2024年2月


このコーナーではわたくし「店長」が、皆様に知っていただきたい情報などを配信してまいります!

更新は不定期ですが是非お楽しみください!!


記事一覧

ハミガキしてますか~?
ビートパルプについて
アレルギー体質の子は是非!
あきらめるな!涙やけ
外耳炎対策
日和見菌って???
腎不全対策
コレステロール値の指摘について
尿路結石の最大の天敵は「偏食」
空腹時の嘔吐を止めるには
シニア期に高たんぱく食は必要か???
猫の特発性膀胱炎を予防するには?
今更ですが、乳酸菌とは?
ドライフードの保存方法に悩む。。。
腎臓にやさしい食事とは?
「好き嫌い」や「偏食」の原因は何?誰?
ストルバイト予防食は自分で見つけられる?
ストルバイトを予防する食生活とは?
摂取カロリーを気にするな!
乾いた食事だけでは不安です!
メーカーの言うとおりにする必要は無い!
好き嫌いの何が悪いの?
シニア(高齢期)用のフードの使い方
ビタミンCは必要なのか?
腎不全は便秘で悪化する?!
アレルギーの付き合い方
ローテーションは必要なのか?
【追記ありの再更新】ビートパルプについて
腎機能低下を早期に発見出来る検査が登場?!
とろもろこし(コーン)は本当に悪者なの?
製品について良くある質問をご紹介
尿検査でストルバイトと診断されたら!
オメガ3脂肪酸を理解しておこう!
「フードを食べない」のは間違っているから!
牛乳と乳酸菌
嘔吐の原因って???
今更聞けない「グルテンフリー」と「グレインフリー」
猫の便秘を解消するフードとは?
食物アレルギーを疑うならまずは〇〇の摂取!
うちの子だけ???
メーカー(販売元)の脅しには気をつけろ!
店長は本気で怒っています!!!
正しい猫のご飯の与え方
犬のこんな咳には注意が必要です!
2018年もお世話になりました!
今年最初のコラムもやっぱりこのネタ!
腎不全と診断された猫の食事について
それ本当にアレルギー???
腎臓の負担軽減で腎不全対策を!
膵臓(すいぞう)を大切にしよう!
簡単なダイエット方法教えちゃいます!
便秘解消の秘訣は!?
愛犬のその仕草、見逃さないで!
そのおやつの与え方で大丈夫?
ストルバイトの原因はマグネシウムでは無い!
フードは一日に何グラム与えるのが良いの?
これからの季節に増える膿皮症の対処法!
去勢手術、避妊手術ってどうなの?
ちょっと偉そうな事を言わせてもらいます!
その「しつけ」って本当に必要ですか?
原材料表記の先頭はお肉で無いとダメ!なの?
こんな商品嫌いです。絶対売りません!
食べないのは本当に粒が大きいのが原因?
25年間のペットフード事情を振り返る
消化酵素の摂取をうるさく提案する理由は?
心臓病の食事で気を付ける事は?
負のスパイラルに陥らないようにご注意ください!
尿のpHと食品のpHについて
猫の外飼い(放し飼い)は絶対にダメ!!!
正しい子猫のご飯の与え方
猫の慢性腎不全のお食事について
犬の慢性腎不全のお食事について
お水は水道水?ミネラルウォーター?何が良いの?
涙やけを解消する簡単な方法!でも。。。
まさかトイレットペーパーが買えなくなるとは・・・
ストルバイト結石の原因はフードのせい?
ご飯の与え方でお悩みの際はお気軽にご相談を!
免疫、免疫って。免疫ってそんなに大切なの?
全年齢対応のフードについて考えてみました!
病院のフードを食べません。。。と言う方へ
これは獣医さんに言われてもやっちゃだめ!
ドライフードが嫌いだから食べないのではありません!
猫の便秘の原因をお教え致します!
何故太るか知ってますか?
やっぱり予想通り気温の上昇と共に急増しています!
子犬用や子猫用っていつまで?
どうしてうちの子は好き嫌いをするの?
「粒が大きくて」とか「長期間食べ続けて飽きた」とか・・・。
お水を沢山飲ませてストルバイトを予防する方法!
店長の愛犬・愛猫は何を食べているの?
こんな時はかるーい断食を取り入れてみてはいかが?
犬の外耳炎の治し方
食後しばらくして食べた物を吐くのは何故?
用意する食事のお皿は1個だけ!!!
食物アレルギーよりも食物不耐症に注意して!
