2022年9月


このコーナーではわたくし「店長」が、皆様に知っていただきたい情報などを配信してまいります!

更新は不定期ですが是非お楽しみください!!


記事一覧

ハミガキしてますか~?
ビートパルプについて
アレルギー体質の子は是非!
あきらめるな!涙やけ
外耳炎対策
日和見菌って???
腎不全対策
コレステロール値の指摘について
尿路結石の最大の天敵は「偏食」
空腹時の嘔吐を止めるには
シニア期に高たんぱく食は必要か???
猫の特発性膀胱炎を予防するには?
今更ですが、乳酸菌とは?
ドライフードの保存方法に悩む。。。
腎臓にやさしい食事とは?
「好き嫌い」や「偏食」の原因は何?誰?
ストルバイト予防食は自分で見つけられる?
ストルバイトを予防する食生活とは?
摂取カロリーを気にするな!
乾いた食事だけでは不安です!
メーカーの言うとおりにする必要は無い!
好き嫌いの何が悪いの?
シニア(高齢期)用のフードの使い方
ビタミンCは必要なのか?
腎不全は便秘で悪化する?!
アレルギーの付き合い方
ローテーションは必要なのか?
【追記ありの再更新】ビートパルプについて
腎機能低下を早期に発見出来る検査が登場?!
とろもろこし(コーン)は本当に悪者なの?
製品について良くある質問をご紹介
尿検査でストルバイトと診断されたら!
オメガ3脂肪酸を理解しておこう!
「フードを食べない」のは間違っているから!
牛乳と乳酸菌
嘔吐の原因って???
今更聞けない「グルテンフリー」と「グレインフリー」
猫の便秘を解消するフードとは?
食物アレルギーを疑うならまずは〇〇の摂取!
うちの子だけ???
メーカー(販売元)の脅しには気をつけろ!
店長は本気で怒っています!!!
正しい猫のご飯の与え方
犬のこんな咳には注意が必要です!
2018年もお世話になりました!
今年最初のコラムもやっぱりこのネタ!
腎不全と診断された猫の食事について
それ本当にアレルギー???
腎臓の負担軽減で腎不全対策を!
膵臓(すいぞう)を大切にしよう!
簡単なダイエット方法教えちゃいます!
便秘解消の秘訣は!?
愛犬のその仕草、見逃さないで!
そのおやつの与え方で大丈夫?
ストルバイトの原因はマグネシウムでは無い!
フードは一日に何グラム与えるのが良いの?
これからの季節に増える膿皮症の対処法!
去勢手術、避妊手術ってどうなの?
ちょっと偉そうな事を言わせてもらいます!
その「しつけ」って本当に必要ですか?
原材料表記の先頭はお肉で無いとダメ!なの?
こんな商品嫌いです。絶対売りません!
食べないのは本当に粒が大きいのが原因?
25年間のペットフード事情を振り返る
消化酵素の摂取をうるさく提案する理由は?
心臓病の食事で気を付ける事は?
負のスパイラルに陥らないようにご注意ください!
尿のpHと食品のpHについて
猫の外飼い(放し飼い)は絶対にダメ!!!
正しい子猫のご飯の与え方
猫の慢性腎不全のお食事について
犬の慢性腎不全のお食事について
お水は水道水?ミネラルウォーター?何が良いの?
涙やけを解消する簡単な方法!でも。。。
まさかトイレットペーパーが買えなくなるとは・・・
ストルバイト結石の原因はフードのせい?
ご飯の与え方でお悩みの際はお気軽にご相談を!
免疫、免疫って。免疫ってそんなに大切なの?
全年齢対応のフードについて考えてみました!
病院のフードを食べません。。。と言う方へ
これは獣医さんに言われてもやっちゃだめ!
ドライフードが嫌いだから食べないのではありません!
猫の便秘の原因をお教え致します!
何故太るか知ってますか?
やっぱり予想通り気温の上昇と共に急増しています!
子犬用や子猫用っていつまで?
どうしてうちの子は好き嫌いをするの?
「粒が大きくて」とか「長期間食べ続けて飽きた」とか・・・。
お水を沢山飲ませてストルバイトを予防する方法!
店長の愛犬・愛猫は何を食べているの?
こんな時はかるーい断食を取り入れてみてはいかが?
犬の外耳炎の治し方
食後しばらくして食べた物を吐くのは何故?
