2020年7月


このコーナーではわたくし「店長」が、皆様に知っていただきたい情報などを配信してまいります!

更新は不定期ですが是非お楽しみください!!


記事一覧

ハミガキしてますか~?
ビートパルプについて
アレルギー体質の子は是非!
あきらめるな!涙やけ
外耳炎対策
日和見菌って???
腎不全対策
コレステロール値の指摘について
尿路結石の最大の天敵は「偏食」
空腹時の嘔吐を止めるには
シニア期に高たんぱく食は必要か???
猫の特発性膀胱炎を予防するには?
今更ですが、乳酸菌とは?
ドライフードの保存方法に悩む。。。
腎臓にやさしい食事とは?
「好き嫌い」や「偏食」の原因は何?誰?
ストルバイト予防食は自分で見つけられる?
ストルバイトを予防する食生活とは?
摂取カロリーを気にするな!
乾いた食事だけでは不安です!
メーカーの言うとおりにする必要は無い!
好き嫌いの何が悪いの?
シニア(高齢期)用のフードの使い方
ビタミンCは必要なのか?
腎不全は便秘で悪化する?!
アレルギーの付き合い方
ローテーションは必要なのか?
【追記ありの再更新】ビートパルプについて
腎機能低下を早期に発見出来る検査が登場?!
とろもろこし(コーン)は本当に悪者なの?
製品について良くある質問をご紹介
尿検査でストルバイトと診断されたら!
オメガ3脂肪酸を理解しておこう!
「フードを食べない」のは間違っているから!
牛乳と乳酸菌
嘔吐の原因って???
今更聞けない「グルテンフリー」と「グレインフリー」
猫の便秘を解消するフードとは?
食物アレルギーを疑うならまずは〇〇の摂取!
うちの子だけ???
メーカー(販売元)の脅しには気をつけろ!
店長は本気で怒っています!!!
正しい猫のご飯の与え方
犬のこんな咳には注意が必要です!
2018年もお世話になりました!
今年最初のコラムもやっぱりこのネタ!
腎不全と診断された猫の食事について
それ本当にアレルギー???
腎臓の負担軽減で腎不全対策を!
膵臓(すいぞう)を大切にしよう!
簡単なダイエット方法教えちゃいます!
便秘解消の秘訣は!?
愛犬のその仕草、見逃さないで!
そのおやつの与え方で大丈夫?
ストルバイトの原因はマグネシウムでは無い!
フードは一日に何グラム与えるのが良いの?
これからの季節に増える膿皮症の対処法!
去勢手術、避妊手術ってどうなの?
ちょっと偉そうな事を言わせてもらいます!
その「しつけ」って本当に必要ですか?
原材料表記の先頭はお肉で無いとダメ!なの?
こんな商品嫌いです。絶対売りません!
食べないのは本当に粒が大きいのが原因?
25年間のペットフード事情を振り返る
消化酵素の摂取をうるさく提案する理由は?
心臓病の食事で気を付ける事は?
負のスパイラルに陥らないようにご注意ください!
尿のpHと食品のpHについて
猫の外飼い(放し飼い)は絶対にダメ!!!
正しい子猫のご飯の与え方
猫の慢性腎不全のお食事について
犬の慢性腎不全のお食事について
お水は水道水?ミネラルウォーター?何が良いの?
涙やけを解消する簡単な方法!でも。。。
まさかトイレットペーパーが買えなくなるとは・・・
ストルバイト結石の原因はフードのせい?
ご飯の与え方でお悩みの際はお気軽にご相談を!
免疫、免疫って。免疫ってそんなに大切なの?
全年齢対応のフードについて考えてみました!
病院のフードを食べません。。。と言う方へ
これは獣医さんに言われてもやっちゃだめ!
ドライフードが嫌いだから食べないのではありません!
猫の便秘の原因をお教え致します!
何故太るか知ってますか?
やっぱり予想通り気温の上昇と共に急増しています!
子犬用や子猫用っていつまで?
どうしてうちの子は好き嫌いをするの?
「粒が大きくて」とか「長期間食べ続けて飽きた」とか・・・。
お水を沢山飲ませてストルバイトを予防する方法!
店長の愛犬・愛猫は何を食べているの?
こんな時はかるーい断食を取り入れてみてはいかが?
犬の外耳炎の治し方
食後しばらくして食べた物を吐くのは何故?
