2019年7月


このコーナーではわたくし「店長」が、皆様に知っていただきたい情報などを配信してまいります!

更新は不定期ですが是非お楽しみください!!


記事一覧

ハミガキしてますか~?
ビートパルプについて
アレルギー体質の子は是非!
あきらめるな!涙やけ
外耳炎対策
日和見菌って???
腎不全対策
コレステロール値の指摘について
尿路結石の最大の天敵は「偏食」
空腹時の嘔吐を止めるには
シニア期に高たんぱく食は必要か???
猫の特発性膀胱炎を予防するには?
今更ですが、乳酸菌とは?
ドライフードの保存方法に悩む。。。
腎臓にやさしい食事とは?
「好き嫌い」や「偏食」の原因は何?誰?
ストルバイト予防食は自分で見つけられる?
ストルバイトを予防する食生活とは?
摂取カロリーを気にするな!
乾いた食事だけでは不安です!
メーカーの言うとおりにする必要は無い!
好き嫌いの何が悪いの?
シニア(高齢期)用のフードの使い方
ビタミンCは必要なのか?
腎不全は便秘で悪化する?!
アレルギーの付き合い方
ローテーションは必要なのか?
【追記ありの再更新】ビートパルプについて
腎機能低下を早期に発見出来る検査が登場?!
とろもろこし(コーン)は本当に悪者なの?
製品について良くある質問をご紹介
尿検査でストルバイトと診断されたら!
オメガ3脂肪酸を理解しておこう!
「フードを食べない」のは間違っているから!
牛乳と乳酸菌
嘔吐の原因って???
今更聞けない「グルテンフリー」と「グレインフリー」
猫の便秘を解消するフードとは?
食物アレルギーを疑うならまずは〇〇の摂取!
うちの子だけ???
メーカー(販売元)の脅しには気をつけろ!
店長は本気で怒っています!!!
正しい猫のご飯の与え方
犬のこんな咳には注意が必要です!
2018年もお世話になりました!
今年最初のコラムもやっぱりこのネタ!
腎不全と診断された猫の食事について
それ本当にアレルギー???
腎臓の負担軽減で腎不全対策を!
膵臓(すいぞう)を大切にしよう!
簡単なダイエット方法教えちゃいます!
便秘解消の秘訣は!?
愛犬のその仕草、見逃さないで!
そのおやつの与え方で大丈夫?
ストルバイトの原因はマグネシウムでは無い!
フードは一日に何グラム与えるのが良いの?
これからの季節に増える膿皮症の対処法!
去勢手術、避妊手術ってどうなの?
ちょっと偉そうな事を言わせてもらいます!
その「しつけ」って本当に必要ですか?
原材料表記の先頭はお肉で無いとダメ!なの?
こんな商品嫌いです。絶対売りません!
食べないのは本当に粒が大きいのが原因?
25年間のペットフード事情を振り返る
消化酵素の摂取をうるさく提案する理由は?
心臓病の食事で気を付ける事は?
負のスパイラルに陥らないようにご注意ください!
尿のpHと食品のpHについて
猫の外飼い(放し飼い)は絶対にダメ!!!
正しい子猫のご飯の与え方
猫の慢性腎不全のお食事について
犬の慢性腎不全のお食事について
お水は水道水?ミネラルウォーター?何が良いの?
涙やけを解消する簡単な方法!でも。。。
まさかトイレットペーパーが買えなくなるとは・・・
ストルバイト結石の原因はフードのせい?
ご飯の与え方でお悩みの際はお気軽にご相談を!
免疫、免疫って。免疫ってそんなに大切なの?
全年齢対応のフードについて考えてみました!
病院のフードを食べません。。。と言う方へ
これは獣医さんに言われてもやっちゃだめ!
ドライフードが嫌いだから食べないのではありません!
猫の便秘の原因をお教え致します!
何故太るか知ってますか?
やっぱり予想通り気温の上昇と共に急増しています!
子犬用や子猫用っていつまで?
どうしてうちの子は好き嫌いをするの?
「粒が大きくて」とか「長期間食べ続けて飽きた」とか・・・。
お水を沢山飲ませてストルバイトを予防する方法!
店長の愛犬・愛猫は何を食べているの?
こんな時はかるーい断食を取り入れてみてはいかが?
犬の外耳炎の治し方
食後しばらくして食べた物を吐くのは何故?