用意する食事のお皿は1個だけ!!!
食物アレルギーよりも食物不耐症に注意して!
心臓病の犬は太る方が良いの?
犬の胆泥症を解消する食事はこれ!
フードの年齢表示にこだわらないで!
猫の甲状腺機能亢進症について
若い内に好き嫌いを無くさないと大変な事に!
心配になりますよね。でもまずは落ち着いて!
犬猫のシュウ酸カルシウム結石予防法!
ウエットフードは低たんぱく?
一度に沢山食べられない原因は???
白内障が気になり出したら・・・。
勘違いしやすいので解説します!
ご飯は手であげてはダメ!
10歳近くになったら注意をしてあげて!
若い頃は吐かないけど・・・。
太っている事を「●●」とは言ってはいけません!
尿路結石対応って書いていれば安心なの?
綺麗なうんちが出るフードで安心?
糖尿病は犬と猫で食事療法は異なります!
まだまだ暑い日が続くこの時期に気になるあれこれ
無責任な情報を信じるな!
こんな薬の飲ませ方をしてはいけません!
猫にとって必要なカロリーってどれくらい?
体に良い物も悪い物も量次第って事ですね。
食べない原因は何ですか?
水分摂取不足が原因の結石(ストルバイト)を解消するには?
1日に5回も6回もご飯をあげる必要あります?
一年の中で最も注意が必要な季節がやってきました!
一年の初めだから言っちゃいます!
まずは適量を見つけましょう!
無料サンプルの誤った使い方はしていませんか?
知っていて欲しい猫の恐ろしい病気
本当の原因を見失ってはいけません!
空腹時の嘔吐を恐れるな!
勘違いをされやすい原材料たち
去勢後の猫の食事について
愛犬への必要の無いご褒美ベスト3!
最低限のマナーも守れないなら飼わないで!
高齢猫が痩せてきたら
高齢犬が腎不全と膵炎を併発した時の食事は?
食べない事も治療のひとつです!
缶詰を食べない猫でもこうすれば食べる!
当店のアレルギーについての考え方です。
毎日の積み重ねが・・・。関節を守ろう!
何度も言いますが結石と水分摂取量は関係ありません!
カロリーを気にしても意味ないですよ!
どうして好き嫌いをするのかを考えてください!
膀胱炎を繰り返さない為の食事はこれ!
気にし過ぎると失敗しちゃいますよ!
ストルバイト結石の予防に成功!その後のフードは?
毎日飲ます薬だから頑張って!
猫に多い口内炎。食事で治せるの?
痩せるからって無理に食べさせてはダメ!
今年最後のコラムですが、改めて・・・。
この思い込みは本当に危険です!
「多頭飼いだから置きエサ」は言い訳です!
不規則な食生活は病気の発見を遅らせる事も!
与えるフードの量はこうやって決める!
食べ過ぎると出なくなるかも。。。
愛猫が腎臓病になったので食べるフードを探している方へ!
シニア用のフードを活用しよう!
ストルバイトの結晶に焦らないで!
愛猫が10歳近くになったら必ず検査をしてください!
運動不足なのであれば減らしてください!
夏バテで食欲が落ちるようであれば・・・。
食いつきの良いフードを探していても無駄!
当店で猫用の糖尿ケア(糖尿病サポート)のフードを売らない訳。
こんな謳い文句には注意をしてください!
それって良い事ですよ!
正しい子犬の育て方
自動給餌器は便利なようで・・・。
食生活を見直すだけで改善する事も!
成長期の子猫への正しい食事の与え方!
新入りさんを迎えるにあたって。
低脂肪が正義ではありません!
犬用・猫用に特別に作っています!って必要?
普通のフードってどんなの?
感覚がマヒしてきて都合の良い解釈を・・・。
食べない原因から目をそむけないで!
腎不全で食欲不振にはなりません!
こんな時、まずは絶食ですよ!
あなたの愛猫は草食動物ですか?
ストルバイトの原因と予防について。膀胱炎も。 第一章
ストルバイトの原因と予防について。膀胱炎も。 第二章
ストルバイトの原因と予防について。膀胱炎も。 第三章
ストルバイトの原因と予防について。膀胱炎も。 第四章
ストルバイトの原因と予防について。膀胱炎も。 第五章
缶詰(ウエットフード)の成分値の見方について

