の悪化です。猫は確かに肉食動物ですが、肉食動物は「お肉も食べる」動物の事です。「お肉だけを食べる動物」ではありません。お肉を食べ過ぎる事により、腸内の悪玉菌が増殖して腸内環境が悪化し、便通が悪くなる傾向があります。お肉以外にもバランス良く、炭水化物や繊維質も摂取しないといけません。とは言っても、余程の栄養の偏りがあるグレインフリーフードで無ければ問題ありません。便秘の原因は、どのようなフードを与えているかでは無く、実は別の原因が大きく影響しているのです。




腸が活発になる時間を作ってください!
食べた物はまず胃で消化されます。そしてそれを十二指腸へ送り出して、その後小腸を通過して大腸に到着して便となります。大腸では便の水分を吸収(調節)しますので、大腸での滞在時間が短い便は水分の多い軟便に、滞在期間の長い便は硬くて出にくい便になります。便秘ですね。この硬くて出にくい便を作り出してしまう、長時間の滞在原因が胃の酷使です。すなわち便秘の原因は胃の酷使と言えると思います。胃が空になった時ほど腸は活発に働くと言われています。ご飯(フード)や間食(おやつ)をダラダラ食べていると、いつまでたっても胃は空にならず、腸の働きは静かなままです。そうすると、大腸に滞在している便は必要以上に水分を搾り取られ、硬くて出にくい便になってしまいます。人間も同じで意外とダラダラと食べ過ぎてしまうと便は出にくく、半日~1日程度断食をすると便が出やすくなると言われています。便秘でお悩みの猫の場合も、食生活をお聞きすると、大半が「置きエサによるダラダラ食い」や「一日数回のおやつ」、「朝方の空腹嘔吐を防ぐ為の寝る前の夜食」などが。結石や膀胱炎の予防としても当店では1日2食を推奨していますが、実は便秘解消にも1日2食が大切になるのです。食生活は規則正しくお願いします。


みんな最初はドライフードが大好きなんです!
「うちの子はドライフードが嫌いで食べません。。。」と言う方。考え方を変えましょう。本当はドライフードが嫌いな子なんていないんです。美味しいご馳走なんです。だってみんな生後1ヶ月ほどで親のお乳から離れて離乳食を食べだします。そして無事に離乳が出来ればドライフードをふやかして食べるのです。そう、無我夢中で。みんな凄い勢いで食べます。ペットショップでの生体販売には反対ですが、一度ペットショップの子犬や子猫のご飯の時間を見に行ってみてください。ショップ店員さんがご飯の用意を始めるとみんな一斉に鳴きだします。今までガラス越しのお客様の方を見ていた子達が全員お客様にお尻を向けます。そしてお皿が目の前に来ると数秒で完食します。ペットショップ出身のあなたの愛犬や愛猫もペットショップに居てる時はドライフードが大好きだったのです。




我が子がおうちに来た頃の事を思い出して!
ショップやブリーダーさんのところからおうちにやってくるのは生後2ヶ月位でしょうか。その頃は、ほぼ全ての飼い主様がショップ店員さんやブリーダーさんに言われた事をしっかりと守り、ご飯はドライフードをふやかして、粉ミルクやサプリメントなどを加えて与えます。留守番や寝る時は指示されたようにケージに入れて、人間の食べる物は与えず、健康に育って欲しいと願って毎日過ごします。しかし、いつの頃からか、ケージは物入れになったり撤去したり、人間の食事の際につまみ食いをさせたり、ご飯は食べないからと言ってお肉や野菜をトッピングするようになったり。またまた、テレビのコマーシャルやバラエティ番組を真似しておやつを与えたりするように。思い出しましょうよ。ケージを使わないといけないとは思いませんし、おやつを与えてはいけないとも言いません。ただ、食事はあの頃のように「規則正しく」が今でも大切です。