用意する食事のお皿は1個だけ!!!
食物アレルギーよりも食物不耐症に注意して!
心臓病の犬は太る方が良いの?
犬の胆泥症を解消する食事はこれ!
フードの年齢表示にこだわらないで!
猫の甲状腺機能亢進症について
若い内に好き嫌いを無くさないと大変な事に!
心配になりますよね。でもまずは落ち着いて!
犬猫のシュウ酸カルシウム結石予防法!
ウエットフードは低たんぱく?
一度に沢山食べられない原因は???
白内障が気になり出したら・・・。
勘違いしやすいので解説します!
ご飯は手であげてはダメ!
10歳近くになったら注意をしてあげて!
若い頃は吐かないけど・・・。
太っている事を「●●」とは言ってはいけません!
尿路結石対応って書いていれば安心なの?
綺麗なうんちが出るフードで安心?
糖尿病は犬と猫で食事療法は異なります!
まだまだ暑い日が続くこの時期に気になるあれこれ
無責任な情報を信じるな!
こんな薬の飲ませ方をしてはいけません!
猫にとって必要なカロリーってどれくらい?
体に良い物も悪い物も量次第って事ですね。
食べない原因は何ですか?
水分摂取不足が原因の結石(ストルバイト)を解消するには?
1日に5回も6回もご飯をあげる必要あります?
一年の中で最も注意が必要な季節がやってきました!
一年の初めだから言っちゃいます!
まずは適量を見つけましょう!
無料サンプルの誤った使い方はしていませんか?
知っていて欲しい猫の恐ろしい病気
本当の原因を見失ってはいけません!
空腹時の嘔吐を恐れるな!
勘違いをされやすい原材料たち
去勢後の猫の食事について
愛犬への必要の無いご褒美ベスト3!
最低限のマナーも守れないなら飼わないで!
高齢猫が痩せてきたら
高齢犬が腎不全と膵炎を併発した時の食事は?
食べない事も治療のひとつです!
缶詰を食べない猫でもこうすれば食べる!
当店のアレルギーについての考え方です。
毎日の積み重ねが・・・。関節を守ろう!
何度も言いますが結石と水分摂取量は関係ありません!
カロリーを気にしても意味ないですよ!
どうして好き嫌いをするのかを考えてください!
膀胱炎を繰り返さない為の食事はこれ!
気にし過ぎると失敗しちゃいますよ!
ストルバイト結石の予防に成功!その後のフードは?
毎日飲ます薬だから頑張って!
猫に多い口内炎。食事で治せるの?
痩せるからって無理に食べさせてはダメ!
今年最後のコラムですが、改めて・・・。
この思い込みは本当に危険です!
「多頭飼いだから置きエサ」は言い訳です!
不規則な食生活は病気の発見を遅らせる事も!
与えるフードの量はこうやって決める!
食べ過ぎると出なくなるかも。。。
愛猫が腎臓病になったので食べるフードを探している方へ!
シニア用のフードを活用しよう!
ストルバイトの結晶に焦らないで!
愛猫が10歳近くになったら必ず検査をしてください!
運動不足なのであれば減らしてください!
夏バテで食欲が落ちるようであれば・・・。
食いつきの良いフードを探していても無駄!
当店で猫用の糖尿ケア(糖尿病サポート)のフードを売らない訳。
こんな謳い文句には注意をしてください!
それって良い事ですよ!
正しい子犬の育て方
自動給餌器は便利なようで・・・。
食生活を見直すだけで改善する事も!
成長期の子猫への正しい食事の与え方!
新入りさんを迎えるにあたって。
低脂肪が正義ではありません!
犬用・猫用に特別に作っています!って必要?
普通のフードってどんなの?
感覚がマヒしてきて都合の良い解釈を・・・。
食べない原因から目をそむけないで!
腎不全で食欲不振にはなりません!
こんな時、まずは絶食ですよ!
あなたの愛猫は草食動物ですか?
ストルバイトの原因と予防について。膀胱炎も。 第一章
ストルバイトの原因と予防について。膀胱炎も。 第二章
ストルバイトの原因と予防について。膀胱炎も。 第三章
ストルバイトの原因と予防について。膀胱炎も。 第四章
ストルバイトの原因と予防について。膀胱炎も。 第五章
缶詰(ウエットフード)の成分値の見方について

