2024年4月


このコーナーではわたくし「店長」が、皆様に知っていただきたい情報などを配信してまいります!

更新は不定期ですが是非お楽しみください!!


記事一覧

ハミガキしてますか~?
ビートパルプについて
アレルギー体質の子は是非!
あきらめるな!涙やけ
外耳炎対策
日和見菌って???
腎不全対策
コレステロール値の指摘について
尿路結石の最大の天敵は「偏食」
空腹時の嘔吐を止めるには
シニア期に高たんぱく食は必要か???
猫の特発性膀胱炎を予防するには?
今更ですが、乳酸菌とは?
ドライフードの保存方法に悩む。。。
腎臓にやさしい食事とは?
「好き嫌い」や「偏食」の原因は何?誰?
ストルバイト予防食は自分で見つけられる?
ストルバイトを予防する食生活とは?
摂取カロリーを気にするな!
乾いた食事だけでは不安です!
メーカーの言うとおりにする必要は無い!
好き嫌いの何が悪いの?
シニア(高齢期)用のフードの使い方
ビタミンCは必要なのか?
腎不全は便秘で悪化する?!
アレルギーの付き合い方
ローテーションは必要なのか?
【追記ありの再更新】ビートパルプについて
腎機能低下を早期に発見出来る検査が登場?!
とろもろこし(コーン)は本当に悪者なの?
製品について良くある質問をご紹介
尿検査でストルバイトと診断されたら!
オメガ3脂肪酸を理解しておこう!
「フードを食べない」のは間違っているから!
牛乳と乳酸菌
嘔吐の原因って???
今更聞けない「グルテンフリー」と「グレインフリー」
猫の便秘を解消するフードとは?
食物アレルギーを疑うならまずは〇〇の摂取!
うちの子だけ???
メーカー(販売元)の脅しには気をつけろ!
店長は本気で怒っています!!!
正しい猫のご飯の与え方
犬のこんな咳には注意が必要です!
2018年もお世話になりました!
今年最初のコラムもやっぱりこのネタ!
腎不全と診断された猫の食事について
それ本当にアレルギー???
腎臓の負担軽減で腎不全対策を!
膵臓(すいぞう)を大切にしよう!
簡単なダイエット方法教えちゃいます!
便秘解消の秘訣は!?
愛犬のその仕草、見逃さないで!
そのおやつの与え方で大丈夫?
ストルバイトの原因はマグネシウムでは無い!
フードは一日に何グラム与えるのが良いの?
これからの季節に増える膿皮症の対処法!
去勢手術、避妊手術ってどうなの?
ちょっと偉そうな事を言わせてもらいます!
その「しつけ」って本当に必要ですか?
原材料表記の先頭はお肉で無いとダメ!なの?
こんな商品嫌いです。絶対売りません!
食べないのは本当に粒が大きいのが原因?
25年間のペットフード事情を振り返る
消化酵素の摂取をうるさく提案する理由は?
心臓病の食事で気を付ける事は?
負のスパイラルに陥らないようにご注意ください!
尿のpHと食品のpHについて
猫の外飼い(放し飼い)は絶対にダメ!!!
正しい子猫のご飯の与え方
猫の慢性腎不全のお食事について
犬の慢性腎不全のお食事について
お水は水道水?ミネラルウォーター?何が良いの?
涙やけを解消する簡単な方法!でも。。。
まさかトイレットペーパーが買えなくなるとは・・・
ストルバイト結石の原因はフードのせい?
ご飯の与え方でお悩みの際はお気軽にご相談を!
免疫、免疫って。免疫ってそんなに大切なの?
全年齢対応のフードについて考えてみました!
病院のフードを食べません。。。と言う方へ
これは獣医さんに言われてもやっちゃだめ!
ドライフードが嫌いだから食べないのではありません!
猫の便秘の原因をお教え致します!
何故太るか知ってますか?
やっぱり予想通り気温の上昇と共に急増しています!
子犬用や子猫用っていつまで?
どうしてうちの子は好き嫌いをするの?
「粒が大きくて」とか「長期間食べ続けて飽きた」とか・・・。
お水を沢山飲ませてストルバイトを予防する方法!
店長の愛犬・愛猫は何を食べているの?
こんな時はかるーい断食を取り入れてみてはいかが?
犬の外耳炎の治し方
食後しばらくして食べた物を吐くのは何故?
用意する食事のお皿は1個だけ!!!