あの頃はドライフードが一番のご馳走だったはず!
あんなに好きだったドライフードを何故食べなくなったのでしょう。思い当たる節はございませんか?原因はあなたですよ。犬や猫の好みが変わったのではありません。皆さんが良く使われる言葉の「飽きた」のでもありません。答えはひとつ、あげ過ぎなんです。ドライフードよりも美味しい物を。肉や魚、ヨーグルトやパン、焼き芋や果物、そして犬猫用のおやつ。全部ドライフードよりも美味しいんです。そんな物を与えてしまうとドライフードを食べなくなって当然です。自分のご飯の時間に出てくるドライフードよりも、他の時間に出てくる食べ物の方が美味しいんですから。でも、そんな食生活を長く続けていると・・・。




結局はドライフードに戻るんです!
今、このコラムを読んでいただいている方の中にも、「そうそう。うちもそうだった」「あの時にちゃんとしてあげていたら。。。」とお思いの方もおられるでしょう。食生活の乱れによる弊害は、早ければ2歳頃から、遅くても10歳前後には出てきます。代表的なのが、尿路結石や膀胱炎、腎不全や肝臓疾患、急性膵炎など。どの疾患も治療には食事療法が必要になります。薬だけでは治りませんし、すぐに再発します。その食事療法には主にドライフードを使用します。ウエットフードを使用する場合もございますが、今までのような食べ物を口にする事は出来なくなります。決してドライフードが「最高の食事」と言うわけではありませんが、「必要な食事」である事は間違いありません。「不要な食事」ばかりを与えて、「必要な食事」をおろそかにしていると後悔をする事になりますよ。ご注意ください。


空腹嘔吐が治まってもやっちゃだめ!
早朝や夕方にお腹が空いて胃液や胆汁を吐く事があります。決して珍しい事ではありません。そのような時に動物病院に相談しますと、「ご飯の回数を増やしたり、寝る前に夜食を与えてください。」と言われる事が殆どです。確かにそれで空腹嘔吐は治まる事が多いです。ですが、別の問題が発生します。当コラムを良く読んでいただいている方ならお分かりですね。そう!アルカリ尿です。尿がアルカリ性に傾く事により、膀胱炎やストルバイト結石を発症します。そこで再度、先のアドバイスをくれた動物病院に相談すると、「今のフードが合っていないのでしょう。病院のフードを与えてください。」となります。いやいや、あなたの間違ったアドバイス「ご飯の回数を増やしたり、寝る前に夜食を与えてください。」が原因ですから。空腹嘔吐の解消には、ご飯の回数を増やしたり夜食を与えるのでは無く、食べた物をしっかりと栄養に変える事が大切。その為には、消化酵素の補給を心掛けましょう!食事回数を増やさなくても、消化酵素を補給する事で空腹嘔吐は治まるケースが多いです。




水分を摂取してくれてもやっちゃだめ!
膀胱炎や結石などの泌尿器系疾患があると、動物病院では「水分をしっかりと摂取させてくださいね。」と良く言います。それを聞いた飼い主様は、「そう言えば、うちの子はあまりお水を飲まないわ・・・。」と心配になり、フードをお水やぬるま湯でふやかしたり、真水だと思うように飲んでくれないので、「鶏スープ」や「かつお出汁」などをお水で薄めて与える方がおられます。中にはちゅーるのようなペースト状のおやつを与えたりと。もうめちゃくちゃです。そもそも膀胱炎や結石などの泌尿器系疾患の原因は水分摂取不足ではありません。カリカリのドライフードしか食べていない子はお水は良く飲みます。「そう言えば、うちの子はあまりお水を飲まないわ・・・。」と思った方は、水分を含んだ食べ物を与えているからです。台所での料理中に切った野菜や果物を与えたり、ヨーグルトの蓋を舐めさせたり、ちゅーるのようなペースト状のおやつを与えたりと。お皿からお水を飲む必要が無い程、食べ物から水分を摂取しているのです。そしてその結果、朝晩の食事はあまり食べず、ご飯の入ったお皿は置きっぱなしに。。。まぁ、そのような食生活をしているから膀胱炎や結石などの泌尿器系疾患になるのですけどね。自分自身が必要な水分量は愛犬・愛猫が一番良く知っています。無理に飲まさなくても必要があればお皿から飲みます。飲まないのは必要が無いからです。気にしないようにしましょう!




