2022年1月


このコーナーではわたくし「店長」が、皆様に知っていただきたい情報などを配信してまいります!

更新は不定期ですが是非お楽しみください!!


記事一覧

外耳炎対策
日和見菌って???
コレステロール値の指摘について
尿路結石の最大の天敵は「偏食」
空腹時の嘔吐を止めるには
シニア期に高たんぱく食は必要か???
猫の特発性膀胱炎を予防するには?
今更ですが、乳酸菌とは?
ドライフードの保存方法に悩む。。。
腎臓にやさしい食事とは?
「好き嫌い」や「偏食」の原因は何?誰?
ストルバイト予防食は自分で見つけられる?
ストルバイトを予防する食生活とは?
摂取カロリーを気にするな!
乾いた食事だけでは不安です!
メーカーの言うとおりにする必要は無い!
好き嫌いの何が悪いの?
シニア(高齢期)用のフードの使い方
ビタミンCは必要なのか?
腎不全は便秘で悪化する?!
アレルギーの付き合い方
ローテーションは必要なのか?
【追記ありの再更新】ビートパルプについて
腎機能低下を早期に発見出来る検査が登場?!
とろもろこし(コーン)は本当に悪者なの?
製品について良くある質問をご紹介
尿検査でストルバイトと診断されたら!
オメガ3脂肪酸を理解しておこう!
「フードを食べない」のは間違っているから!
牛乳と乳酸菌
嘔吐の原因って???
今更聞けない「グルテンフリー」と「グレインフリー」
猫の便秘を解消するフードとは?
食物アレルギーを疑うならまずは〇〇の摂取!
うちの子だけ???
メーカー(販売元)の脅しには気をつけろ!
店長は本気で怒っています!!!
正しい猫のご飯の与え方
犬のこんな咳には注意が必要です!
2018年もお世話になりました!
今年最初のコラムもやっぱりこのネタ!
腎不全と診断された猫の食事について
それ本当にアレルギー???
腎臓の負担軽減で腎不全対策を!
膵臓(すいぞう)を大切にしよう!
簡単なダイエット方法教えちゃいます!
便秘解消の秘訣は!?
愛犬のその仕草、見逃さないで!
そのおやつの与え方で大丈夫?
ストルバイトの原因はマグネシウムでは無い!
フードは一日に何グラム与えるのが良いの?
これからの季節に増える膿皮症の対処法!
去勢手術、避妊手術ってどうなの?
ちょっと偉そうな事を言わせてもらいます!
その「しつけ」って本当に必要ですか?
原材料表記の先頭はお肉で無いとダメ!なの?
こんな商品嫌いです。絶対売りません!
食べないのは本当に粒が大きいのが原因?
25年間のペットフード事情を振り返る
消化酵素の摂取をうるさく提案する理由は?
心臓病の食事で気を付ける事は?
負のスパイラルに陥らないようにご注意ください!
尿のpHと食品のpHについて
猫の外飼い(放し飼い)は絶対にダメ!!!
正しい子猫のご飯の与え方
猫の慢性腎不全のお食事について
犬の慢性腎不全のお食事について
お水は水道水?ミネラルウォーター?何が良いの?
涙やけを解消する簡単な方法!でも。。。
まさかトイレットペーパーが買えなくなるとは・・・
ストルバイト結石の原因はフードのせい?
ご飯の与え方でお悩みの際はお気軽にご相談を!
免疫、免疫って。免疫ってそんなに大切なの?
全年齢対応のフードについて考えてみました!
病院のフードを食べません。。。と言う方へ
これは獣医さんに言われてもやっちゃだめ!
ドライフードが嫌いだから食べないのではありません!
猫の便秘の原因をお教え致します!
何故太るか知ってますか?
やっぱり予想通り気温の上昇と共に急増しています!
子犬用や子猫用っていつまで?
どうしてうちの子は好き嫌いをするの?
「粒が大きくて」とか「長期間食べ続けて飽きた」とか・・・。
お水を沢山飲ませてストルバイトを予防する方法!
店長の愛犬・愛猫は何を食べているの?
こんな時はかるーい断食を取り入れてみてはいかが?
犬の外耳炎の治し方
食後しばらくして食べた物を吐くのは何故?
用意する食事のお皿は1個だけ!!!
食物アレルギーよりも食物不耐症に注意して!
心臓病の犬は太る方が良いの?
犬の胆泥症を解消する食事はこれ!
フードの年齢表示にこだわらないで!
猫の甲状腺機能亢進症について
若い内に好き嫌いを無くさないと大変な事に!
心配になりますよね。でもまずは落ち着いて!
犬猫のシュウ酸カルシウム結石予防法!
ウエットフードは低たんぱく?