食物アレルギーよりも食物不耐症に注意して!
心臓病の犬は太る方が良いの?
犬の胆泥症を解消する食事はこれ!
フードの年齢表示にこだわらないで!
猫の甲状腺機能亢進症について
若い内に好き嫌いを無くさないと大変な事に!
心配になりますよね。でもまずは落ち着いて!
犬猫のシュウ酸カルシウム結石予防法!
ウエットフードは低たんぱく?
一度に沢山食べられない原因は???
白内障が気になり出したら・・・。
勘違いしやすいので解説します!
ご飯は手であげてはダメ!
10歳近くになったら注意をしてあげて!
若い頃は吐かないけど・・・。
太っている事を「●●」とは言ってはいけません!
尿路結石対応って書いていれば安心なの?
綺麗なうんちが出るフードで安心?
糖尿病は犬と猫で食事療法は異なります!
まだまだ暑い日が続くこの時期に気になるあれこれ
無責任な情報を信じるな!
こんな薬の飲ませ方をしてはいけません!
猫にとって必要なカロリーってどれくらい?
体に良い物も悪い物も量次第って事ですね。
食べない原因は何ですか?
水分摂取不足が原因の結石(ストルバイト)を解消するには?
1日に5回も6回もご飯をあげる必要あります?
一年の中で最も注意が必要な季節がやってきました!
一年の初めだから言っちゃいます!
まずは適量を見つけましょう!
無料サンプルの誤った使い方はしていませんか?
知っていて欲しい猫の恐ろしい病気
本当の原因を見失ってはいけません!
空腹時の嘔吐を恐れるな!
勘違いをされやすい原材料たち
去勢後の猫の食事について
愛犬への必要の無いご褒美ベスト3!
最低限のマナーも守れないなら飼わないで!
高齢猫が痩せてきたら
高齢犬が腎不全と膵炎を併発した時の食事は?
食べない事も治療のひとつです!
缶詰を食べない猫でもこうすれば食べる!
当店のアレルギーについての考え方です。
毎日の積み重ねが・・・。関節を守ろう!
何度も言いますが結石と水分摂取量は関係ありません!
カロリーを気にしても意味ないですよ!
どうして好き嫌いをするのかを考えてください!
膀胱炎を繰り返さない為の食事はこれ!
気にし過ぎると失敗しちゃいますよ!
ストルバイト結石の予防に成功!その後のフードは?
毎日飲ます薬だから頑張って!
猫に多い口内炎。食事で治せるの?
痩せるからって無理に食べさせてはダメ!
今年最後のコラムですが、改めて・・・。
この思い込みは本当に危険です!
「多頭飼いだから置きエサ」は言い訳です!
不規則な食生活は病気の発見を遅らせる事も!
与えるフードの量はこうやって決める!
食べ過ぎると出なくなるかも。。。
愛猫が腎臓病になったので食べるフードを探している方へ!
シニア用のフードを活用しよう!
ストルバイトの結晶に焦らないで!
愛猫が10歳近くになったら必ず検査をしてください!
運動不足なのであれば減らしてください!
夏バテで食欲が落ちるようであれば・・・。
食いつきの良いフードを探していても無駄!
当店で猫用の糖尿ケア(糖尿病サポート)のフードを売らない訳。
こんな謳い文句には注意をしてください!
それって良い事ですよ!
正しい子犬の育て方
自動給餌器は便利なようで・・・。
食生活を見直すだけで改善する事も!
成長期の子猫への正しい食事の与え方!
新入りさんを迎えるにあたって。
低脂肪が正義ではありません!
犬用・猫用に特別に作っています!って必要?
普通のフードってどんなの?
感覚がマヒしてきて都合の良い解釈を・・・。
食べない原因から目をそむけないで!
腎不全で食欲不振にはなりません!
こんな時、まずは絶食ですよ!
あなたの愛猫は草食動物ですか?
ストルバイトの原因と予防について。膀胱炎も。 第一章
ストルバイトの原因と予防について。膀胱炎も。 第二章
ストルバイトの原因と予防について。膀胱炎も。 第三章
ストルバイトの原因と予防について。膀胱炎も。 第四章
ストルバイトの原因と予防について。膀胱炎も。 第五章
缶詰(ウエットフード)の成分値の見方について
膿皮症や外耳炎の原因は何?
食べ過ぎているから太ります。当たり前です。