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まずは何故、膀胱炎になってしまうのか。
まず膀胱炎とは。膀胱炎は尿をためておく膀胱に炎症が起きている状態を言います。膀胱炎になると、尿の出が悪くなるので、トイレに行く回数が増えたり、トイレ内で排尿の姿勢を長時間とるようになったりします。また、尿に血が混じる事もあり、褐色のような濃い色でアンモニア臭の強い尿が出る事が多いです。それでは、何故膀胱炎になるのかですが、犬や猫の尿は本来酸性です。酸性とはpH(ペーハー)が7.0未満の事を言います。ですが、尿のpHが7.1以上のアルカリ性になると、尿中の細菌が増殖し膀胱炎発症のリスクが高くなります。但し、尿のアルカリ化が一時的で、その後に酸性に戻ると尿中の細菌が減少し、膀胱炎は発症しづらくなります。この時点でお分かりいただけたと思いますが、尿のpHが常にアルカリ性に傾きっぱなしになると、尿中に細菌が繁殖し続けて、膀胱炎を発症しやすくなると言う訳です。食後の一時的にだけアルカリ性に傾いて細菌が繁殖しても、その後に酸性に傾けて細菌を減少させれば良いのです。




それでは何故、尿のpHがアルカリ性に傾くのか。
先程も述べました通り、犬や猫の尿は本来は酸性です。ですが、食事やおやつなどを食べると尿はアルカリ性に傾きます。また、食べる量や食べた物の内容によっては、アルカリ化の度合いが違ってきます。例えば、食前の尿のpHが6.5の酸性であったとして、食事内容が適正であれば食後の尿のアルカリ化はpHが7.2などと、さほど大きくはなりません。ですが、食事内容に問題があると、食後の尿のアルカリ化は激しくなり、pHが8.0や9.0などとなってしまいます。このように食後の尿のアルカリ化が激しくなると、尿が酸性に戻るまでに時間が掛かってしまい、膀胱炎発症のリスクが高くなります。ですので、食後の尿が大きくアルカリ性に傾かないような食事を与える事が大切です。また、食後にアルカリ性に傾いたpHは食事や間食をしなければ、徐々に酸性に戻っていきます。ですので、食事を与えた後は、アルカリ性に傾いた尿のpHが酸性に戻るまでは何も与えないようにしましょう。




急激な尿のアルカリ化を防ぐ適正な食事とは?
尿のpHが食後に大きくアルカリ性に傾いてしまう原因として最も多いのは、動物性たんぱく質の過剰摂取です。いわゆるお肉の食べ過ぎです。動物性のたんぱく質を多く摂取すればするほど、食後の尿のpHは大きくアルカリ性に傾きます。実際に昨今、穀物不使用の高たんぱく質なフードが多く出回るようになったが為に、膀胱炎を発症するケースが多くなっています。また、フードの食いつきが悪い事を理由などに、ドライフードに鶏のササミや馬肉などをトッピングする事によって、食事全体が高たんぱく質になってしまうケースも目立ちます。尚、必ずしも高たんぱく質なフードがダメなわけでは無く、たんぱく質含有量が多いフードは与える量を控え目にするなどで、たんぱく質の過剰摂取にならないように調節が必要だと言う事です。また、何よりも重要なのが、食事の与え方です。pHの振れ幅の大小に関わらず、必ず食後は尿のpHがアルカリ性に傾きます。それを酸性に戻す為には空腹時間を維持する事が必要な為、食事や間食の回数が多かったり、食事を置きエサにして出しっぱなしにしたりすると、空腹時間を維持する事が出来ずに、尿のpHが常にアルカリ性に傾いてしまいます。そうすると尿中の細菌が増殖し膀胱炎を発症すると言う事です。ですので、置きエサをしている猫や小型犬に膀胱炎が多いと言う訳です。