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2週間前のコラムの予想が的中してしまいました・・・。
前回のコラムでこう書きました。

「間違った水分補給をさせてしまう方が多いです。代表的なのが、ち●ーるなどのペースト状のおやつです。」

水分補給が目的で与えているわけでは無い飼い主様も多いかと思いますが、ここ数日のお悩みやご相談で必ずと言って良いほど出てきたキーワードが「ち●ーる」です。もちろん他社メーカー発売の類似品も含みます。とにかく犬も猫も喜んで良く食べるそうですね。私は一切使用した事が無いので分かりませんが、沢山のお客様のお話をお聞きしていると使った事が無い私でも想像はつきます。また、共通して言える事が、「毎日与えている」事です。その結果のお悩みやご相談が、「フードを食べない」となっています。




そのような場合にたどり着く先は?!
水分補給を目的に、ち●ーるなどのペースト状のおやつを与えて、主食となるフードを食べなくなり、水分は摂取出来ても大切な栄養が摂取出来なくなったとして、何故そのままち●ーるなどのペースト状のおやつを与え続けるのでしょうか?とても不思議です。フードは食べないのにペースト状のおやつは食べるから、ペースト状のおやつを与える量が増えたり、ペースト状のおやつをドライフードに掛けたり。そんな事をするよりもペースト状のおやつを与えるのを止めれば良いだけです。それにしても何故あのような製品が流行してしまったのでしょうね。個人的には全く与える気にならないですけど。結局、そのような場合にたどり着くのが、「膀胱炎」や「ストルバイト」です。フードは食べないので常に置きっぱなし。フードを残しているのに日中に数回のペースト状のおやつ。そりゃ病気になりますよ。




フード選びも間違った方向に!
ペースト状のおやつなどを与え過ぎなのにフードを食べなくなると、多くの飼い主様が食いつきの良いフードをお探しになられます。結果、お肉たっぷりの高たんぱくなフードに。おやつを食べ過ぎて栄養バランスが乱れているところに更なる高たんぱくなフード。更に肉類のトッピング。水分を含んだ肉類のトッピングで水分補給が出来ているにも関わらす、お皿からお水を飲んでくれないからと言って、またまたペースト状のおやつで水分補給。典型的なストルバイト発症に陥る間違った食生活です。おやつは食べるけどフードは食べないから食いつきの良いフードを探すと言った発想がそもそも間違っています。改めて考えていただくと当たり前ですよね。フードを探すよりもまずはペースト状のおやつを与えるのを止めてください。水分補給なんて気にする必要ありません。




ペースト状のおやつを与えていないあなたも要注意!
ペースト状のおやつを与えていなかったとしても、気温の上昇と共に夏バテと言う言い訳を理由にフードの食いつきが悪くなったからと言って過剰な肉類のトッピングは危険です。食べが悪くなっている原因は本当に夏バテですか?まずは朝晩2回の食事以外に与えているものを全て止めてください。これからの季節は食生活の乱れが原因のストルバイトや膀胱炎がとても多くなります。既にお問い合わせやご質問が急増しています。くれぐれもご注意ください。何度も言いますが、水分の摂取量なんて気にする必要はありません。無理に飲まさないでください。獣医師からそのような指示があっても気にしないでください。お願いします。


