2019年8月


このコーナーではわたくし「店長」が、皆様に知っていただきたい情報などを配信してまいります!

更新は不定期ですが是非お楽しみください!!

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実は嫌いな商品の方が多いかも・・・。
当店は、数多くのメーカー様や問屋様に商品をご用意していただいております。今の当店があるのもメーカー様や問屋様のお陰です。でも、そのお世話になっているメーカー様や問屋様から新しい商品の紹介を頂戴しても二度と見たくも無い嫌いな類の商品も数多くもあります。いや、反対に嫌いな商品の方が多いかも知れません。今回はそんな嫌いな商品のごくごく一部になりますがご紹介したいと思います。(嫌いな商品なのに紹介って変ですが。。。)




自分がされたらどう思いますか!!!
まずひとつ目は、「早食い防止の食べにくい食器」。複数のメーカーから発売されています。実際の商品を名指しをするのは控えますが、大きなペットショップなどに行くと必ず売っていると思います。確かに早食いよりもゆっくり食べてもらった方が良い事は間違いありません。ゆっくり食べなさいと言っても食べてくれるはずもありません。だからと言って、食べにくい食器って。。。発想が情けない。メーカーの発想も情けないですが、そんな食べにくい食器で悪戦苦闘しながら食事を摂っている我が子を見てかわいそうと思わないのかと不思議になります。早食いをすると言う事は食欲旺盛で食べる事が大好きな子だと思います。その食べる事が大好きで、食事の時間を楽しみにしている子に「食べにくい食器」って。。。(涙)




おせち料理やクリスマスケーキなんて要る?
まぁ良く見かけますね。犬用や猫用のおせち料理やクリスマスケーキ。原材料や味付けに配慮がされているのでしょうが、犬や猫たちはそれを理解出来ると思いますか?自分の誕生日だからケーキを貰っている事を理解出来ますか?正月だからおせち料理(おかず)を貰えている事を理解出来ますか?
犬用や猫用のおせち料理やクリスマスケーキを与えると言う事は、人間の食事やおやつを欲しがるようになるだけです。クリスマスにケーキを貰えた子は、次に迎えたご家族の方の誕生日にケーキが食卓に並ぶと、ほぼ間違いなく欲しがるでしょう。この前は貰えたのに今回は何故貰えないのかと不思議がると思います。お正月に自分のフードでは無くおせち料理(おかず)を貰えた子はお正月が過ぎてもフード以外におかずを貰えると期待するでしょう。欲しがっても与えなければ良いのですが、催促に負けて与えてしまう方も多いでしょう。結果的には、好き嫌いや偏食のきっかけになるだけです。




ここ数年で最も嫌いな商品はこれ!
最後は問題外の商品。最近は色んなメーカーから類似品が販売されておりますが、元祖はCMでよく見かける「チャ● ちゅ~●」でしょう。当店では類似品も含めて、このような「ペーストタイプのおやつ」は絶対に販売致しません。物によると思いますが、これらの商品は、とても濃い味付けがされており、噛まずに食べられる事から、嗜好性が非常に高くなっています。その結果、これらの商品をおやつとして貰っている子は主食のフードの食べが悪くなる傾向があります。更に、フードの食べが悪くなるため、置き餌をするようになり、ダラダラ食いをして、膀胱炎や結石の発症に繋がっているご報告やご相談を多くいただいております。まぁ、当然の結果と言えば当然ですが。これらも含めて、嗜好性の高いおやつを毎日のように与えて、フードの食べが悪いからと言って、その子の事を「食が細い」や「味にうるさい」、「好き嫌いが激しい」などと表現するのは。。。喜ぶからと言って与えていると後悔しますよ。

まだまだ嫌いな類の商品は沢山あります。パッケージにペット用と記載してペット用として販売をするのはメーカーの自由です。大変失礼ながら、メーカーの人間は、消費者(飼い主様)や店舗販売員よりも知識が乏しい事も珍しくありません。疑問な点があってメーカーに直接問い合わせをした際に思うような回答が得られなかったと言う方も少なくは無いと思います。ペット用と記載してあっても犬猫にとっては不適切な商品が沢山あります。くれぐれもご注意ください。


原材料表記の順番について
以前にもどこかで書いた気もするのですが、よくいただくお問い合わせなので。ドッグフードやキャットフードのパッケージには原材料が表示されています。その原材料の表示は「使用した原材料を全て重量順に表示する」のが原則です。ですので、下記のフードの場合は原材料表記先頭の「ジャガイモ」が最も多く(重く)使用されていると言う事になります。ネットや書籍では「原材料表記の先頭が肉類(魚類)のフードを選びましょう」などと書かれてあるのを良く見かけます。逆に原材料表記の先頭が穀物などのフードは粗悪な製品だと。本当にそうでしょうか?