膀胱炎解消の特効薬は絶食です!
重度の膀胱炎の場合は早急に動物病院にて受診をして適切な治療(投薬)を行う必要がございますが、症状が軽い場合は一食から二食程度抜いてあげてください。食事を抜く事によって、空腹時間を長く保つ事が出来ますので、尿がしっかりと酸性に傾きます。そうすれば尿中の細菌を減少させる事が出来、症状の緩和に繋がります。また、症状が緩和した後は、食事の回数を一日二回に徹底して、いつもより少ない量の食事で数日間様子を見てください。また、出来ればその間の食事はたんぱく質含有量が控え目になっているフードをご利用いただくと安心です。若い子でもシニア用のフードを使ってたんぱく質摂取量を控えるのも一つの手段です。高齢の子であれば、腎臓ケアのフードを使用して、たんぱく質の摂取量を控える事もおすすめです。そして何よりも大切なのが空腹時間の確保です。犬や猫は常にお腹が空いているのが普通です。食事やおやつの与え方を見直す事で膀胱炎は予防が可能です。薬に頼らずに正しい食生活で膀胱炎を予防しましょう。ちなみにストルバイトの予防も同じ方法OKです!ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。


好き嫌いをするのは犬や猫の性格ではありません!
「うちの子は同じフードだと飽きてしまう性格で・・・。」このような事を言う方がおられます。また、「●●さん家の○○ちゃんは何でも食べてくれて羨ましいわ~。うちの子なんて好き嫌いばっかりで・・・。」なんて事も。失礼ながら、●●さん家の○○ちゃんをそのような事を言う方が飼えば何でも食べる子にはなりません。あたかも好き嫌いをして食べが悪い事を犬や猫の生まれ持った性格が原因かのように言う方がおられますが、それは大きな間違いです。そのような好き嫌いをしてしまうのは犬や猫の性格が原因ではなく、飼い主様の性格が原因なのです。




毎日毎食、完食しなくても大丈夫!
私の愛犬・愛猫は、今居てる子達も歴代の子も誰ひとり好き嫌いをしません。出された食事を嫌がらずに食べてくれます。体調が優れなかったり、気分が乗らなくて食べが悪い時もたまにはありますが、だからと言って無理に食べさせるような事はしません。一食や二食程度を食べなくても急に栄養失調になったりはしません。逆に一食や二食程度抜いてあげた方が内臓がリセットされて体調が良くなる事もあります。それなのに、食べが悪いからとお肉をトッピングしたり、食事回数を増やして食べそうな気配のある時に何度もお皿を差し出したりすると余計に体調は悪化しますし、体調が回復した後も、そのような行動がきっかけで好き嫌いをしてしまう原因になる場合もあります。毎日毎回、完食をしなくても、元気があって急激に体重が減っていなければ大丈夫です。心配し過ぎて甘やかす事が決して正しい接し方ではありませんよ。




こんな実話もありますよ!
数年前にあった個人的な話になりますが、知り合いの猫を預かる事になりました。日数は10日間程度の予定でした。預かる前に予め食事の事などを確認してみると、「食べ物にあまり興味が無い」「ご飯を出しても一度に沢山は食べられない」との理由でドライフードは常時置きっぱなしのいわゆる置きエサに。それでも、あまりにも食べなければふりかけを掛ければ少しは食べるのでとの事でした。性格は怖がりで知らない人には自分から寄って行く事は無いとの事で、正直なところ「預かって大丈夫かな?」と不安に思っていました。実際にペットホテルに預けられた犬や猫は滞在中に食事を摂らない事は珍しくありません。ペットホテル側も3日程度までの預かりであれば食べないからと言って特別に手を差し伸べる事は無いでしょう。(注:現在、当店にペットホテルはございません。昔の経験談です。)ですが、今回は初対面の子を10日程度預かる事になり、初めの3日間は食べなくても仕方が無いが4日目以降は要注意だと考えておりました。案の定、初日は全く食べず、二日目は夜中に少し食べた気配がありました。ですので、3日目以降は置きエサはせずに朝晩2回の食事に切り替えて、お皿を差し出す時間も5分程度に限定した結果、帰宅後の今でも出された食事を直ぐに食べるようになってくれているようです。