心臓病の犬は太る方が良いの?
犬の胆泥症を解消する食事はこれ!
フードの年齢表示にこだわらないで!
猫の甲状腺機能亢進症について
若い内に好き嫌いを無くさないと大変な事に!
心配になりますよね。でもまずは落ち着いて!
犬猫のシュウ酸カルシウム結石予防法!
ウエットフードは低たんぱく?
一度に沢山食べられない原因は???
白内障が気になり出したら・・・。
勘違いしやすいので解説します!
ご飯は手であげてはダメ!
10歳近くになったら注意をしてあげて!
若い頃は吐かないけど・・・。
太っている事を「●●」とは言ってはいけません!
尿路結石対応って書いていれば安心なの?
綺麗なうんちが出るフードで安心?
糖尿病は犬と猫で食事療法は異なります!
まだまだ暑い日が続くこの時期に気になるあれこれ
無責任な情報を信じるな!
こんな薬の飲ませ方をしてはいけません!
猫にとって必要なカロリーってどれくらい?
体に良い物も悪い物も量次第って事ですね。
食べない原因は何ですか?
水分摂取不足が原因の結石(ストルバイト)を解消するには?
1日に5回も6回もご飯をあげる必要あります?
一年の中で最も注意が必要な季節がやってきました!
一年の初めだから言っちゃいます!
まずは適量を見つけましょう!
無料サンプルの誤った使い方はしていませんか?
知っていて欲しい猫の恐ろしい病気
本当の原因を見失ってはいけません!
空腹時の嘔吐を恐れるな!
勘違いをされやすい原材料たち
去勢後の猫の食事について
愛犬への必要の無いご褒美ベスト3!
最低限のマナーも守れないなら飼わないで!
高齢猫が痩せてきたら
高齢犬が腎不全と膵炎を併発した時の食事は?
食べない事も治療のひとつです!
缶詰を食べない猫でもこうすれば食べる!
当店のアレルギーについての考え方です。
毎日の積み重ねが・・・。関節を守ろう!
何度も言いますが結石と水分摂取量は関係ありません!
カロリーを気にしても意味ないですよ!
どうして好き嫌いをするのかを考えてください!
膀胱炎を繰り返さない為の食事はこれ!
気にし過ぎると失敗しちゃいますよ!
ストルバイト結石の予防に成功!その後のフードは?
毎日飲ます薬だから頑張って!
猫に多い口内炎。食事で治せるの?
痩せるからって無理に食べさせてはダメ!
今年最後のコラムですが、改めて・・・。
この思い込みは本当に危険です!
「多頭飼いだから置きエサ」は言い訳です!
不規則な食生活は病気の発見を遅らせる事も!
与えるフードの量はこうやって決める!
食べ過ぎると出なくなるかも。。。
愛猫が腎臓病になったので食べるフードを探している方へ!
シニア用のフードを活用しよう!
ストルバイトの結晶に焦らないで!
愛猫が10歳近くになったら必ず検査をしてください!
運動不足なのであれば減らしてください!
夏バテで食欲が落ちるようであれば・・・。
食いつきの良いフードを探していても無駄!
当店で猫用の糖尿ケア(糖尿病サポート)のフードを売らない訳。
こんな謳い文句には注意をしてください!
それって良い事ですよ!
正しい子犬の育て方
自動給餌器は便利なようで・・・。
食生活を見直すだけで改善する事も!
成長期の子猫への正しい食事の与え方!
新入りさんを迎えるにあたって。
低脂肪が正義ではありません!
犬用・猫用に特別に作っています!って必要?
普通のフードってどんなの?
感覚がマヒしてきて都合の良い解釈を・・・。
食べない原因から目をそむけないで!
腎不全で食欲不振にはなりません!
こんな時、まずは絶食ですよ!
あなたの愛猫は草食動物ですか?
ストルバイトの原因と予防について。膀胱炎も。 第一章
ストルバイトの原因と予防について。膀胱炎も。 第二章
ストルバイトの原因と予防について。膀胱炎も。 第三章
ストルバイトの原因と予防について。膀胱炎も。 第四章
ストルバイトの原因と予防について。膀胱炎も。 第五章
缶詰(ウエットフード)の成分値の見方について
膿皮症や外耳炎の原因は何?
食べ過ぎているから太ります。当たり前です。
水を飲んでも尿路結石は治りません!
メリットよりもデメリットに注意を!