こんな言い訳は通用しませんよ!
太る原因。犬も猫も人間も同じです。「食べ過ぎ」です。食べ過ぎなければ太りません。食べ過ぎても太らない子もいますが。逆はありません。太っていれば食べ過ぎです。「散歩に連れて行く時間が無いので運動不足で・・・。」や「一日中寝ているので・・・。」、「避妊(去勢)手術をしているので・・・。」など色々な言い訳を耳にしますが、どれも関係ありません。原因は食べ過ぎです。正確に言うと食べさせ過ぎです。犬猫は人間に食べ物を貰わないと食べ過ぎる事はありませんからね。与え過ぎれば太りますし、与え過ぎなければ太りません。




食が細いのに体は太い???
下記のようなお問い合わせをとても良く頂戴致します。

「うちの子は食が細くてフードを殆ど食べません。何かおすすめのフードはありますか?」
「あまり食に興味が無いのかフードをお皿に入れて差し出しても食べるのは一口か二口程度で。。。」
「朝に出したご飯が夕方まで残っている・・・。」

それで、もう少し詳しくお話をお聞きしていると、「でも少し太り気味で・・・。」と。それは食が細いわけでも無く、食に興味が無いわけでもありません。食が細いのに体が太いなんてどう考えてもおかしな話です。でも飼い主様としては主食を食べないと栄養面で心配になるんですよね。それなら、まずはおやつを与えるのをやめてあげてください。決して「食が細い」わけではありません。ご飯やおやつの与え方を間違っているので「好き嫌いが激しい」だけです。犬や猫のせいにしてはいけません!




実は暑い夏場は太りすやい!
「このフードは太りやすい!」とフードを体重増加の原因にする方がおられますが、フードだけを規則正しく食べている子は殆ど太りません。また、これからの季節で多くなるのが、「夏バテでフードを食べない。。。」です。正直言って関係ありません。言い訳です。犬や猫は暑いからと言って食欲が落ちる事は殆どありません。(もちろん熱中症には気をつけてあげてください。)それでは何故暑い夏場にフードの食いつきが悪くなるのかと言うと、原因は無意味な水分補給です。熱中症対策や暑そうにしている姿を見かねて、間違った水分補給をさせてしまう方が多いです。代表的なのが、ち●ーるなどのペースト状のおやつです。水分を摂取出来たとしても余計な栄養を摂取したり、濃い味付けがされているあまりに、フードの食いつきに支障が出やすいです。他にはアイスクリームやヨーグルトの蓋の裏を舐めさせたり。フードの食いつきが悪ければ尚更余計な物を与えてしまい、大して食べてもいないフードを肥満の原因に。。。先に述べた「うちの子は食が細い」と言う方も、ち●ーるなどのペースト状のおやつなどを与えているケースが多いです。いつも言いますが、必要な水分は自ら摂取しますので無理に摂らせる必要はありません。




とにかく太っていて得する事はありません!
「犬(猫)はちょっと太っているくらいが可愛い。」たまにこのような事を言う方がおられますが、太っていて良い事なんてありません。特に歳を重ねるにつれて、「関節炎」や「心臓病」、「内臓疾患」など太っている子が患いやすい疾患が多くあります。若い頃から適正体重を意識して、太らせてしまわないようにフードやおやつの量を調節して、愛犬・愛猫の体調を管理していただく事はとても大切です。太る気配があれば、おやつを与えなければ良い事ですし、ご飯(フード)の量を減らせば良いだけです。とても簡単です。欲しがるからと言って与えていてはキリがありません。欲しがっても与えなければ良いのです。そのうち欲しがらなくなりますし。貰えるから欲しがるだけです。これからの暑くなる季節は食生活が乱れやすいのでくれぐれもご注意ください!