暑くなる時期に体がカイカイ→アレルギー検査は意味が無い!
これからの季節に多くなるお問い合わせで、「毎年暑くなると赤いポツポツやカイカイになります。アレルギー検査で●●と●●が陽性なので、それらが含まれていないおすすめのフードはありますか?」がございます。言葉は違えど同じような内容のお問い合わせは本当に多いです。でも残念ながら、そのアレルギー検査の結果は何の役にも立ちません。理由は、動物病院で行われる事の多い「アレルゲン特異的IgE検査」は即時型アレルギーと言われる、アレルゲンを摂取した直後に症状が出るアレルギーの原因物質を調べる検査です。その赤いポツポツやカイカイが、フードを食べた直後に出る症状であれば、「アレルゲン特異的IgE検査」は役に立ちますが、一年中同じフードを食べているのに夏場だけ症状が出たり、時間を掛けてジワジワと症状が出たり、慢性的に赤みや痒みがある場合は、「アレルゲン特異的IgE検査」とは関係の無い遅延型アレルギーの可能性が高いからです。結果、症状の原因とは関係の無いアレルゲン(食材)を避けて、逆に陽性反応が出ていないからと、症状の原因になっている食材を摂取し続けて症状が改善しないケースも生まれてしまいます。例えば、犬や猫は小麦に含まれるグルテンに非常に弱いです。「アレルゲン特異的IgE検査」で小麦に陽性反応が出ていないからと言って、小麦製品であるパンやクッキーなどを与えていてはいつまでたっても症状は治まりません。また、遅延型アレルギーのアレルゲンを調べるのに「リンパ球反応試験」と言うのがありますが、あまり正確性が高く無いと言われています。ですので、そのような症状でお悩みの際は、アレルギー検査でアレルゲンを調べるのでは無く、まずは食生活を見直す事が大切です。どのような食生活をすれば良いのかは、ここで書き出すと長くなってしまいますので、気になる方はお気軽にお問い合わせください。色々とお聞きしながらお話し出来ればと思いますので、お電話にてお問い合わせいただければ幸いです。


病院のフードと言う事は療法食ですね。
大手インターネットショッピングモールで「療法食」と検索すると、見事に人間用の食品は一切検索されずに、犬猫用のフードがずらり。その中でも大半が動物病院で取り扱われる事の多い2社のフードで、その他には当店でも取り扱っているようなプレミアムフードメーカーの療法食タイプのフードなどが数種類。更に病状別では、「結石」「腎臓病」「糖尿病」「消化器系」などが多いです。そして目を疑ったのが「メタボリックス ビスケット」と言う意味不明なおやつ。メタボならおやつを与えてはいけませんよ。それはさておき、このような大手インターネットショッピングモールで検索しても療法食の数は多いものの、犬用や猫用、病状別で絞っていくと、選択肢はそれほど多く無いのが分かります。




選択肢が少ないと言う事は・・・。
療法食を与えていると言う事は、何らかの疾患を持っていたり、体調面で気になる点があると言う事だと思います。食事療法の為のフードですからね。食事療法とは、食事の量やバランス、摂取成分を調節する事によって、病気の療養をはかったり、病気の臓器を守り健康管理をはかることを言います。その療法食を与えているにも関わらず、療法食にボイルしたお肉や茹で野菜などをトッピングをして与えている方がおられます。その理由で多いのが「食べない」です。そう、療法食は選択肢が少ないので、あれこれ試したり、コロコロ替えて飽きが来ないようにするには無理があります。療法食を与えないといけなくなる以前から、「飽きたら変える」や「飽きないように日替わり」などのようなフードの選び方や与え方をしていると、いざ体調を崩した際の食事療法が思うように行えなくなります。健康で元気なうちから好き嫌いをさせずに「与えられたご飯を食べる」と言う当たり前の事を徹底しておくと、食事療法もスムーズに行えます。




