便秘と言えば消化器サポート?
便秘でお悩みの犬や猫。多いですよね。
正確な便秘の定義はありませんが、人間の医学的には「排便回数が週3回未満」を便秘と言うそうです。※ChatGPT調べ。
犬や猫の場合も「排便回数が週3回未満」は人間同様に便秘と言えるでしょう。
このような場合、多くの方が動物病院に行かれますが、殆どのケースで整腸剤の処方と消化器サポート系の食事への切り替えの提案を受けられます。
ですが、投薬や食事の変更の効果は限定的で、結果的に便秘の解消に至る事は少ないように思います。
もちろん、食事以外の原因で便秘になる事もありますので、動物病院での診察や検査を受ける事はとても大切です。
便秘は食事の内容が原因ではありません!
はっきり言って、便秘の解消に効果的なフードなどありません。
何故なら、便秘の原因は食事の内容では無く、食事の与え方に問題があるからです。
当店には下記のようなお問い合わせをとても多くいただきます。
「便が出にくく、コロコロしているので、動物病院で消化器サポートのフードをすすめられました。フード切り替えて暫く経ちますが、あまり改善は見られません。このような場合は、どのようなフードが良いのでしょうか?」
その通りで「消化器サポート」や「消化器ケア」などのような謳い文句のフードに大した効果はありません。
いつも言っている事ですが、フードパッケージに記載されている文言やキャッチコピー、何の定義も無い療法食などを過度に信用してはいけません。
食べなければ便秘は治ります!
犬よりも猫の方が圧倒的に便秘が多いです。その原因は置きエサ。ダラダラ食べる事によって腸の働きが悪くなります。結果、便秘になります。
なので、便秘を防ぐ為にはダラダラ食べさせない事。置きエサをしたり、食事を何回も分けて与えない事。食べ残しを下げる事が出来ない自動給餌器による食事もNG。これが何よりも大切です。
また、便が出ない時ほど絶食をさせる事。食べれば食べるほどに、食べ物(便)が腸に溜まって便を押し出すと勘違いをしている方もおられますが、腸に便が溜まり過ぎると余計に腸の働きは悪くなり便秘が悪化します。猫に巨大結腸症が多いのはこれが原因です。
なので、便が出ない時は食べさせない。便が出てから食べさせれば良いのです。
ですので、便秘には消化器サポート!では無くて、朝晩2回の食事の徹底、フードの量は与え過ぎない、しっかりと胃を空にしてから食事を与える事。これをお願いします。簡単な事です。欲しがるからと言って食べさせたり、一度に沢山食べないからと言って置きエサをしていては便秘を繰り返すだけです。
便秘を繰り返す子ほど若くして腎臓病を発症するケースが多いです。くれぐれもご注意ください。
また、便が硬いからと言う理由で水分を沢山飲ませる方がおられますが、水分を沢山摂取しても水分量の多い柔らかい便にはなりません。冷たい水を沢山飲ませてお腹を壊せば柔らかくはなりますが。
便が硬い原因は腸の働きが悪く、便が腸内に長く滞留する事で、腸が必要以上に便の水分を吸収してしまうからです。逆にお腹を壊している時の便(下痢)が柔らかいのは、腸内に滞留する間も無く排便されるからです。
よって、水分摂取量を増やす事で便秘の解消に繋がる事はありませんので。以上です。