ジャガイモ、ラムミール、トマト絞りかす、鶏脂肪(保存用に混合トコフェロールを使用)、塩化カリウム、DL メチオニン、塩化コリン、プロピオン酸カルシウム、ブルーベリー、ラズベリー、クランベリー、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、銅、ヨウ素、炭酸コバルト、セレン酵母)、ビタミン類(ビタミンE、リボフラビン、ナイアシン、D-パントテン酸、チアミン塩酸塩、ビタミンA、ピリドキシン塩酸塩、ビオチン、葉酸、ビタミンB12、ビタミンD3)、タウリン、酵母エキス(プレバイオティクスの原料)、グルコサミン塩酸塩




こっちのフードは如何ですか!?
ジャガイモ主体のフードなんて粗悪で使いたく無い!と、思ったあなた。下記のフードならいかがですか?


ラムミール、バーバンクポテト、ノーコタポテト、鶏脂肪(保存用に混合トコフェロールを使用)、トマト搾り粕、塩化カリウム、DLメチオニン、塩化コリン、プロピオン酸カルシウム、タウリン、ブルーベリー、ラズベリー、クランベリー、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、銅、ヨウ素、炭酸コバルト、セレン酵母)、 ビタミン類(ビタミンE、リボフラビン、ナイアシン、D-パントテン酸、チアミン塩酸塩、ビタミンA、ピリドキシン塩酸塩、ビオチン、葉酸、ビタミンB12、ビタミンD3)、酵母エキス、グルコサミン塩酸塩


原材料表記の先頭にラムミール(子羊肉)が来ているのでお肉主体のフードとなります。これなら安心してご利用いただけるのでは無いでしょうか。しかし、実は両方とも同じフードなのです。これは当店でも人気のあるファーストメイト ドッグフード オーストラリアンラムと言うフード。世界で初めてグレインフリーフードを開発したと言われるカナダのタプロウベンチャー社のフードです。従来使用されていた「ジャガイモ」が「バーバンクポテト、ノーコタポテト」と2種類のお芋に変更になっただけです。栄養成分値やカロリーも変更ありません。どういう事でしょうか?




原材料表記の順番なんて大してアテになりません!
上記の「ファーストメイト ドッグフード オーストラリアンラム」でお話ししますと、詳しい配合率は分かりかねますが、例えばジャガイモが35%でラム肉が30%使用されていたとします。その場合は当然ジャガイモが原材料表記の先頭に来ますが、ジャガイモがバーバンクポテトとノーコタポテトの2種類に変更になり、ジャガイモの35%が「バーバンクポテトが20%+ノーコタポテトが15%」になる事により、30%のラム肉が原材料表記の先頭に来ます。もうお分かりですね。原材料表記の順番なんて簡単に操作出来るのです。

例えば、「鶏肉、エンドウ豆、ひよこ豆、グリーンピース、インゲン豆、・・・・・」、このような原材料のフードがあったとします。最近ではありがちな原材料です。このフードのメーカーは、おそらくこう書くでしょう。「お肉たっぷりの穀物不使用フード!」確かにお肉が原材料表記の先頭に来て、麦類や米類、トウモロコシなどの穀物を使用していません。嘘は一切ついていないのですが、私から見ると「お豆たっぷりのまめごはん!」って感じです。でもそれで良いのです。お肉なんてたっぷりで無くて良いのです。確かに犬猫はお肉の消化が得意で野菜や穀物の消化は得意ではありません。だからと言ってお肉をたっぷり摂取していたら良いわけではありません。消化が苦手な食材も消化を手助けしてくれる消化酵素と同時摂取すれば安易に消化が出来るのです。消化酵素は熱に弱いです。ですので、加熱処理を必要とするドッグフードやキャットフードには消化酵素が含まれません。人間の食事も同じです。ハンバーグや焼き魚など、加熱した料理には消化酵素が含まれません。だから消化酵素を多く含む大根おろしと一緒に食べると消化が安易になり胃もたれを防ぐ事が出来ます。話がそれましたが、原材料の先頭がお肉以外でも良質なフードは沢山あります。あまり原材料表記の順番は気にし過ぎない方が良いかも知れませんよ。