一度に沢山食べられない原因は???
白内障が気になり出したら・・・。
勘違いしやすいので解説します!
ご飯は手であげてはダメ!
10歳近くになったら注意をしてあげて!
若い頃は吐かないけど・・・。
太っている事を「●●」とは言ってはいけません!
尿路結石対応って書いていれば安心なの?
綺麗なうんちが出るフードで安心?
糖尿病は犬と猫で食事療法は異なります!
まだまだ暑い日が続くこの時期に気になるあれこれ
無責任な情報を信じるな!
こんな薬の飲ませ方をしてはいけません!
猫にとって必要なカロリーってどれくらい?
体に良い物も悪い物も量次第って事ですね。
食べない原因は何ですか?
水分摂取不足が原因の結石(ストルバイト)を解消するには?
1日に5回も6回もご飯をあげる必要あります?
一年の中で最も注意が必要な季節がやってきました!
一年の初めだから言っちゃいます!
まずは適量を見つけましょう!
無料サンプルの誤った使い方はしていませんか?
知っていて欲しい猫の恐ろしい病気
本当の原因を見失ってはいけません!
空腹時の嘔吐を恐れるな!
勘違いをされやすい原材料たち
去勢後の猫の食事について
愛犬への必要の無いご褒美ベスト3!
最低限のマナーも守れないなら飼わないで!
高齢猫が痩せてきたら
高齢犬が腎不全と膵炎を併発した時の食事は?
食べない事も治療のひとつです!
缶詰を食べない猫でもこうすれば食べる!
当店のアレルギーについての考え方です。
毎日の積み重ねが・・・。関節を守ろう!
何度も言いますが結石と水分摂取量は関係ありません!
カロリーを気にしても意味ないですよ!
どうして好き嫌いをするのかを考えてください!
膀胱炎を繰り返さない為の食事はこれ!
気にし過ぎると失敗しちゃいますよ!
ストルバイト結石の予防に成功!その後のフードは?
毎日飲ます薬だから頑張って!
猫に多い口内炎。食事で治せるの?
痩せるからって無理に食べさせてはダメ!
今年最後のコラムですが、改めて・・・。
この思い込みは本当に危険です!
「多頭飼いだから置きエサ」は言い訳です!
不規則な食生活は病気の発見を遅らせる事も!
与えるフードの量はこうやって決める!
食べ過ぎると出なくなるかも。。。
愛猫が腎臓病になったので食べるフードを探している方へ!
シニア用のフードを活用しよう!
ストルバイトの結晶に焦らないで!
愛猫が10歳近くになったら必ず検査をしてください!
運動不足なのであれば減らしてください!
夏バテで食欲が落ちるようであれば・・・。
食いつきの良いフードを探していても無駄!
当店で猫用の糖尿ケア(糖尿病サポート)のフードを売らない訳。
こんな謳い文句には注意をしてください!
それって良い事ですよ!
正しい子犬の育て方
自動給餌器は便利なようで・・・。
食生活を見直すだけで改善する事も!
成長期の子猫への正しい食事の与え方!
新入りさんを迎えるにあたって。
低脂肪が正義ではありません!
犬用・猫用に特別に作っています!って必要?
普通のフードってどんなの?
感覚がマヒしてきて都合の良い解釈を・・・。
食べない原因から目をそむけないで!
腎不全で食欲不振にはなりません!
こんな時、まずは絶食ですよ!
あなたの愛猫は草食動物ですか?
ストルバイトの原因と予防について。膀胱炎も。 第一章
ストルバイトの原因と予防について。膀胱炎も。 第二章
ストルバイトの原因と予防について。膀胱炎も。 第三章
ストルバイトの原因と予防について。膀胱炎も。 第四章
ストルバイトの原因と予防について。膀胱炎も。 第五章
缶詰(ウエットフード)の成分値の見方について
膿皮症や外耳炎の原因は何?
食べ過ぎているから太ります。当たり前です。
水を飲んでも尿路結石は治りません!
メリットよりもデメリットに注意を!
腎臓ケアのキャットフードはいつから与えるの?
避妊去勢済み用フードには要注意!
夏バテ対策の食事のご相談について
同じメーカーの製品だからと言って安心は出来ない!
1日でも早くに気付いてください!
素早く体調の異変を見抜く方法はこれ!
腎不全による食欲低下の際の食事について。
尿のpHを下げたいなら食べさせるな!
肝臓も腎臓も膵臓も一緒!
猫の肥大型心筋症について
病気に便乗した悪徳商法を許すな!
ストルバイトの療法食はシュウ酸カルシウムの原因になる!???

