2018年8月


このコーナーではわたくし「店長」が、皆様に知っていただきたい情報などを配信してまいります!

更新は不定期ですが是非お楽しみください!!

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嘔吐の原因は様々!
皆さんの愛犬・愛猫は嘔吐をした事がありませんか?実は犬や猫が嘔吐をしている姿は決して珍しくはありません。意外とちょっとした事でも簡単に嘔吐をしてしまいます。でも本当に体調が悪くて嘔吐している場合もあります。その見極めが非常に難しく大切になります。その見極めについて少し考えて行きたいと思います。




犬に最も多いのが空腹時の胃液!
朝食前の空腹時や夜中に、泡を含む黄色い液状の吐物を吐く事があります。これは空腹時の胃酸過多による嘔吐で、動物病院で相談をすると、「寝る前に夜食を与えてください」や「食事の回数を増やしてください」などとアドバイスを受ける事が多いです。しかし、それらの解決策では根本的な問題点は解消されていません。逆に尿のpHをアルカリ性に傾けてしまう原因となりストルバイトの結晶の生成に繋がり、尿結石や膀胱炎発症の危険が伴う解決策と言う事を覚えておいてください。このような嘔吐でお悩みの際は、消化酵素の摂取を意識してください。消化酵素が不足していると、せっかく食べたフード(食事)を上手く栄養に変えられず、長時間の食間に耐えられなくなってしまいます。消化酵素を摂取する事で、食事の回数を増やしたり、食事の時間帯を変更する事無く、空腹時の嘔吐を解消出来るケースが多いです。




猫は嘔吐の多い子達ですが・・・・。
猫と一緒に生活をなされている方はお分かりだと思いますが、猫は犬よりも嘔吐の多い子達です。とにかく良く吐きます。抜け毛の多い季節には必ずと言って「毛玉」を吐きます。これは問題のある嘔吐ではありません。逆に出してくれた方が良い吐物です。また、「〇〇〇〇(キャットフード名)は喜んで食べたが、食後すぐに吐いてしまった。残念ながらうちの子には合わなかったようだ」などのコメントを拝見する事がありますが、これもアレルギーなどの問題のある嘔吐の可能性は低いです。勢い良く食べた反動や、量が多かった事による自己防御反応だったり。正確にはこれらは嘔吐では無く吐出と言われる症状です。とにかく猫は犬に比べますと比較的よく吐きます。ですが、10歳前後になり、透明の液状の吐物を週に数回吐くようになりますと注意が必要です。このような嘔吐の原因は大半が腎機能の低下です。猫の死因で最も多いと言われる腎不全の初期症状です。もちろん他の原因も考えられますが、一度動物病院で血液検査をなされる事をおすすめ致します。また、腎臓に負担が掛りにくいフードへの切り替えもご検討ください。




高齢犬の食後の嘔吐にも注意が必要!
犬の場合も10歳前後から腎機能の低下が見られるようになります。食欲が低下したり、食べてもすぐに吐くようになったり。お水の飲む量が増えたり。猫の場合は、腎機能の低下により透明の液状の吐物を吐く事が多いですが、犬の場合は食べた物(未消化のドライフードなど)を吐くケースが多いです。若い頃は、「食べ過ぎかな」とか「早食いの反動かな」などで暫く様子を見られると良いと思いますが、ある一定の年齢を超えた嘔吐は軽く見過ごさないようにお願いします。


犬猫に牛乳は向いていません!
犬や猫に牛乳を与えている人も少なくは無いでしょう。水をあまり飲んでくれないので飲み水に少しだけ牛乳を混ぜて与えている人もおられるかと思います。但し、本来は犬や猫には牛乳を与えるべきではありません。理由は乳糖不耐症と言って、犬や猫は乳糖を分解できる酵素を充分に持っていません。その為、胃腸の不調を引き起こしやすく、下痢や嘔吐などの症状が見られる場合があります。また、皮膚疾患を患うケースも珍しくはありません。

尚、犬用や猫用としてゴートミルクと言われるヤギのミルクが良く売られていますが、牛のミルクに比べ、成分が犬や猫の母乳に近いと言われています。乳糖が少ない為、下痢を起こしにくく、しかも脂肪球が牛乳の1/6程度と小さいので消化にも良くなっています。




牛乳がダメなのに乳酸菌は大丈夫?
良くいただくお問い合わせです。先にも述べました通り、牛乳を飲むとお腹を壊したり皮膚に痒みが生じる子も少なくはありません。そのような子に乳酸菌を与えても大丈夫なのか???

答えは簡単!全くもって心配要りません。

乳酸菌は名前のイメージや、ヨーグルトやチーズの発酵食品の原材料の一部として使用される事により、乳製品と勘違いをなされる方も多いですが、乳酸菌自体は牛乳には全く関係がありません。ですので、牛乳が苦手な犬猫でも乳酸菌を摂取する事は何ら問題がありません。それよりも動物性たんぱく質を多く摂取する犬猫は、人間よりも腸内に悪玉菌が増殖しやすい傾向にありますので、善玉菌の増殖を促してくれる乳酸菌を積極的に摂取する事をおすすめ致します。その際は、乳酸菌が含まれます乳製品を摂取するのでは無く、余計なものが含まれていない乳酸菌サプリメントのご利用をおすすめ致します。




給水を促すための水への味付けについて
上記に「水をあまり飲んでくれないので飲み水に少しだけ牛乳を混ぜて」と書きましたが、牛乳以外にも鶏だしや野菜スープなどを水分補給の促進に利用なされている方がおられます。水の飲む量が少なくて心配になられるお気持ちは理解出来ますが、そのような行為はあまりおすすめ出来ません。本人(犬や猫)が欲していない量の水分を、水の嗜好性を高める事によって、余分に摂取する事は本当に必要なのでしょうか。そのような行為によって、本来最も大切である朝晩のお食事の食いつきに影響を及ぼしている事も珍しくはありません。美味しく仕上げた水は飲むけど、ドライフードは食べないなんて事になると・・・・。本人が必要な水分量は本人が一番良く知っています。無理に飲ませようとする行為はおすすめ出来ません。