用意する食事のお皿は1個だけ!!!
食物アレルギーよりも食物不耐症に注意して!
心臓病の犬は太る方が良いの?
犬の胆泥症を解消する食事はこれ!
フードの年齢表示にこだわらないで!
猫の甲状腺機能亢進症について
若い内に好き嫌いを無くさないと大変な事に!
心配になりますよね。でもまずは落ち着いて!
犬猫のシュウ酸カルシウム結石予防法!
ウエットフードは低たんぱく?
一度に沢山食べられない原因は???
白内障が気になり出したら・・・。
勘違いしやすいので解説します!
ご飯は手であげてはダメ!
10歳近くになったら注意をしてあげて!
若い頃は吐かないけど・・・。
太っている事を「●●」とは言ってはいけません!
尿路結石対応って書いていれば安心なの?
綺麗なうんちが出るフードで安心?
糖尿病は犬と猫で食事療法は異なります!
まだまだ暑い日が続くこの時期に気になるあれこれ
無責任な情報を信じるな!
こんな薬の飲ませ方をしてはいけません!
猫にとって必要なカロリーってどれくらい?
体に良い物も悪い物も量次第って事ですね。
食べない原因は何ですか?
水分摂取不足が原因の結石(ストルバイト)を解消するには?
1日に5回も6回もご飯をあげる必要あります?
一年の中で最も注意が必要な季節がやってきました!
一年の初めだから言っちゃいます!
まずは適量を見つけましょう!
無料サンプルの誤った使い方はしていませんか?
知っていて欲しい猫の恐ろしい病気
本当の原因を見失ってはいけません!
空腹時の嘔吐を恐れるな!
勘違いをされやすい原材料たち
去勢後の猫の食事について
愛犬への必要の無いご褒美ベスト3!
最低限のマナーも守れないなら飼わないで!
高齢猫が痩せてきたら
高齢犬が腎不全と膵炎を併発した時の食事は?
食べない事も治療のひとつです!
缶詰を食べない猫でもこうすれば食べる!
当店のアレルギーについての考え方です。
毎日の積み重ねが・・・。関節を守ろう!
何度も言いますが結石と水分摂取量は関係ありません!
カロリーを気にしても意味ないですよ!
どうして好き嫌いをするのかを考えてください!
膀胱炎を繰り返さない為の食事はこれ!
気にし過ぎると失敗しちゃいますよ!
ストルバイト結石の予防に成功!その後のフードは?
毎日飲ます薬だから頑張って!
猫に多い口内炎。食事で治せるの?
痩せるからって無理に食べさせてはダメ!
今年最後のコラムですが、改めて・・・。
この思い込みは本当に危険です!
「多頭飼いだから置きエサ」は言い訳です!
不規則な食生活は病気の発見を遅らせる事も!
与えるフードの量はこうやって決める!
食べ過ぎると出なくなるかも。。。
愛猫が腎臓病になったので食べるフードを探している方へ!
シニア用のフードを活用しよう!
ストルバイトの結晶に焦らないで!
愛猫が10歳近くになったら必ず検査をしてください!
運動不足なのであれば減らしてください!
夏バテで食欲が落ちるようであれば・・・。
食いつきの良いフードを探していても無駄!
当店で猫用の糖尿ケア(糖尿病サポート)のフードを売らない訳。
こんな謳い文句には注意をしてください!
それって良い事ですよ!
正しい子犬の育て方
自動給餌器は便利なようで・・・。
食生活を見直すだけで改善する事も!
成長期の子猫への正しい食事の与え方!
新入りさんを迎えるにあたって。
低脂肪が正義ではありません!
犬用・猫用に特別に作っています!って必要?
普通のフードってどんなの?
感覚がマヒしてきて都合の良い解釈を・・・。
食べない原因から目をそむけないで!
腎不全で食欲不振にはなりません!
こんな時、まずは絶食ですよ!
あなたの愛猫は草食動物ですか?
ストルバイトの原因と予防について。膀胱炎も。 第一章
ストルバイトの原因と予防について。膀胱炎も。 第二章
ストルバイトの原因と予防について。膀胱炎も。 第三章
ストルバイトの原因と予防について。膀胱炎も。 第四章
ストルバイトの原因と予防について。膀胱炎も。 第五章
缶詰(ウエットフード)の成分値の見方について