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何でも適量を知る事が大切です!
そもそも適量ってどう言う意味なんですかね?「適当な量」と「適切な量」では随分意味が違ってきますよね。でも料理番組でも良く言いません?「お醤油を適量加えます。」とか。料理が出来ない人間からすると、「醤油を適量」と言われてもどの程度の量なのか全く想像がつきませんが。まぁおそらく「適切な量」と言う事でしょう。犬や猫と生活するにあたって、とても大切なのが「適切な量」を知る事だと考えます。




最も大切なのは食事の適量よりも●●の適量!
「適切な量」として最も大切なのは「食事(フード)の適量」です。と思う方も多いと思いますが、違います。皆さんが最も間違えやすい適量が「間食の適量」です。いわゆるおやつやご褒美の量です。失礼ながら大半の方が適量よりも間食を与え過ぎです。実際に、チワワやプードルなどの小型犬の多くが、生後2ヶ月程度で家に来た当初はフードをがっついて食べていたのに、生後4ヶ月~6ヶ月程度でフードの食いつきが悪くなります。この時に多くの飼い主様が「毎日・毎食同じ食事だから飽きてきたのかな?」と思われますが、それは逆ですね。毎日・毎食同じ食事であれば飽きません。飽きる原因はそれよりも美味しい物を覚えてしまったから飽きる訳で、選択肢が無くて一択であれば飽きる事はありません。ですが、間食の適量を誤ってしまいますと、間食が食事の選択肢として加わってしまい、「食事よりも間食が好き」となってしまいフードの食いつきが悪くなります。ですので、フードの食いつきが悪くなって来た時は、フードを替えるのでは無く、間食の量を減らして反応を見てください。フードを替えても結局はその場しのぎになるだけです。




メーカー記載の適量は信用しない!
間食の適量を誤ってしまう飼い主様が多いのには、販売メーカーにも原因があると思います。何故か犬猫用のおやつの製品パッケージには「1日に与える量の目安」が明記されている事が多いです。これには昔から納得がいかず、若い頃に某有名メーカーにクレームを入れた事があるほどです。皆さんも良く考えてみてください。おやつなんて与える量が少なければ少ない程良いですよね。何なら与えない方が良い位です。それなのに、「5kgの犬は2個~4個」とか書いています。人間用のポテトチップスのパッケージに「小学生は1/2袋」とか「大人は1袋」とか書いているようなものです。だいたい、販売メーカーは多くの量を消費をしてもらいたい訳ですから、製品パッケージに記載されている量を鵜呑みにしてはいけません。あの憎きペースト状のおやつなんて「1日4本」とか書いていますからね。そら被害犬や被害猫が多発するはずです。残念ながら当店が販売しているおやつ製品にも「1日に与える適量」が記載されているケースが目立ちますが、くれぐれもその量を鵜呑みにして間食を与え過ぎないようにお願いします。