食べるか食べないかわからないからサンプルを!
とても多いです。当店ではサンプルのみの送付を行っておりませんが、このようなお電話をとても良く頂戴します。ですが、食事療法を行うのであれば、食べるか食べないかわからないでは無く、食べさせないといけません。もちろんその時の体調によっては、食べたくても食べられないケースもあると思います。ですが、「●●は食べるけど療法食は食べない」は許してはいけません。●●は食べるのであれば、●●を与えなければ良いのです。そもそも、療法食を使用した食事療法を行っているのに、他の物を与える事自体が間違っています。中には食事療法中なのにおやつを与える方も見受けられます。特に尿石症の愛犬・愛猫の飼い主様に多いです。それでは食事療法とは言えません。おやつを食べるのに療法食は食べなかったり、残したりと。また、お薬の与え方にも注意が必要です。お薬(錠剤)を与える際にボイルした鶏ささみやチーズの中に埋め込めて与える方がおられますが、お薬は飲めたとしても愛犬・愛猫からすると「おやつを貰えた」になります。それが原因で食事を残したり嫌がったりする事もあります。注意が必要です。




食事療法で大切な事はこれ!
食事療法は先にも述べた通り、食事の量やバランス、摂取成分を調節する事によって、病気の療養をはかったり、病気の臓器を守り健康管理をはかることを言います。その為に、フードの中身をしっかりと見極めたうえで選ぶ必要があります。ですが、それよりも大切なのが「与え方」です。栄養制限が施されている療法食を与えていたとしても、置きエサをしてダラダラ食べさせていたり、一日に何回にも分けて与えていてはいけません。また、新型コロナウイルスの影響で在宅時間が増え、愛犬・愛猫と一緒に過ごす時間が増えている方も多いと思います。一緒に過ごす時間が増えると、ついついおやつを与えてしまったり。。。今一度ご飯の与え方を見直してみてはいかがでしょうか。


全年齢対応のフードは大丈夫?
ドッグフードもキャットフードもひと昔前は「子犬用」「子猫用」・「成犬用」「成猫用」・「高齢犬用」「高齢猫用」と必ず分かれていました。そしていつの頃からか「全年齢対応」と言うフードが登場しました。でも当初は「全年齢対応」と記載されていても「成犬用」「成猫用」と捉える方が多かったように思います。やはり成長期には「子犬用」「子猫用」を与えないと不安に思ったり、高齢期には「高齢犬用」「高齢猫用」を与えないと体に負担が掛かるのでは無いかと心配に。ですので結局、成長期には「子犬用」「子猫用」を、高齢期には「高齢犬用」「高齢猫用」をお選びになられて、それ以外の時期は「成犬用」「成猫用」「全年齢対応」をご利用になられる方が多かったように感じます。それが徐々に「全年齢対応」のフードが増えてくる事によって、皆さん慣れてこられたのか、成長期や高齢期にも「全年齢対応」のフードを選ぶ方が増えたように感じています。それでは実際に「全年齢対応」のフードは本当に全年齢に適しているのか考えていきましょう。




そもそも誰が基準を作っているの?
「全年齢対応」を考える前に、そもそも「子犬用」だとか「成猫用」の基準って一体どこから来てるかご存知ですか???実は基準はあって無いようなものです。一応昔からAAFCO(全米飼料検査官協会)の基準は参考にされてきました。ですが、あくまでも参考にしているだけで、基準に沿わないといけないわけではありません。また、AAFCO(全米飼料検査官協会)が定める基準自体が、例えばたんぱく質含有量で言うと、子犬用が22.5%以上で、成犬用が18.0%以上と、正直どのようなフードでも満たしてしまうような基準です。ですので、「子犬用」や「成猫用」の基準は各メーカーが勝手に定めているもので、メーカーによって考え方は様々です。その為、「全年齢対応」のフードの内容(栄養成分値)もメーカーによって全然違います。