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ストルバイトと膀胱炎の関係性。
前回のコラムの最後に「ストルバイトと膀胱炎は原因が同じなのですから。」と書きましたが、まずはその点から解説をしたいと思います。ご覧になられていない場合は先に前回のコラムからお願いします。

ストルバイトの原因と予防について 第一章

ストルバイトの根本的な原因は尿のアルカリ化(正常時は酸性を示す尿のpHがアルカリ性に傾く事)です。
また、膀胱炎の原因も同じく尿のアルカリ化です。何故、酸性であるべき尿がアルカリ化するかは後ほど説明をしますが、尿のpHが7.5程度までに上昇(アルカリ化)すると、尿中のマグネシウムやリンなどのミネラル成分が結晶化してストルバイトの結晶が作り出されます。
また、尿がアルカリ化しますと、尿中に細菌が繁殖しやすくなります。特に多くの細菌がpH7.5程度の弱アルカリ性の環境を好みますので、尿のpHが弱アルカリ性を示すタイミングで膀胱炎を発症するケースが多いです。
まさに犬や猫がストルバイトを発症しやすい尿の環境と一致する為、ストルバイトと膀胱炎の併発が多く見られると言う事になります。
但し、更にpHが上昇しますと、細菌は死滅して膀胱炎の症状は改善に向くケースが多いです。ですが、ストルバイトはpHが上昇すればするほど悪化しますので、ストルバイトが重症化していくにつれて膀胱炎の併発は少なくなっていきます。
このような仕組みで、ストルバイトと膀胱炎の併発が多く見られるが為に、ストルバイトの原因が細菌感染(膀胱炎)であると言う説も存在しますが、その考え方は正しくありません。ストルバイトの原因が膀胱炎の発症ではありませんし、膀胱炎の原因がストルバイトの発症でもありません。原因が同じではありますが、どちらかがどちらかを誘発していると言うわけではありません。
と言う事で、本来は酸性を維持しないといけない尿のpHがアルカリ性に傾く事によって、ストルバイトや膀胱炎を発症すると言う流れになります。それでは何故、尿がアルカリ化するかを説明していきたいと思います。




尿がアルカリ化する原因。
犬や猫の尿のpHですが本来は酸性です。
但し、食べ物を食べると胃酸が分泌され、胃酸が分泌されると尿がアルカリ性に傾くと言ったシステムになっています。特に食べ物に含まれるたんぱく質の分解に胃酸を多く必要とする為、たんぱく質の多い食事を摂取すれば胃酸の分泌量も多くなり、尿のpHは大きくアルカリ性に傾く事となります。
ですので、食事を摂る前の空腹時には酸性であった尿のpHが、食事を摂る事によってアルカリ性に傾きます。また、その傾き具合も、たんぱく質の摂取量が多ければ多い程、大きくアルカリ性に傾きます。
そうなると、食事を摂る事自体がストルバイトや膀胱炎の原因になるとお思いになられる方もおられると思いますが、当然の事ながら食事を摂らないと生きてはいけません。また、食事を摂った後、時間が経過して胃の中が空っぽになると、胃酸の分泌が治まり、尿のアルカリ化はストップして、尿のpHは徐々に酸性に戻って行きます。
ですので、食事を摂る際のポイントは2つあり、1つはたんぱく質を摂取し過ぎない事。その為には、高たんぱくなフードを与えない事と、食事の量を与え過ぎない事が大切です。
また、もう1つのポイントは食事と食事の間の時間をしっかりと空ける事です。

ここで少し具体的な数字を使って説明をしますと、本来あるべき尿のpHは犬猫共に6.0前後です。ですが、食事を摂ると胃酸が分泌されて、一時的に尿のpHは7.0程度まで上昇します。しかし、数時間後には胃が空っぽになり、尿のpHは食事前の6.0前後まで下がってきます。そして、尿のpHが6.0前後まで下がった状態で次の食事を迎える事が出来れば、これの繰り返しとなり、尿のpHが7.5以上になる事は無く、ストルバイトや膀胱炎の発症を抑える事が出来ると言う訳です。