適量をしっかりと把握しましょう!
食事の適量や、おやつやご褒美などの間食の適量を見極めるのに最も大切なのが「体型」です。フードや間食の量が適量よりも多ければ当然のように太ります。食事を少ししか与えていないにの太ってしまう事があるかと思いますが、その「少し」が少しでは無いのです。おやつやご褒美などを少ししか与えていないのにフードを食べなくなってしまう事があるかと思いますが、その「少し」が少しでは無いのです。実際に、おやつやご褒美を少ししか与えていないのにフードを食べてくれないと言う子の大半が痩せていません。フードを食べなくても体型を維持出来る程度のおやつやご褒美を食べているのです。一年の初めに改めてフードや間食の適量を見直してみられてはいかがでしょうか。


犬が4059匹、猫が1万9705匹。。。
あまりこのような事をホームページ上で言うのは好きではありませんが。過去のコラムでも一切触れて来なかった問題です。それは・・・・

「殺処分」

です。新年早々のニュースでも報道がありましたので一部抜粋します。

●2022年1月4日 朝日新聞デジタルより抜粋

2020年度に全国の保健所で殺処分された犬猫について、1974年度以降で最少となる2万3764匹だったと発表した。殺処分は10年間で約10分の1に減ったが、保健所が引き取った犬猫の「殺処分率」は、最も低い北海道の6%から、最も高い長崎県の71%まで自治体によって差が出ている。20年度の殺処分の内訳は、犬が4059匹、猫が1万9705匹。10年度に殺処分された計20万4693匹に比べ、12%にまで減った。20年度に自治体が引き取った犬猫の数に対し、同年度に殺処分した「殺処分率」を都道府県ごとに集計したところ、長崎県(県、長崎市、佐世保市)が2763匹中1953匹(71%)で最も高く、北海道(道、札幌市、旭川市、函館市)が2162匹中139匹(6%)で最も低かった。


最少とか減ったとか言っていますがとんでもない数です・・・。殺処分で無くても実際はこの数字以上に、保護団体や保護主さんのところで命を落とす子も少ないありませんし、劣悪な飼育環境で命を落とす子も少なくはありません。




お気持ちは分かります!
初めて犬や猫を飼うと決めた際に、まずは犬種や猫種を決めて、その子犬や子猫を色んなショップやブリーダーさんに足を運んで選びます。そして初めて自分の家に子犬や子猫を迎え入れる時のドキドキ感。私も若い頃に子犬を購入した経験がありますので分かります。初めて犬や猫を飼うのに、15歳の高齢で持病がある子を迎え入れるのは厳しいでしょうし、子犬や子猫から飼いたいお気持ちも分からなくはありません。ですので、子犬や子猫を購入する事が悪い事だと思いません。ペットショップやブリーダーさんから子犬や子猫を購入せずに、保健所や保護団体から里子を迎え入れてくださいとは言いません。そもそも私自身がそのような偉そうな事を言える立場でもありませんし。




小さなことからコツコツと!
どのようなきっかけや経緯にしろ、一度でも犬や猫と共に生活をした事のある人なら分かると思うのです。どれだけ大切な命なのかが。その大切な命が2020年のたった1年間で2万3764匹。毎日65匹ほどの命が人間の手によって失われてしまっています。しかし、その大切な命をたったひとつでも救いたいと思っていても、なかなか思うようにはいかないですよね。皆さん色々な事情があって救いたいけど救えない。里親になりたいけどなれない。金銭的な支援をしたいけれど難しい。人によって出来る事は違って当然だと思います。でも誰でも出来る事もあると思います。例えば、その年間の殺処分頭数を他人に伝えたり、SNSで里親探しの情報を共有したり、保護団体のYouTubeチャンネルを視聴したり。(保護団体の収益に繋がります。)決して、里親になったり、募金するだけが支援では無いと思います。今の時代だから出来る支援もあると思いますので、皆様是非宜しくお願い致します。偉そうな事を言って申し訳ございません。失礼しました。