年齢に見合ったフードで無くても大丈夫!
上で書いたように「子犬用」や「成猫用」などの基準は各メーカーによって全然違います。結果、A社の「子犬用」とB社の「成犬用」が同じような成分値であったり、C社の「成猫用」とD社の「高齢猫用」が同じような内容である事も決して珍しくありません。ですので、成長期に成犬用を与えてはいけない事はありませんし、成猫に高齢猫用を与えてはいけない事もありません。成長期に「成犬用」を与えたからと言って栄養が不足する事もありませんし、高齢期に「成猫用」を与えたからと言って栄養過多になるとも限りません。実際に、当店では結石予防を目的に若い子に高齢期用のフードをご利用いただいているケースも多いです。「若いのに高齢期用で大丈夫?」と思われる方も多いですが、結石予防用の療法食は高齢期用のフードよりも栄養価が低いです。少しでも栄養をしっかりと摂取して結石を予防していただきたいので、様子を見ながら結石用から高齢期用に切り替えていただくようにしています。ですので、若い子が高齢期用を食べたり、成長期の子と高齢期の子が同じフードを食べても大丈夫と言う事です。もちろん量の調節は必要ですが。




気をつけて欲しいのは成長期よりも高齢期!
「成長期の子と高齢期の子が同じフードを食べても大丈夫」と書きましたが、どんなフードでも大丈夫と言うわけではありません。特に気にしていただきたいのはフードのたんぱく質含有量です。例えば、たんぱく質含有量が20%の「高齢犬用」のドッグフードを成長期の子が食べても問題はありません。しかし、たんぱく質含有量が30%の「子犬用」のドッグフードを高齢犬が食べると内臓に負担が掛かります。猫の場合も、たんぱく質含有量が30%の「高齢猫用」のフードを成長期の子が食べても問題ありませんが、たんぱく質含有量が40%の「子猫用」のフードを高齢猫が食べると内臓に負担が掛かります。このように成長期の子が「高齢期用」のフードを食べても大丈夫ですが、逆はおすすめ致しません。ですので、「全年齢対応」のフードをご利用いただく時は、若い子に大丈夫かを考えるよりも、高齢期の子にとって問題が無いフードか否かを見極める事が大切になります。また、出来ればフード選びは、「●●用」や「●●対応」などで選ぶのではなく、我が子にとって最も適した成分値(たんぱく質:●●%など)はどの程度かを把握しておいて選ぶ方が失敗は少ないと思います。


改めて免疫とは何?
免疫は「疫(えき)から免れる(まぬがれる)」と書く通り、体内で病原菌や異常な細胞を認識し、それらを攻撃する事によって自分の体を守ってくれる強力な防衛システムです。同じ環境下でも風邪やインフルエンザ等に感染する人としない人がいますが、それは免疫力の違いによるものだと言えるでしょう。体の中の最大の防御システムである免疫は、常に病原体などの外敵から体を守ってくれているのです。




免疫には2種類あります!
免疫と言っても実は2種類あります。それは、「自然免疫」と「獲得免疫」です。免疫と聞くと、「一度かかった病気は二度目はかかりにくい事」のイメージをお持ちの方が多いと思いますが、それは獲得免疫です。インフルエンザやBCGなどのワクチンは獲得免疫の仕組みを利用しています。一方の自然免疫は、ウイルスや細菌などの敵が体内に入ってくると、マクロファージや好中球、NK細胞と言った免疫細胞たちが、戦場の最前線で戦ってくれる反応の事を言います。自然免疫担当の細胞たちが戦いによって、ウイルスや病原体の特徴を覚え、獲得免疫担当の細胞たちに教えてあげる事によって獲得免疫が成り立ちます。つまり、免疫力を向上させるには、自然免疫を活発にしておく事がとても重要です。




自然免疫を活発にするには?
免疫細胞は全身に存在しますが、特に腸に集中していると言われています。理由は、呼吸をしたり飲食をしたりする際に細菌やウイルスなどの病原菌も一緒に体内へと入ってきてしまい、腸に運ばれて腸の粘膜から体内に侵入しようとするからです。その為、それらの病原菌をいち早く察知して体から排除する為に、腸には免疫細胞が集中していると言われています。また、その腸内の免疫細胞を活性化するのが腸内善玉菌である事も研究で分かっています。