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目的は「しつけ」?「ご褒美」?
皆さん、「しつけ」や「トレーニング」はしていますか?愛犬なら「お手」や「おすわり」、愛猫なら「トイレ」などが代表的でしょうか。その他には投げたおもちゃを取りに行って持って来たり、フリスビーなども良く見かけますね。そして、その「しつけ」が成功した際にはご褒美が待っています。愛犬・愛猫はそのご褒美を貰う事を喜びに頑張って飼い主様の期待に応えようとします。しかし、その「しつけ」や「ご褒美」って本当に必要でしょうか?






「お手」が出来なくても何の不便もありません!
私の愛犬は現在10歳。1歳の頃に関東にお住いのお客様が保護なされた中型犬の雑種の女の子です。お客様のブログを拝見していて、運命的な出会いを感じ、里親に立候補して譲っていただきました。元々保健所に収容されていた子ですので、とても怖がりで人見知りが激しい子でしたが、今となっては当時が嘘かのような性格に。そんな我が家の愛犬ですが、「お手」も「お座り」も「待て」も出来ません。何故なら教えていないからです。何故教えていないかと言うと必要が無いからです。皆さんどうですか?「お手」や「お座り」は愛犬との生活の役に立ってますか?その「しつけ」の為にご褒美となるおやつを食べて、本来食べないといけないフードを食べなくなったり、食べが悪くなったり。私には「お手」よりも「食事」の方が大切に思いますが。






猫の泌尿器系疾患を気にするなら!
猫の飼い主様にとっては、とても気になる泌尿器系の疾患。膀胱炎だったり結石だったり。その泌尿器系の疾患の予防に「水分補給」の必要性を唱える獣医師も少なくありません。それが原因なのか、水分をたっぷりと補給する目的として、ペースト状のおやつを与えたり、飲み水に味をつけたり、間食としてウエットフードを与えたり。またまた、泌尿器系の疾患予防には尿量が増える事は良い事ですので、尿を排泄したご褒美におやつを与えたりと皆様、様々な工夫をなされているようです。しかし、その行為が原因で朝晩のフードの食いつきが悪くなってはいませんか?泌尿器系の疾患の最大の予防策は「朝晩2回の規則正しい食生活」です。失礼ながら、当店へいただくお問い合わせやご相談の中に、飼い主様の余計な工夫によって、朝晩の食事の食いつきが悪くなっているケースを多く拝見致します。朝晩の食いつきが悪くなって、ダラダラと食べ物を口にする事が最も泌尿器系の疾患の原因になります。ご注意ください。






ご褒美は食べ物に限りませんよ!
愛犬・愛猫にとって、最も喜ばしい事とは何でしょうか?

「ご飯を貰える事でしょうか?」「おやつを貰える事でしょうか?」「何かをしてご褒美を貰える事でしょうか?」

私は「飼い主様の愛情をうける事」だと思います。前のコラムでも書きましたが、おやつを与えて喜ばすのは他人でも出来ます。でも本当に愛情を与える事が出来るのは飼い主様だけです。「お手」などのしつけをするのであれば、ご褒美は食べ物である必要はありません。目一杯の愛情で褒めてあげてください。また、尿の排泄後のご褒美は尿の回数は増えるかも知れませんが、尿量は増えません。それよりも必要以上に尿を小出しにして、ご褒美の回数が増え、偏食になるだけです。結果、余計に泌尿器系の疾患のリスクが高まります。必要な水分は自ら勝手に摂りますし、必要な尿は自ら排泄します。あまり難しく考えすぎないようにお願いします。


