2023年8月


このコーナーではわたくし「店長」が、皆様に知っていただきたい情報などを配信してまいります!

更新は不定期ですが是非お楽しみください!!


記事一覧

ハミガキしてますか~?
ビートパルプについて
アレルギー体質の子は是非!
あきらめるな!涙やけ
外耳炎対策
日和見菌って???
腎不全対策
コレステロール値の指摘について
尿路結石の最大の天敵は「偏食」
空腹時の嘔吐を止めるには
シニア期に高たんぱく食は必要か???
猫の特発性膀胱炎を予防するには?
今更ですが、乳酸菌とは?
ドライフードの保存方法に悩む。。。
腎臓にやさしい食事とは?
「好き嫌い」や「偏食」の原因は何?誰?
ストルバイト予防食は自分で見つけられる?
ストルバイトを予防する食生活とは?
摂取カロリーを気にするな!
乾いた食事だけでは不安です!
メーカーの言うとおりにする必要は無い!
好き嫌いの何が悪いの?
シニア(高齢期)用のフードの使い方
ビタミンCは必要なのか?
腎不全は便秘で悪化する?!
アレルギーの付き合い方
ローテーションは必要なのか?
【追記ありの再更新】ビートパルプについて
腎機能低下を早期に発見出来る検査が登場?!
とろもろこし(コーン)は本当に悪者なの?
製品について良くある質問をご紹介
尿検査でストルバイトと診断されたら!
オメガ3脂肪酸を理解しておこう!
「フードを食べない」のは間違っているから!
牛乳と乳酸菌
嘔吐の原因って???
今更聞けない「グルテンフリー」と「グレインフリー」
猫の便秘を解消するフードとは?
食物アレルギーを疑うならまずは〇〇の摂取!
うちの子だけ???
メーカー(販売元)の脅しには気をつけろ!
店長は本気で怒っています!!!
正しい猫のご飯の与え方
犬のこんな咳には注意が必要です!
2018年もお世話になりました!
今年最初のコラムもやっぱりこのネタ!
腎不全と診断された猫の食事について
それ本当にアレルギー???
腎臓の負担軽減で腎不全対策を!
膵臓(すいぞう)を大切にしよう!
簡単なダイエット方法教えちゃいます!
便秘解消の秘訣は!?
愛犬のその仕草、見逃さないで!
そのおやつの与え方で大丈夫?
ストルバイトの原因はマグネシウムでは無い!
フードは一日に何グラム与えるのが良いの?
これからの季節に増える膿皮症の対処法!
去勢手術、避妊手術ってどうなの?
ちょっと偉そうな事を言わせてもらいます!
その「しつけ」って本当に必要ですか?
原材料表記の先頭はお肉で無いとダメ!なの?
こんな商品嫌いです。絶対売りません!
食べないのは本当に粒が大きいのが原因?
25年間のペットフード事情を振り返る
消化酵素の摂取をうるさく提案する理由は?
心臓病の食事で気を付ける事は?
負のスパイラルに陥らないようにご注意ください!
尿のpHと食品のpHについて
猫の外飼い(放し飼い)は絶対にダメ!!!
正しい子猫のご飯の与え方
猫の慢性腎不全のお食事について
犬の慢性腎不全のお食事について
お水は水道水?ミネラルウォーター?何が良いの?
涙やけを解消する簡単な方法!でも。。。
まさかトイレットペーパーが買えなくなるとは・・・
ストルバイト結石の原因はフードのせい?
ご飯の与え方でお悩みの際はお気軽にご相談を!
免疫、免疫って。免疫ってそんなに大切なの?
全年齢対応のフードについて考えてみました!
病院のフードを食べません。。。と言う方へ
これは獣医さんに言われてもやっちゃだめ!
ドライフードが嫌いだから食べないのではありません!
猫の便秘の原因をお教え致します!
何故太るか知ってますか?
やっぱり予想通り気温の上昇と共に急増しています!
子犬用や子猫用っていつまで?
どうしてうちの子は好き嫌いをするの?
「粒が大きくて」とか「長期間食べ続けて飽きた」とか・・・。
お水を沢山飲ませてストルバイトを予防する方法!
店長の愛犬・愛猫は何を食べているの?
こんな時はかるーい断食を取り入れてみてはいかが?
犬の外耳炎の治し方
食後しばらくして食べた物を吐くのは何故?