腸内善玉菌を増やすには?
もうお分かりですよね。そうです。乳酸菌です。とにかく乳酸菌を積極的に摂取しましょう。また、食物繊維やオリゴ糖は、腸内に住む善玉菌のエサとなり、善玉菌を増殖させたり活性化させることが期待出来ます。ヨーグルトや納豆からも乳酸菌は摂取出来ますが、実はたいした量は摂取出来ませんし、犬猫の場合は余計な栄養分も摂取してしまいがちです。また、ヨーグルトの蓋の裏を舐めさせる飼い主様もおられますが、そのような行為は人間の食べ物を貰えると勘違いし、フードの食いつきに支障が出る事も珍しくありません。ですので、乳酸菌の摂取には栄養も添加物も含まないシンプルな乳酸菌サプリメントH&J・I・N(ジン)がおすすめです。また、乳酸菌サプリメントH&J・I・Nは飼い主様も一緒にご利用いただけます。成人で一日3包を目安にご利用ください。花粉症やウイルスが気になる今だからこそご家族一緒に乳酸菌を摂取して腸活を!


そんなに食べなくても大丈夫ですよ!
ご飯の量って悩みますよね。お問い合わせも非常に沢山いただきます。特に初めて犬猫と生活する方や、子犬・子猫の時は気になります。必要よりも少な過ぎて栄養失調や発育不良になったらどうしようと・・・。お気持ちはわからなくはありませんが、でもそんなに難しく考える必要はありません。確かに成長期となるとしっかりと栄養を摂らせないといけないと思ってしまいます。しかし、例えばの話しになりますが、「小学生1年生の男の子の晩ご飯の量」って適当ですよね。適当って言葉は聞こえが悪いですが、適当で良いのです。だって正解なんて誰もわからないのですから。犬猫も同じです。痩せてれば量を増やし、太っていれば量を減らす。それが答えになります。必要な量よりも少なく与えてしまっていても、そう簡単に栄養失調や発育不良になんてなりませんのでご安心ください。




好き嫌いをする子には徹底した我慢比べを!
フードを好き嫌いをする子。正確には好き嫌いをさせてしまう飼い主様ですが。本来、犬も猫も好き嫌いをしません。何でも食べます。でも多くの犬猫達が好き嫌いをしてしまいます。原因は飼い方です。好き嫌いをしない犬猫とお暮しの飼い主様は、別の犬猫と暮らしてもその子達は好き嫌いをしないでしょう。逆に好き嫌いをする子とお暮しの飼い主様は、別の犬猫と暮らしてもその子達は好き嫌いをするでしょう。好き嫌いは犬猫の性格が問題ではありません。飼い主様の向き合い方が問題なのです。今、好き嫌いをしてしまっている犬猫とお暮しの飼い主様は、改めて考えてみてください。思い当たる節はございませんか?可愛がる事はとても大切ですが、甘やかしてはいけません。可愛いからこそ甘やかしてはいけません。良く食べるフードを探すのでは無く、探したフードを食べさすのです。初め嫌そうにしても我慢をさせれば必ず食べます。




フードは思い切って切り替えてもOK!
新しいフードを試す時に「1週間程度掛けて徐々に」とお思いの方が多いと思います。確かにお腹が弱い子の場合はそのような事も必要かと思いますが、大半の子の場合はその必要はありません。特に、食いつきが悪いからと言う事で新しいフードを探している方の場合は、新旧のフードを混ぜながら徐々になどは必要ありません。一気に切り替えてください。そして「今日からあなたのご飯はこれ!」と強い気持ちで向き合ってください。新しいフードに慣らす為に混ぜながら切り替える必要はありません。新しいおやつを与える時に今まで食べた事のあるおやつと混ぜたりしないですよね。人間が外国に行って現地の料理を食べる時に日本食と混ぜたりしないです。そんなに慎重になる必要はありません。どのサイトや書籍を見ても必ず「フードの切り替えは少しずつ混ぜて」と書かれていますが、当店ではあまりそれを推奨しません。




