2018年10月


このコーナーではわたくし「店長」が、皆様に知っていただきたい情報などを配信してまいります!

更新は不定期ですが是非お楽しみください!!

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お腹がいつも空いてるのは普通!
「朝晩しっかりとご飯を食べさせているのに顔を見る度に食べ物を催促してくる。」こんな子いますよね。別のケースでは「お皿にご飯が残っているのにおやつなら幾らでも食べる。」こんな子もいます。決して褒められる事ではありませんが。どちらにしても犬や猫は常にお腹を空かしているのが普通です。猫は一度に食べられる量に限界がある子もいますが、犬は欲しがる好物のおやつやフードを与え続けると底無しに食べます。猫は一時間に一回のペースなど、少し休ませながらだと好きな物ならずっと欲しがります。でも、「うちの子はお皿にご飯を入れっぱなしにしてるけど全然食べない。とても食が細くて困っています。」と言うケースもあります。この子がお腹を空かしていないのかと言うとそうではありません。好きなおやつなら食べるのです。どの子にも言える事は「常にお腹は空いている」。何故お腹を空かしているのに食べないのでしょうか?




食が細いって本当?
「うちの子は食が細い。」これは飼い主様の勝手な思い込みであるケースも少なくはありません。実際に食が細いと言われる子ほど太っている場合があります。これは、フードを与えても少ししか食べないので、栄養が足りているのか心配になり、嗜好性の高いおやつや補助食を与え過ぎているケースが多いからです。実際には嗜好性の高いおやつや補助食を与え過ぎているのでフードを食べないのですが。飼い主様の心理としては心配なあまり逆の発想になってしまいがちです。結局はこのような子でも常にお腹は空かしているのです。でも嫌いな物を食べなければ好きな物が出て来ると思っているのでお腹は空いているのにご飯は食べない。正に悪循環です。




主導権を犬猫に与えてはダメ!
とにかく一番大事なのは「犬猫のペースに合わせない」事です。ペースと言うかワガママと言うか。正直言って、フードやおやつを「欲しがるからあげる」ではキリがありません。先にも述べたように犬や猫がお腹を空かしているので普通です。かわいそうなのではありません。また、「飽きてきたから替える」のもダメです。「猫は飽き性」と誰が言い出したか分かりませんが、これは正しくはありません。飽きずにずっと一緒のご飯(フード)を食べている子も世の中には沢山います。「うちの子は飽き性だから。。。」と思っている方は犬猫に主導権を握られているケースが多いと思います。食べないからと言ってすぐに別のフードを与えたり、おやつを欲しがるから与えてしまったり。食生活の乱れは生活習慣病の大きな要因になります。誰もが愛犬・愛猫の長生きを望みます。日頃の甘やかしはほどほどに。宜しくお願い致します。


アレルギー検査を信じ過ぎないで!
犬猫に皮膚疾患が見られる際に動物病院で行うアレルギー検査。食物アレルギーのアレルゲン(原因物質)を調べる為の検査です。血液を採取して外部の機関で検査を行い、数日後に結果が届きます。検査を受けられた飼い主様はお分かりだと思いますが、驚く程の項目(食材など)で陽性反応を示します。皆さん揃って言う事が、

「食べさせられるフードが無い~!」

でも、その検査結果って本当なの???




本当の原因は何なのかを考え直そう!
本来はアレルギーの原因物質で無い陰性であるにも関わらず、陽性(アレルゲン)と判定されることを「偽陽性(ぎようせい)」と言い、本来は食べても大丈夫な食材までも避けてしまう事も珍しくありません。そうなると、与えても大丈夫なはずのフードまでも敬遠してしまい、選択肢を狭める原因にもなってしまいます。逆に陽性反応を示さず陰性であるにも、皮膚疾患の原因になってしまう事もあります。代表的なのが小麦です。アレルギー検査で陰性であったとしても小麦に含まれますグルテンは、食物アレルギーに似た症状を起こすグルテン不耐症の原因になります。アレルギー検査で小麦が陰性だからと言って、おやつにパンを与えてしまう飼い主様は少なくありません。これではいつまでたっても皮膚疾患は治りません。更に言うならば、一般的なアレルギー検査はIgE抗体を調べる検査ですが、これはアナフィラキシーショックなどの即時型アレルギーのアレルゲンを調べる検査で、犬猫に多く見られます、ジワジワ症状が悪化する遅延型アレルギーのアレルゲンを調べる検査ではありません。




アレルゲンを調べるよりも大切なのは分解!
犬猫に多く見られます遅延型アレルギーは、摂取したたんぱく質を体内でアミノ酸に分解出来ず、分子の大きいたんぱく質が腸内に侵入した時に外敵と判断して攻撃するためと考えられています。その為には、たんぱく質をアミノ酸に分解する酵素が必要になります。犬猫は本来、酵素をたっぷり含んだ生食を食生活としますが、ペット環境では加熱済みの食生活が一般的となります。その為、加熱によって酵素が失われた食事を摂取する事が多く、たんぱく質をアミノ酸に分解出来ず皮膚疾患を患うケースが多いです。また、腸内環境が悪化しますと、腸壁に穴が開き、免疫細胞の誤判断が増えてしまい、アレルギー症状を患う事も多いです。これは皮膚疾患に限らず、多涙症(涙やけ)や外耳炎、指の間を舐めるなどの症状にも同じ事が言えます。フードを探しまわるよりも先ずは酵素と乳酸菌の摂取をお心掛けください。