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缶詰(ウエットフード)は低たんぱくですよね?
前回のコラム(ストルバイトの原因と予防について。膀胱炎も。 第五章)で下記のように書きました。

ドライフードに含まれるたんぱく質20%とウエットフードに含まれるたんぱく質10%では、ウエットフードの方が高たんぱくになります。これは製品に含まれる水分量が関係しており、ウエットフードは意外と高たんぱくな食事である事の認識が必要です。

この件について何人かの方からお問い合わせをいただきましたので解説をしたいと思います。

ドライフードに含まれるたんぱく質が20%で、ウエットフードが10%だとすると、ドライフードはウエットフードの2倍のたんぱく質が含まれているように見えますが、実際はそうではありません。その理由は水分量です。
ウエットフードに含まれる水分が全体の約80%に対し、ドライフードに含まれる水分は全体のたった10%程度です。その水分を除去した状態で比較すると、ドライフードの場合は約22%がたんぱく質で、ウエットフードの場合は約50%がたんぱく質となります。よって、ドライフードよりもウエットフードの方が高たんぱくな食事であると言う事を意識してご利用いただきたいです。
但し、たんぱく質含有量が少ないウエットフードもありますので、たんぱく質の摂取量を控えたい場合は、成分値をしっかりと確認をしていただいた上で、ウエットフード選びを行っていただければと思います。




糖質を制限したいのであればウエットフードを!
たんぱく質の摂取を制限するにはドライフードの方が有効ですが、糖質の摂取を制限するにはウエットフードがおすすめです。ドライフードは全体の約30%が炭水化物であり、糖質を多く含む事が分かります。ちなみに炭水化物とは糖質と食物繊維を合わせた総称ですので、「糖質+食物繊維=炭水化物」となります。
よって、全体の80%が水分であり、残りの20%がたんぱく質や脂質、繊維質で構成されているウエットフードは、炭水化物の含有量が少なく、低糖質食となりますので、糖質を制限したい時の食事としてはおすすめとなります。
但し、低炭水化物の食生活は健康維持や免疫力向上に役立つ食物繊維の摂取不足になりがちですので、別途サプリメントなどで食物繊維の補給を心掛けいただく事をおすすめ致します。ちなみに、成分表示にある「粗繊維」は食物繊維の含有量を表した項目ではありませんのでご注意ください。




ドライフードとウエットの量の違いは?
お悩みになられる方が多いのが、ドライフードとウエットフードの与える量の違いです。
例えば、今までドライフードを1日に40g与えていたとします。その一部をウエットフードに変えたい場合には、ドライフードを減らした3~4倍程度のウエットフードを加えるようにお願いします。具体的には、1日40g与えていたドライフードを1日30gに減らした場合は、減らした10gの3~4倍に当たる30g~40g程度のウエットフードを加えるようにお願いします。もちろん製品の違いや、ご愛犬やご愛猫の体調などによっては微調整が必要になってくる場合がございますが、おおよその目安としては、それ位の量でご利用いただければ結構です。宜しくお願い致します。


これを守ればストルバイトと膀胱炎は予防出来ます!
4回にわたってストルバイトと膀胱炎についてお話をしてまいりましたが、今回は最後のまとめとして、「これを守ればストルバイトと膀胱炎は予防出来ます!」と言う食事の与え方をご紹介したいと思います。