生後3~5ヶ月程度で急に食べなくなる?!
生後1~2ヶ月の子はとても良く食べます。何でも食べます。健康であれば。でも生後3~5か月程度で徐々に食べるスピードが遅くなり、場合によってはご飯を残すようになります。原因は幾つかありますが、生後3ヶ月位からおやつやしつけのご褒美を与えだして、口が肥えるのも一つの原因になりますが、おやつやしつけのご褒美を与えていない場合でも発情が原因でそのような事が起きる場合があります。メス猫なら変わった声で鳴いたり、オス犬なら腰を振る仕草をしたり。そのような時には自然と食欲が低下します。そのような場合は無理に食べさそうとしないでください。数日で落ち着いて食欲は戻りますし、時期が来て避妊去勢手術をすれば無くなります。なのに、その時にフードを変えたり、嗜好性の高いトッピングをしたりすると、それが癖になり発情が関係の無い時でもフードの食いつきが悪くなります。体調によって食欲が落ちる事は人間同様に犬猫にもありますので。

他にもご飯の与え方などにお悩みの際はお気軽にご相談ください。お待ちしております。


フード選びももちろん大切ですが。。。
頻尿や血尿、尿にキラキラとした異物を発見などから診察をうけると大半が膀胱炎かストルバイト結石との診断。そこで殆どの飼い主様が「今のフードがうちの子には合っていなかったのね・・・。」とお思いになられます。その際に動物病院からは某大手2社の結石対応の療法食タイプのフードをすすめられる事が多く、品質に不安を抱いた飼い主様はプレミアムフードで結石対応のフードをお探しになられるケースが多いです。確かにフードを選び直す事は大切だと思いますが、本当に今のフードが合わなくて結石になってしまったのでしょうか?おやつに原因はありませんか?ご飯の与え方は大丈夫ですか?フードを見直す前に食生活全般を見直す事が大切です。




おやつを食べていない子は結石にはならない?
ストルバイトのお食事についてお問い合わせをいただきますと、当店では必ず間食(おやつやご褒美)を与えるのをやめていただくようにお願いをします。これは「おやつを与える」=「ストルバイト」だからではありません。もちろんおやつを与え過ぎてストルバイトになるケースも多いですが、おやつを与えると食生活が乱れやすいからです。おやつを与える事によって、朝晩の食事の食いつきが悪くなり、フードにトッピングをしたり、食事の回数を増やしたり、お皿を出しっぱなしにしたりなりがちです。結果的に見ると、おやつを貰っていなくて、朝晩2回の食事をがっついて食べる子はあまりストルバイトにはなりません。おやつやトッピング無しで朝晩2回の食事のみでストルバイトを発症したのであればすぐにフードを見直しましょう。是非ご相談ください。




猫は一度に沢山食べる事が出来ないですって!?
良く居られます。猫は一度に沢山の量を食べる事が出来ないので回数を分けて与えたり置きエサをしたりだと。それは完全な誤解ですし、失礼ながら言い訳です。我が家の愛猫達はがっつきます。先代の子達もみんながっつきました。朝晩2回の食事で一度のご飯は1分掛かるかどうか。一度お皿に突っ込んだ顔はお皿が空っぽになるまで上げる事はありません。一度にしっかりと食べる事が出来ます。愛犬も同じです。お陰様で私の愛犬・愛猫は今も昔も結石になった事はありません。フード選びも大切ですが与え方はもっと大切です。何故、愛犬・愛猫がご飯の時間に一度に食べ切ってくれないのか、がっついて食べないのかを考えてみましょう。フードの嗜好性や粒の大きさを理由にしてはいけません。必ず原因があるはずです。





難しく考え過ぎずにもっとシンプルに!
ストルバイトなどの結石になると、フードのマグネシウム含有量を調べたり、一日に飲むお水の量を量ったりなど、難しく考え過ぎてしまう傾向があります。マグネシウムの摂取過多で結石になるわけではありません。お水の飲む量が少な過ぎて結石になるわけではありません。勘違いしないでください。まずは間食や置きエサをやめて朝晩2回の食事を徹底してください。それが難しければ、尿のpHを強制的に酸性に傾ける動物病院処方の療法食をご利用いただくしかありません。それでも再発の可能性は否めません。時間を掛けてフードを探し回るよりも食生活全般を見直す事が、愛犬・愛猫の健康を守る為に最も必要な事では無いでしょうか。