用意する食事のお皿は1個だけ!!!
食物アレルギーよりも食物不耐症に注意して!
心臓病の犬は太る方が良いの?
犬の胆泥症を解消する食事はこれ!
フードの年齢表示にこだわらないで!
猫の甲状腺機能亢進症について
若い内に好き嫌いを無くさないと大変な事に!
心配になりますよね。でもまずは落ち着いて!
犬猫のシュウ酸カルシウム結石予防法!
ウエットフードは低たんぱく?
一度に沢山食べられない原因は???
白内障が気になり出したら・・・。
勘違いしやすいので解説します!
ご飯は手であげてはダメ!
10歳近くになったら注意をしてあげて!
若い頃は吐かないけど・・・。
太っている事を「●●」とは言ってはいけません!
尿路結石対応って書いていれば安心なの?
綺麗なうんちが出るフードで安心?
糖尿病は犬と猫で食事療法は異なります!
まだまだ暑い日が続くこの時期に気になるあれこれ
無責任な情報を信じるな!
こんな薬の飲ませ方をしてはいけません!
猫にとって必要なカロリーってどれくらい?
体に良い物も悪い物も量次第って事ですね。
食べない原因は何ですか?
水分摂取不足が原因の結石(ストルバイト)を解消するには?
1日に5回も6回もご飯をあげる必要あります?
一年の中で最も注意が必要な季節がやってきました!
一年の初めだから言っちゃいます!
まずは適量を見つけましょう!
無料サンプルの誤った使い方はしていませんか?
知っていて欲しい猫の恐ろしい病気
本当の原因を見失ってはいけません!
空腹時の嘔吐を恐れるな!
勘違いをされやすい原材料たち
去勢後の猫の食事について
愛犬への必要の無いご褒美ベスト3!
最低限のマナーも守れないなら飼わないで!
高齢猫が痩せてきたら
高齢犬が腎不全と膵炎を併発した時の食事は?
食べない事も治療のひとつです!
缶詰を食べない猫でもこうすれば食べる!
当店のアレルギーについての考え方です。
毎日の積み重ねが・・・。関節を守ろう!
何度も言いますが結石と水分摂取量は関係ありません!
カロリーを気にしても意味ないですよ!
どうして好き嫌いをするのかを考えてください!
膀胱炎を繰り返さない為の食事はこれ!
気にし過ぎると失敗しちゃいますよ!
ストルバイト結石の予防に成功!その後のフードは?
毎日飲ます薬だから頑張って!
猫に多い口内炎。食事で治せるの?
痩せるからって無理に食べさせてはダメ!
今年最後のコラムですが、改めて・・・。
この思い込みは本当に危険です!
「多頭飼いだから置きエサ」は言い訳です!
不規則な食生活は病気の発見を遅らせる事も!
与えるフードの量はこうやって決める!
食べ過ぎると出なくなるかも。。。
愛猫が腎臓病になったので食べるフードを探している方へ!
シニア用のフードを活用しよう!
ストルバイトの結晶に焦らないで!
愛猫が10歳近くになったら必ず検査をしてください!
運動不足なのであれば減らしてください!
夏バテで食欲が落ちるようであれば・・・。
食いつきの良いフードを探していても無駄!
当店で猫用の糖尿ケア(糖尿病サポート)のフードを売らない訳。
こんな謳い文句には注意をしてください!
それって良い事ですよ!
正しい子犬の育て方
自動給餌器は便利なようで・・・。
食生活を見直すだけで改善する事も!
成長期の子猫への正しい食事の与え方!
新入りさんを迎えるにあたって。
低脂肪が正義ではありません!
犬用・猫用に特別に作っています!って必要?
普通のフードってどんなの?
感覚がマヒしてきて都合の良い解釈を・・・。
食べない原因から目をそむけないで!
腎不全で食欲不振にはなりません!
こんな時、まずは絶食ですよ!
あなたの愛猫は草食動物ですか?
ストルバイトの原因と予防について。膀胱炎も。 第一章
ストルバイトの原因と予防について。膀胱炎も。 第二章
ストルバイトの原因と予防について。膀胱炎も。 第三章
ストルバイトの原因と予防について。膀胱炎も。 第四章
ストルバイトの原因と予防について。膀胱炎も。 第五章
缶詰(ウエットフード)の成分値の見方について

