2019年3月


このコーナーではわたくし「店長」が、皆様に知っていただきたい情報などを配信してまいります!

更新は不定期ですが是非お楽しみください!!

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痩せない原因は何なのか?
ダイエットが必要な愛犬、愛猫は少なくありませんよね。心臓病であったり、ヘルニアであったり主治医から減量を指示されている子。もちろん病気を患っていなくても体重オーバーは何一つ得をする事はありません。体重オーバーの原因は一体何なのか?運動不足?体質?フードの選択ミス?????可愛い我が子の為に色々考え、色々調べても原因は分からずどうしたら良いのかお悩みのあなた!!!Bros.の店長が体重オーバーの原因をお教えします!そして簡単なダイエット方法も!




痩せない原因はただひとつ!
痩せない原因を考える上で、最も真っ先に思い浮かぶのが食事と運動ですね。脂肪分の多いフードがダメなのか。炭水化物が多いフードがダメなのか。朝晩の散歩の量が足りないのか。猫の場合は散歩が無いし寝てばかりだし。色々考えると思います。でも結論はただひとつ。「食べ過ぎ」です。食べ過ぎなければ太りません。食べ過ぎなければ痩せられます。(注意・・・クッシング症候群:副腎皮質機能亢進症のようなホルモン異常で食べずに太る場合もございます。)
フードの種類や運動量などを気にする前に食べている量を確認してください。少ないように思えるかも知れませんが、愛犬・愛猫にとっては食べ過ぎなのです。




まずは間食をやめてください!
ダイエットにとって当然と言えば当然ですが、間食はご法度です。でも「おやつは与えていません!」と言う方もおられるかと思います。しかし、そのような方でも「野菜を切っている時に端っこを少しだけ」や「ヨーグルトを食べる時に蓋の裏だけを」、「果物を食べる時に少しだけ」など、「おやつ」とは呼べない間食を与えてはいませんか?散歩の途中にお友達の飼い主様からおやつや、しつけやトレーニングのご褒美も全て間食です。太る原因になってます!




ご飯は朝晩2回で規則正しく!
ダイエットが必要であれば、食事は朝晩の2回。間食は無し。それで朝晩のご飯の量を間違えなければ必ず痩せます。あとはご飯の量ですね。ご飯の量でお悩みの方も多いはず。どこまで減らしても大丈夫なのか?減らし過ぎて栄養失調にならないのか?色々と心配事はあると思います。でも大丈夫です!少々減らしても問題ありません。フードパッケージ記載の給与量の半分程度でも大丈夫です。そもそもパッケージ記載の給与量は多過ぎる傾向があります。あくまでも目安量なので、太っていれば記載の量よりも減らして痩せていれば記載の量よりも増やしてください。難しく考える必要はありません!




お腹が空いたと催促してきたら!
ご飯の量を減らして間食も無しだと「お腹を空かして催促してきてかわいそう。。。」と言う方。大丈夫です。慣れます。数日で慣れます。慣れるまでの間、催促してきたら遊んであげてください。気を紛らわす感じで。そうすれば数日で催促しに来なくなります。遊ぼうの催促はあるかもですが(笑)おやつや間食、ご褒美を貰える習慣がついたと言う事は貰えない習慣もついてくれます。数日の我慢です。頑張ってください!


そもそも膵臓って何をしてる臓器なの?
膵臓の主な役割りは2つあります。ひとつは、膵液(すいえき)という消化液(消化酵素)を分泌する事で、この消化液の働きにより食べ物の消化を助けます。もうひとつは、インスリンなどのホルモンを分泌し、血糖値をコントロールする事です。肝臓や腎臓に比べますと地味なイメージの臓器ですが、生きていくには大変重要な臓器です。乱れた食生活によって膵臓を傷つけてしまわないように注意しましょう!




膵臓に負担の掛かる食生活とは?
膵臓の仕事量を増やしてしまう一番の大きな要因は食べ過ぎです。フードの食べ過ぎはもちろんですが、おやつなどの間食の食べ過ぎも。結果、たんぱく質や脂肪を過剰に摂取する食生活は、膵臓を刺激して消化液の分泌を促進する事になります。消化液が必要以上に分泌されると、食べた物だけでは無く、膵臓自身をも消化(分解)してしまいます。これを膵炎と言います。膵炎は急性なものと慢性的なものがあります。犬には急性膵炎が多く、猫には慢性膵炎が多く見られ、急性膵炎は嘔吐や腹痛などの激しい症状が出る事が多いですが、慢性膵炎はあまり特徴的な症状が出ない事が一般的ですが、慢性的な下痢や軟便が見られる場合もあります。また、膵炎は消化液が過剰に分泌されて起こる疾患ですが、逆に先天的な要因や膵臓の疲弊(萎縮)などにより消化液が思うように分泌されず、食べても食べても痩せてしまったり、消化不良により常に下痢を起こしてしまう膵外分泌不全(すいがいぶんぴつふぜん)もあります。




膵臓を大切にするには?
まずは、膵臓の働きを助けてあげる事が重要です。膵臓の主な働きのひとつである消化液(消化酵素)の分泌。これを助けてあげてください。膵臓が必死になって働かなくて良いように消化液(消化酵素)の代わりとなる食物酵素を摂取してください。食物酵素は生のお肉や野菜、果物から摂取出来ますが、栄養バランスの面でサプリメントから摂取する事をおすすめ致します。また、過剰なたんぱく質や脂肪の摂取を控えてください。高たんぱく、高脂肪のフードはおすすめ出来ません。特に脂肪分の摂取過多は膵臓に大きな負担を掛けてしまいますが、魚油やサーモンオイルなどのオメガ3脂肪酸を多く含むオイルは膵臓の炎症を抑えると言う報告もございます。そのようなオイルを使用しているフードをご利用いただくのも良いかも知れません。もしくは低脂肪のフードを選び、サーモンオイルをプラスしてあげるのもおすすめです。




消化の良いご飯の作り方!
ドライフードやウエットフードに消化の手助けをしてくれる食物酵素サプリメントを振りかけて与えてください。これだけでも消化はとても良くなります。軽い軟便症の子であれば充分に効果が期待出来ます。しかし、慢性膵炎や膵外分泌不全の子の場合は、これだけでは不充分。このような時には、ふやかしたドライフードやウエットフードを40℃弱に加熱します。そこに食物酵素サプリメントを加えてください。出来れば保温容器などを使用して40℃弱を維持して30分程待ちます。何故なら、食物酵素は40℃強で不活化すると言われていますが、不活化する直前に最も活性化するとも言われています。従いまして、不活化する40℃目前が最も活性します。そうする事によって、口に届く前に予め消化分解されたお食事が完成し、消化がとても良くなります。もちろん完璧にとは言えませんが、ひと手間を加えるだけで数段に消化は良くなります。是非一度お試しください。