2020年3月


このコーナーではわたくし「店長」が、皆様に知っていただきたい情報などを配信してまいります!

更新は不定期ですが是非お楽しみください!!

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フード選びももちろん大切ですが。。。
頻尿や血尿、尿にキラキラとした異物を発見などから診察をうけると大半が膀胱炎かストルバイト結石との診断。そこで殆どの飼い主様が「今のフードがうちの子には合っていなかったのね・・・。」とお思いになられます。その際に動物病院からは某大手2社の結石対応の療法食タイプのフードをすすめられる事が多く、品質に不安を抱いた飼い主様はプレミアムフードで結石対応のフードをお探しになられるケースが多いです。確かにフードを選び直す事は大切だと思いますが、本当に今のフードが合わなくて結石になってしまったのでしょうか?おやつに原因はありませんか?ご飯の与え方は大丈夫ですか?フードを見直す前に食生活全般を見直す事が大切です。




おやつを食べていない子は結石にはならない?
ストルバイトのお食事についてお問い合わせをいただきますと、当店では必ず間食(おやつやご褒美)を与えるのをやめていただくようにお願いをします。これは「おやつを与える」=「ストルバイト」だからではありません。もちろんおやつを与え過ぎてストルバイトになるケースも多いですが、おやつを与えると食生活が乱れやすいからです。おやつを与える事によって、朝晩の食事の食いつきが悪くなり、フードにトッピングをしたり、食事の回数を増やしたり、お皿を出しっぱなしにしたりなりがちです。結果的に見ると、おやつを貰っていなくて、朝晩2回の食事をがっついて食べる子はあまりストルバイトにはなりません。おやつやトッピング無しで朝晩2回の食事のみでストルバイトを発症したのであればすぐにフードを見直しましょう。是非ご相談ください。




猫は一度に沢山食べる事が出来ないですって!?
良く居られます。猫は一度に沢山の量を食べる事が出来ないので回数を分けて与えたり置きエサをしたりだと。それは完全な誤解ですし、失礼ながら言い訳です。我が家の愛猫達はがっつきます。先代の子達もみんながっつきました。朝晩2回の食事で一度のご飯は1分掛かるかどうか。一度お皿に突っ込んだ顔はお皿が空っぽになるまで上げる事はありません。一度にしっかりと食べる事が出来ます。愛犬も同じです。お陰様で私の愛犬・愛猫は今も昔も結石になった事はありません。フード選びも大切ですが与え方はもっと大切です。何故、愛犬・愛猫がご飯の時間に一度に食べ切ってくれないのか、がっついて食べないのかを考えてみましょう。フードの嗜好性や粒の大きさを理由にしてはいけません。必ず原因があるはずです。





難しく考え過ぎずにもっとシンプルに!
ストルバイトなどの結石になると、フードのマグネシウム含有量を調べたり、一日に飲むお水の量を量ったりなど、難しく考え過ぎてしまう傾向があります。マグネシウムの摂取過多で結石になるわけではありません。お水の飲む量が少な過ぎて結石になるわけではありません。勘違いしないでください。まずは間食や置きエサをやめて朝晩2回の食事を徹底してください。それが難しければ、尿のpHを強制的に酸性に傾ける動物病院処方の療法食をご利用いただくしかありません。それでも再発の可能性は否めません。時間を掛けてフードを探し回るよりも食生活全般を見直す事が、愛犬・愛猫の健康を守る為に最も必要な事では無いでしょうか。


正しい情報ばかりとは限りません!
新型コロナウイルスに関連する情報が溢れかえっている状況です。マスクや除菌関連の商品が品薄になるのは予想が出来ましたが、まさかトイレットペーパーやティッシュペーパー、紙オムツまでも。デマが拡散したことによる買い占めが原因のようですが、インターネットが普及した現在、どれが正しい情報でどれが誤った情報なのかを見極める力がとても重要な時代にあると思います。




どの情報を信じてよいのか・・・。
当たり前の事ですが、メーカーサイトやショッピングサイトには商品の事は悪く書かれていません。逆に自社製品や取り扱い商品の事をとても優れた製品かのような表現を用いて宣伝します。当たり前です。それが悪いとは言いません。もちろん当店でも取り扱い商品の事を悪くは書いていません。その結果、お客様は「どれが良いのか、何が正しいのかわからない・・・。」となるのです。そりゃそうですね。こっちのサイトでは○○が良い!って書いてあるのに、こっちでは△△が良い!ってなっているわけですから。




メーカーサイトや直販サイトは参考程度の方が。。。
製造販売元や正規輸入元、またそれらの直販サイトには当然のように自社製品の内容に沿った持論が述べられています。例えば、「シニア期にも高たんぱくなフードを!」や「フードはいつでも好きな時間に食べられるように常にお皿に入れておいてください。」など。もちろんそのメーカーではそのような考え方なのでしょうから仕方がありませんが、それが正解だとは限りません。また、「メーカー」や「正規輸入元」などと聞くと、凄く詳しいスタッフが常駐しているとお思いになられるかもしれませんが、意外とあまり詳しくない事が多いです。メーカーや正規輸入元に問い合わせをなされた事がある方はお分かりかと思いますが、自社製品の事くらいしか知らない事が多いです。動物病院では某2大メーカーのフードをすすめて来る事が多いですが、獣医師である先生方はあまりフードにはお詳しく無い事が多いです。お医者様ですからね。栄養士さんではありませんから。メーカーサイトやメーカーの直販サイトでお医者様の格好をした獣医師がフードパッケージを持って「獣医師が推奨!」と言うのを良く見かけますが、あれって効果あるんでしょうか(笑)




結局何が言いたいかと言うと・・・。
ドッグフードやキャットフードに限った事では無いと思いますが、実際の経験が最も重要になると思います。色々なフードを使用したり販売したり、色々な体質の犬猫と接し、色々な結果や感想を見たり聞いたりしないと分からない事が沢山あります。当店はお客様から沢山のご相談やお問い合わせをいただきます。だからこそ知り得た情報も数多くあります。本当に有難い事です。実際に教科書通りにはいかない事も沢山あるのです。わからない事やお悩みがあれば、スマホを一日中見つめるのでは無く是非お気軽にご相談ください。穀物不使用フードのメーカーサイトには犬猫に穀物は必要が無いと書いてあるのは当たり前です。高たんぱくなフードの直販サイトにはお肉をたっぷり摂取するようにと書いてあるのは当然です。メーカーのサイトや直販サイトの情報は参考程度に読み流す方が良いかと。意外に思われるかも知れませんが、メーカーや輸入元のスタッフよりもエンドユーザーであるお客様皆様の方がフードの事は良く知っておられるような気も。