前回のコラムはこちらからどうぞ。
ストルバイトの原因と予防について。膀胱炎も。 第四章

今現在、ストルバイトや膀胱炎を発症しているか否かによっても対応が多少は異なりますが、ストルバイトや膀胱炎の心配や不安があるようであれば、まずはたんぱく質の摂取を控えた食生活をお願いします。ドライフードであれば、高齢用や結石予防のフードでお探しになられると良いです。この場合、「うちの子はまだ若いから高齢用では無く、結石予防のフードにしよう!」となる方がおられますが、高齢用よりも結石予防のフードの方が栄養バランスが悪い事が多いです。
特に犬の場合、症状の程度にもよりますが、まずは高齢犬用のフードをご利用いただき、良い結果が出ない場合は結石予防のフードをご利用いただく事をおすすめ致します。可能であれば結石予防のフードは使用せずに高齢犬用のフードをご利用いただく方が身体への負担は軽いです。但し、全ての高齢犬用のフードがストルバイトや膀胱炎の解消や予防に適しているわけではありませんのでくれぐれもご注意ください。
猫の場合、まずは結石予防のフードで1日2回の食事を徹底し、ダラダラとした食生活からの脱却をお願いします。

また、「結石予防のフードの場合は療法食の方が良いですか?」と言うお問い合わせを多く頂戴しますが、「結石予防の療法食」には何の定義も条件もありません。発売メーカーが「我が社のこの製品は結石予防の療法食です!」と言えば「結石予防の療法食」になります。ですので、「結石予防の療法食」と謳っている製品の中には、「えっ!これで結石を予防出来ると思っているの?」と言う内容のフードもあります。これは結石予防に関してだけでは無く、他の療法食にも言える事です。言い方は悪いですが、療法食と言う言葉は飼い主様の弱みにつけ込んで商売が出来るとても便利な言葉です。なので、療法食と言う文言にとらわれず、内容を吟味してフード選びが出来る知識を養う事が大切です。本来は、ペットショップの店員や動物病院の関係者が最低限身につけるべき知識なのですが、残念ながら現実はそうではありません。なので、動物病院で勧められたからと言って、正しいフード選びが出来ているとは限りません。

話を戻しますが、ストルバイトや膀胱炎が気になる場合は、ある程度たんぱく質を制限したフードを1日2回与え、食べ残しがあってもお皿は5分程度で下げて、次の食事までは何も与えないように徹底してください。もちろん間食は与えずに、1日2回の食事ですので、食間の約12時間はしっかりと空腹時間を確保して、尿の酸性化に努めるようにお願いします。また、消化を促進する目的で消化酵素の補給もお願いします。消化酵素の補給には消化酵素サプリメントをご利用いただきたいのですが、消化酵素サプリメント自体にたんぱく質を多く含む製品もあり、そのような製品はこのケースでは不適切となりますのでご注意ください。また、水分やマグネシウムの摂取量は気にする必要はございませんので過度な心配は不要です。

そして、今までの甘やかしが原因でドライフードのみだと食べが悪いからと言って、たんぱく質を制限したフードに鶏のササミや胸肉、馬肉などをトッピングする方がおられますが、折角のたんぱく質を制限したフードが台無しです。どれだけ食い付きが悪いとお感じのフードでも我慢をさせれば食べます。どうしても我慢をさせる事が出来ない場合は、たんぱく質を制限したウエットフードを少量加えてお与えください。
その際に注意が必要なのが、ドライフードとウエットフードの成分値を同じように考えてはいけません。ドライフードに含まれるたんぱく質20%とウエットフードに含まれるたんぱく質10%では、ウエットフードの方が高たんぱくになります。これは製品に含まれる水分量が関係しており、ウエットフードは意外と高たんぱくな食事である事の認識が必要です。

最後に、食べさせる量です。大半の飼い主様が食べさせ過ぎです。第4章でも書きましたが、パッケージ記載の量や必要摂取カロリーなどは気にせずに、痩せ過ぎない量、そして太らない量を食べれば良いのです。食べる量が少なければ少ない程、尿のpHは安定してストルバイトや膀胱炎の予防になります。逆に、食べれば食べるほど尿はアルカリ化します。あとはいかに厳しく且つ規則正しく出来るかです。ストルバイトや膀胱炎は、飼い主様の誤った飼い方によって、甘やかした食生活によって発症すると言っても過言ではありません。くれぐれもご注意ください。

5回にわたってストルバイトと膀胱炎についてお話をしてまいりましたが以上となります。
長文にお付き合いいただきありがとうございました。