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自動給餌器って知ってますか?
ひと昔前なら「自動給餌器って何?」って感じだったように思いますが、最近ではご存知の方も多いかと思います。時間や量を予めセットしておくと、ドライフードが自動的に出て来る食器?機械?の事です。元々は旅行や出張などで帰宅が出来ずにペットだけでお留守番をしてもらう時に無人でもご飯を与える事が出来るようにと開発された製品かと思いますが、今では日常の食事も自動給餌器で与えていると言う方も増えているようです。特に一人暮らしの方や共働きのご夫婦で、ご帰宅が遅い方などがご利用になられているケースが多いかと思います。また、最近ではスマホで遠隔操作が出来るタイプや、カメラ付きなどもあって、お留守番中の愛犬や愛猫の様子をチェック出来る製品もあります。とても便利な製品だとは思いますが、個人的には日常の食事にご利用になられる事はおすすめ出来ません。




自動給餌器をおすすめ出来ない理由!
とても便利な自動給餌器ですが、最大の弱点(欠点)は食べ残しを下げる事が出来ない点です。旅行や出張などの1日や2日程度なら問題はありませんが、毎日の食事に利用すると必ずと言って良いほど、食べ残しが置きエサ状態になり、ダラダラ食いの悪い習慣がついてしまいます。また、留守中の食事ですので「足らないとかわいそう・・・。」とお思いになられる方が多く、設定するフードの量も多くなりがちです。そのような事からも、日常の食事に自動給餌器を利用なされる事はおすすめ出来ません。少々帰りが遅くなられ、愛犬や愛猫の晩ご飯の時間が遅くなったとしても大丈夫です。朝ご飯が6時で晩ご飯が22時でも問題ありません。出来る限り、目の前で食事を与えるようにお願いします。そして食べ残しがあればすぐにお皿を下げるようにお願いします。また、日中は誰も家に居ないので、自動給餌器が無いと昼ご飯を与える事が出来ないと言う方が居られますが、犬や猫に昼ご飯は要らないです。動物は1日にそんなに何回も「狩り」をしません。朝と晩にしっかりと食べれば充分ですのでご安心ください。




こんな時は自動給餌器がおすすめ!
おすすめしない、と言いながらも私自身も自動給餌器を所持しています。使用するのは年に数回ですが、どうしても帰宅が難しい時には自動給餌器をセットして外出をします。特に猫の飼い主様には覚えておいていただきたいのですが、1泊や2泊でお出掛けになられる場合は、ペットホテルに預けるよりも自動給餌器を利用する事をおすすめします。犬猫にとって最も安心出来る空間は我が家です。誰も帰って来ない家で夜を過ごすのはかわいそうではありますが、慣れない空間であるペットホテルで夜を過ごすよりはマシです。また、猫はペットホテルに預けても、殆どの子が何も食べません。3日目、4日目位になると我慢出来ずに食べ出す事はあっても、1泊や2泊ではほぼ食べません。食事以外にもトイレが出来ない子や、お水も飲まない子も珍しくありません。それどころか1日24時間殆ど動かずに同じ姿勢で固まってしまっている子が多いです。飼い主様の心理としては、ペットホテルに預けて、誰かに任せている方が安心出来るかも知れませんが、それは人間側の都合であって、猫にすると自分の家で待っている方がよっぽど楽だと思いますよ。そのような時は自動給餌器はとてもおすすめの製品です。当店では販売しておりませんが・・・。Amazonなどでお買い求めください(笑)


子犬を迎える為の大切な準備はこれ!
今の時代、殆どのご家庭が室内飼育だと思います。そこで何よりも大切に考えていただきたいのが「床」です。現代のお家の殆どがフローリングだと思いますが、犬と生活するにあたって、最も不適切な床がフローリングです。テレビのバラエティ番組やCMなどでもツルツル滑りながらフローリングを駆け回る犬の姿が映ったりしておりますが、フローリングを中心とした生活を送っていると高確率で膝や腰の関節痛を患う事になります。当然、家中の床を加工や変更する事は難しいと思いますが、愛犬が主に動き回る空間であるリビングや玄関までの廊下、寝室などは滑りにくい床に変更したり、滑りにくい塗装を施したりと工夫をしていただきたいです。また、常に爪を短く切ってあげる事も大切です。爪が長いと余計に滑りやすくなりますので。犬を家の中で飼うにあたって、最も大切なのは間違い無く足腰に負担の掛かりにくい床を用意する事です。今からでも遅くありませんので、愛犬がツルツル滑る床で生活している際は滑りにくい工夫をお願いします。




