2018年3月


このコーナーではわたくし「店長」が、皆様に知っていただきたい情報などを配信してまいります!

更新は不定期ですが是非お楽しみください!!

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まずはシニア用のフードとは?
シニア用のフードとは各メーカーによって若干記載に違いはございますが、「7歳以上」や「8歳以上」と書かれている高齢期用のフードの事です。成犬用や成猫用と比べますと栄養成分値や配合されているサプリメントなどが異なるケースが多いです。特に顕著なのが「たんぱく質の制限」や「脂肪分の制限」、「カロリーの制限」です。昨今の7歳以上や8歳以上の犬猫達は「高齢期」とは呼べない程に元気な子が多いですが、やはり若い頃に比べますと、運動量が落ちたり寝る時間が長くなったりしていることが多いです。その為、フードの栄養価を下げて栄養過多にならないように施されております。また、関節の健康をサポートするグルコサミンやコンドロイチンなどが含まれているケースが多いのも特徴です。また、排便を促すよう繊維質が多く含まれる事も特徴です。




実は年齢に関係無く使えます!
先述の通り、シニア用のフードは「たんぱく質」「脂肪」「カロリー」が制限されているケースが多いですが、このような栄養制限が施されている為、「肝臓」や「腎臓」、「泌尿器」に不安のある子にもご利用いただく事が可能となっています。例えば、3歳の成犬で肝臓の数値が気になる子で療法食を使用するほどではない場合、一度シニア用のフードをご検討ください。肝臓の負担軽減にはたんぱく質の制限が必要になりますが、極端なたんぱく質の制限は本来は好ましく無く、出来るだけ良質なたんぱく質を摂取しながら肝臓への負担を軽減させる必要があります。残念ながら肝臓の状態によっては極度の低たんぱく食を使わざるを得ないケースもありますが、血液検査の結果次第では3歳の子でもシニア用のフードが適している場合もございます。また、腎臓の状態が気になる場合でもたんぱく質を制限したシニア用のフードが、ストルバイト結石が気になる場合でもシニア用のフードが適しているケースもございます。




お気軽にご相談ください!
フードには成分値の違いにより「成犬(成猫)用」や「シニア用」などと記載がされているケースが多いですが、必ずしも記載通りに使用しないといけない訳ではありません。逆に高齢期でも「成犬(成猫)用」の方が適しているケースなどもあります。また、最近では「シニア期でも高たんぱくな食事は必要!」と謳ったメーカーも見受けられますが、個人的にはそのようなフードは反対です。使い方を間違えればきっと愛犬・愛猫の体を痛めつけてしまうでしょう。お食事についてご不安な点、ご心配な点などがございましたらお気軽にご相談ください。


好き嫌いの原因は何だ?
好き嫌い。個人的には愛犬・愛猫が好き嫌いをした事がありません。私が出した食事は必ず「即食べ」です。それほど厳しい対応をしているつもりもありませんが、必ず何でも食べてくれます。これは先代の子も先々代の子も、その前もずっとです。ハッキリ言ってしまいますが、好き嫌いの原因は飼い主様の接し方が原因になっているケースが大半です。(病気や体調不良の子の場合は除きます。)でも言える事は好き嫌いをしてしまう子の特徴としては「愛されている子」です。好き嫌いをしない子が愛されていない訳ではありませんので(笑)愛して可愛くて大切な子だからこそ好き嫌いを許してしまう傾向があります。言い方は悪いですが、愛してくれる飼い主がいない「野良」の子は好き嫌いをしません。

好き嫌いをしたからと言って何が悪いの?とお思いの方もおられると思います。嫌いなフードを無理に食べなくても好きなフードを探してあげるので大丈夫。多少好き嫌いをしても時間が経てば食べ切っているので大丈夫。飽きてきたら違うフードにすればどうにか食べてくれるので大丈夫などなど。

全然大丈夫じゃないですよ!!!!!好き嫌いをしてしまう子の飼い主様、今のうちです。好き嫌いは無くしましょう!




好き嫌いの何が悪いの?
まず、好き嫌いをしてもフードを変えてあげるので大丈夫と言う考えは非常に危険です。何故なら、フードの選択肢がある内は良いですが、ストルバイト結石や腎不全になるとフードの選択肢が一気に狭まります。多くあって5種類くらいでしょうか。その中に体質に合う合わないがあるとすると、下手をすれば選択肢が1つや2つなんて事も。なので「飽きたら変える」と言う方法は通用しなくなる時が来る可能性があると言う事を覚えておいてください。また、好き嫌いをする子ほど、現代の犬猫の代表的疾患「ストルバイト結石」になる可能性が高いと言う事も!




好き嫌いとストルバイトの関係は?
好き嫌いが多いと下記の傾向が強くなります。

●朝ご飯を残して食べていないので「お腹が空いて可哀想・・・。」と言う事でおやつを与えてしまう。
●ご飯を出してもすぐに食べないので、出しっぱなしのダラダラ食いになる。
●フードの食いつきが悪いのでトッピングをするが、トッピングだけ食べてフードは残す。
●晩ご飯を残しているので寝る前におやつを与える。

以上4点でひとつでも思い当たる節のある方。愛犬・愛猫はストルバイト結石の予備軍ですよ!おやつや間食中心の栄養バランスの乱れた食生活や胃をきちんと休める事が出来ないダラダラ食いはストルバイト結石の原因になります。ご注意ください!




好き嫌いを無くすには?
答えは簡単!おやつを与えない事と残したご飯はすぐに下げる。この2点で充分です。
おやつはご飯をきっちりと食べた子に与える物です。人間の子供でも同じですよね。「ご飯食べていないからお腹空いたでしょ~。チョコレート食べても良いよ~」って、そんな親いてますか?犬や猫も同じです。フードを残しているからっておやつでお腹を満たそうとさせるのは大きな間違いです。体に良い影響を与えるはずがありません。健康な内はそれが当たり前なのであまり気にならないかも知れません。でも病気になった時に後悔するのです。残しているご飯をすぐに下げるのは病気の予防の為です。必ずお守りください。