「かわいがる」のは誰にでも出来る!
「かわいがる」って何でしょうか?改めて考えると、飼い主とペットの関係性では当たり前の事で、「かわいがる」は他人とペットでも成り立ってしまう気がします。何を言いたいのかと説明しますと、例えば散歩中に犬好きのおじいさんに出会います。そのおじいさんがおやつをくれます。犬は喜びます。おじいさんも喜びます。これはおじいさんが犬を「かわいがる」になりますよね。言ってしまえば「かわいがる」は誰だって出来るのです。しかし、そのおじいさんはおやつを貰って喜んでいる犬の事をかわいがってはいますが、大切には思っていないのでは無いでしょうか?




「大切に出来る」のは飼い主様だけ!
おじいさんからすると、自分の姿を見つけると喜んで寄って来てくれるので嬉しくなり、そしておやつを与えるのだと思いますが、私からすると、その犬はおじいさんを好きなのでは無くおやつをくれる人が好きなだけのように思います。また、その犬が散歩中におじいさんにおやつを貰うが為に、帰宅後に自分のご飯(フード)を食べなかったとしてもおじいさんには何ら関係がありません。少なくとも、そのおじいさんはおやつを貰いに来る犬の事をかわいがっていますが、大切には思っていないでしょう。そうなんです。かわいがるのは誰にでも出来ますが、大切に出来るのは飼い主様だけなのです。とは言っても、他人様がくださるおやつを断るのは勇気がいる事です。しかし、勇気を出して断ってください。大切な愛犬の為に。それが出来るのは飼い主様だけですよ。ちなみにそのおじいさんは架空の人物なので実在はしません(笑)でも、同じようなケースは決して少なくは無いと思います。




大切な子だからこそ我慢をしてください!
当コラムでは幾度と無く言っておりますが、どうしても「おやつを与え過ぎ」の方が後を絶ちません。お気持ちは本当に分かります。おやつを欲しそうな目で見つめて来たり、辛そうな声で訴えて来たり。でも愛犬・愛猫を大切に思っていただいているのであれば我慢してください。もちろん、朝晩2回のご飯をペロっと数秒で完食する子には多少のおやつは問題ありません。しかし、朝晩2回のご飯を数秒で完食する子は、あまりおやつを貰っていないのです。おやつを与えるのが日常の当たり前になっている方からすると、「おやつを毎日貰っていない子なんて居てるの?」とお思いかも知れませんが、当店のお客様にも、毎日おやつをお与えで無い飼い主様は沢山おられます。おやつを毎日与えていればそれが普通かも知れませんが、毎日与えなければそれはそれで普通になるのです。大切に出来るのは飼い主様だけです。おやつの量、回数はほどほどにお願いします。




犬や猫は飼い主様を信じて生きています!
犬や猫は自分でご飯やおやつを用意するわけではありません。全て飼い主様がご購入なされて、それを開封して愛犬・愛猫の目の前に差し出したものしか食べられません。犬や猫には人間のように「今日はちょっとおやつを食べ過ぎてしまったなぁ」と後悔する事は出来ません。健康の為に「間食は控えてしっかりと食事を摂らないと!」などを思う事も出来ません。全て飼い主様を信じて与えられたものだけを食べています。ですので、「おやつは食べるけどフードは食べない」や、「同じフードを続けると食いつきが悪くなる」などは全て飼い主様の対応が原因です。「うちの子はフードの好き嫌いが激しい」とお思いの方がおられますが、それはもしかすると「私が飼う子はフードの好き嫌いが激しい」ではありませんか?

偉そうな事を書きましたが、愛犬・愛猫を大切に出来るのは飼い主様だけです。おやつを与えて喜ばすのは他人でも出来ます。フードの食いつきが悪い時は絶対にフード以外は与えないでください。おやつは食事の代わりにはなりませんよ。