食事やご褒美の回数を間違えると危険!
インターネットで子犬の食事について調べますと、生後半年位までは1日3~5回程度に分けて食事を与えるように書かれていたりしますが、生後3ヶ月にもなれば1日2回の食事で充分です。また、生後3ヶ月頃になると、トイレやお座り、お手、待てなどのしつけをする事が多く、その際に成功のご褒美として、おやつやフードを与える方が多いです。そうすると、少量であっても朝晩の食事以外に数回食べ物を貰う機会が増えますので、徐々に朝晩2回の食事への執着心が薄れてきます。こうなると、朝晩2回の食事であっても食べっぷりが悪くなってくる場合がありますが、1日3~5回も食事を与えていると余計に食事への執着心が無くなります。この原因に気付かず、生後3ヶ月以降に食事の食べが悪くなり、「このフードは合っていないのかな?」「このフードは好きでは無いのかな?」などと別のフードに手を出し、あれやこれやと与えても数日で食べなくなって、ついついお皿を出しっぱなしにして置きエサになる事が多いです。また、しつけの際にご褒美を与えるのは、ある程度仕方がありませんが、いつまでもご褒美を与える必要はありません。トイレは覚えてしまえば、成功してもご褒美を与え無くて良いですし、お座りやお手は出来なくても問題ありません。しつけをしたいのか、ただご褒美を与えたいだけなのかが分からなくなってしまっているケースも多く見られます。ご褒美はいつまでも与えないようにお願いします。




子犬用はいつでも卒業が可能!
子犬用のフードのパッケージには「生後1歳まで」とか「生後12ヶ月まで」などと言った文言が記載されておりますが、子犬用は生後半年を待たずしてでも卒業していただいて構いません。その後は成犬用や全年齢対応などと言ったフードをご利用ください。栄養面などはあまり難しく考える必要はありませんので、シンプル且つ規則正しい食生活を心掛けてください。変に栄養面を気にし過ぎて、お肉や野菜などをトッピングした食事を与えたりする事はかえって栄養のバランスを崩したり、偏食の原因になったりします。また、朝晩の食事を少しでも残すようになれば、それは危険信号とお考えください。食事の大切さを忘れかけている何か原因があるはずです。多くの原因はおやつやご褒美の与え過ぎです。朝晩の食事の食いつきが悪くなった時ほど、甘やかしたり心配をし過ぎたりせずに、厳しい姿勢で向き合ってあげてください。愛犬が健康な食生活を送れるかどうかは飼い主様の飼い方次第です。甘やかす事と可愛がる事は違います。可愛いから、大切に思っているからこそ、厳しく接してあげないといけない事もあります。程度が分からない場合はお気軽にご相談ください。




補足で良くあるパターンをご紹介
犬との生活で良くあるパターンで、生後3ヶ月程度で家に迎え入れた時はドッグフードしか知らず、ドッグフードが一番のご馳走と感じて必死に食べる愛犬。「うちの子には好き嫌いなんて無縁だわ。」とその頃は。お手やお座り、トイレなどのしつけをする際にボーロやビスケットなどのご褒美を与え始めると徐々にドッグフードの食べっぷりが悪くなり、気が付けばドッグフードを残すように。いつも同じドッグフードに飽きて来たと勘違いをしてフードを変えたりふりかけを掛けたりするが、以前のような食べっぷりには戻らず、ご褒美のおやつは喜ぶが食事は残し気味に。いつの間にか、ドッグフードだけでは全く食べなくなり、ボイルした鶏のササミなどをトッピングして食べさすようになり、定期的な健康診断のつもりで行った血液検査で肝臓の数値の上昇、尿検査でストルバイトの結晶の検出、腹部超音波検査で胆嚢に胆泥を確認などがあり、乱れてしまった食生活を反省。と言ったパターンを幾度となく見て来ました。初めは誰しもが「うちの子に限っては大丈夫」と思っているのです。くれぐれもご注意くださいね。