ですが・・・・。

今回はここまでとなり、次回のコラムではストルバイトや膀胱炎を発症させてしまうケースについて説明をしたいと思います。

続きはこちら


まずはストルバイトとは?
当コラムでは過去にも幾度と無くストルバイトについてお話をして来ましたが、今回はストルバイトの原因から予防法までを徹底的に詳しく説明をしたいと思います。とても長くなりますので、数回にわたってお話をする事になるかと思います。最後までご覧いただけますと幸いです。

初めに、そもそもストルバイトとは何かと言いますと、ご存知の方も多いと思いますが、犬や猫の尿中に含まれるマグネシウムやリンなどのミネラル成分が膀胱や尿道などで結晶化して、血尿や排尿障害などの症状の原因となったり、重症化すると結晶が結合しあって結石となり、尿道を塞いでしまう恐ろしい下部尿路疾患の要因となる物質の名称です。病院や獣医師によってはストラバイトと発音する事もありますが同じです。また、今ではあまりの発症数の多さから、物質の名称と言うよりも「ストルバイトと診断されました」や「ストルバイトを患いました」などのように、病名として使用される事も多くなっていると感じます。当コラムでもそのような表現を使用する事もあるかと思いますが予めご了承ください。

それでは、実際にどのような子(犬や猫、年齢など)に注意が必要になる疾患かと言いますと「全員」です。「犬より猫の方がなりやすい」や「メスよりオスの方が注意が必要」や「1歳以上に発症する疾患」などと言われる事がありますが、年齢や性別は全く関係がありません。犬より猫の方がなりやすいと言う事もありません。生後数ヶ月の子犬や子猫でもなる場合があります。但し、正しい統計ではありませんが、ストルバイトを患う頭数は犬より猫の方が多いかと推測が出来ます。この理由につきましては後ほど詳しく解説をしたいと思います。また、犬の場合は大型犬よりも小型犬の方が多いと思います。これにも明確な根拠があり、今回のコラムを全てご覧いただいた際にはご納得いただけるかと思います。それでは、何故ストルバイトになるのかを詳しく説明をしていきたいと思います。




ストルバイトの原因は何?
多くの動物病院や媒体ではストルバイトの原因を次のように述べているケースが多いです。

「体質」「飲水量が少ない」「マグネシウムやリンなどのミネラル成分の摂取過多」「運動不足」「細菌感染」「排尿回数が少ない」などなど。

ですが、残念ながら全部違います。
体質は関係ありませんし、水を飲む量も関係がありません。水を飲む量が少なくてもストルバイトにはなりませんし、水を沢山飲んだとしてもストルバイトの予防にはなりません。
また、マグネシウムなどのミネラルを沢山摂取してもストルバイトにはなりませんし、ミネラルを制限してもストルバイトの予防にはなりません。但し、ミネラルを全く摂取しなければストルバイトにはなりませんが、良好な健康状態は維持出来ません。
尚、水を沢山飲みますと当然ですが尿量は増えますので、膀胱内や尿道にあるストルバイトの結晶は排泄される尿と一緒に体外に排出されやすくはなりますが、ストルバイトの生成自体が抑制されるわけではありませんので根本的な解決策にはなりません。家中に飲み水(水の入ったお皿)を配置したり、流れる水が演出出来るフィルター付きの給水器を使用して飲水量を増やそうと努力をなされる方がおられますが、残念ながらストルバイトの予防にはなりません。
また、排尿回数が少なくてもストルバイトの原因にはなりません。逆に排尿回数が少ないのは良い事です。頻繁に尿意を感じてトイレに行って排尿の仕草をするが、尿が出ない(頻尿)のは問題ですが、トイレに行く回数が少ないのは不必要な尿意が無い証拠なので何ら心配は要りません。
水の飲む量が少ない事や、排尿の回数が少ない事を心配なされる方がおられますが逆です。飲水量が多かったり、排尿回数が多いのは何らかの健康上の事情(トラブル)が考えられますので多飲多尿の症状がある場合は注意が必要です。
また運動不足も関係がありません。ただ、ひとつだけ惜しいのが「細菌感染」です。いわゆる膀胱炎です。「ストルバイトを発症している多くの犬猫が膀胱炎を併発している」と良く言われるのですが、当然です。ストルバイトと膀胱炎は原因が同じなのですから。なので、頻尿の症状が見られる際に、動物病院で尿検査をするとストルバイトの結晶が見つかるのです。この場合の頻尿の原因はストルバイトでは無く膀胱炎です。

今回はここまでとなります。次回のコラムでは、ストルバイトと膀胱炎の原因を詳しく説明していきます。

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