「うちの子は●●だから」と思い込まないようにお願いします!
今回私が預かった猫の飼い主様もそうですが、「食べ物にあまり興味が無い」や「ご飯を出しても一度に沢山は食べられない」は飼い主様の思い込みが大半です。その誤った思い込みが状況を更にエスカレートしてしまうのです。うちの子は、「食べ物にあまり興味が無い」「ご飯を出しても一度に沢山は食べられない」と思っておられる方は何か原因が無いかを改めて見直してみてください。きっと、何か原因があるはずです。その原因を見つける事が出来ない場合は是非ご相談ください。原因が見つかり正しい対応をする事によって、きっと好き嫌いをしない子に変身してくれるでしょう!好き嫌いをさせていて得をする事なんてなにひとつもありませんよ。また、インターネットで「猫 食べない」や「犬 食べない」などで検索すると、沢山の情報が目に飛び込んで来ますので、世の中の大半の犬や猫が好き嫌いをしたり、食べが悪かったりしていると勘違いをしてしまいやすいですが、決してそうではありません。どちらかと言うと、反対に世の中の大半の犬や猫が好き嫌いをしない食生活をしています。犬や猫に好き嫌いをさせてしまっている飼い主様は是非反省をしていただきたいです。原因はあなたですよ。


そもそもカロリーって何?
当たり前のように使用している「カロリー」と言う言葉ですが、本来の意味は「熱量を表す単位の1つで、1kcalは水1Lを1気圧のもとで1℃上昇させるのに必要な熱量と定義されています。」と言うように食事や健康とは違った局面で使用されていた言葉だそうです。難しくて良く分かりませんが・・・。しかし現代では、「生活する為(生きる為)に必要とするエネルギーの量。」として使用される事が多くなっているように思います。実際に、摂取カロリーや消費カロリーと言った言葉があるように、生活する為に摂取したエネルギーや使ったエネルギーを数値で表す時に用いられています。でもカロリーの数値って本当に実用的なのでしょうか?




あなたの愛犬・愛猫の消費カロリーは?
カロリーの数値を使用するにあたって、「消費カロリーを上回るカロリーを摂取すれば太る」、「摂取カロリーを上回るカロリーを消費すれば痩せる」は理解しておかなければいけません。ですが、愛犬や愛猫の消費カロリーってどうやって調べれば良いのでしょうか?その子その子によって運動量は違いますし、睡眠時間も違います。ある程度の予測はつくと思いますが、正確な数値は調べようがありません。1日24時間の消費カロリーが分からないのに、摂取カロリーを気にしても仕方がありません。実際に私は、昨日一日で何カロリー消費をして、何カロリー摂取したかは分かりませんから。




カロリーの数値よりも体型と食事の量を気にしよう!
インターネットや書籍などで「小型犬に必要な1日の摂取カロリーは●●●kcal」や「成猫には1日●●●kcalを摂取させないといけません」などと書かれているのを良く見かけますが、そんな事は気にする必要はありません。摂取カロリーが少な過ぎれば痩せていきますし、摂取カロリーが多過ぎれば太ってきます。皆さんも同じではありませんか?朝ご飯や晩ご飯の摂取カロリーなんて分からないですよね。でも、体重が気になると食べる量を減らしたり、増やしたりして調節をしていると思うのです。それが何キロカロリー増やしたり減らしたりしているかは分からずに。犬や猫に対してもそれで良いのです。体型を見ながら食事の量を調節してあげてください。必要カロリーを気にし過ぎて太らしてしまったり、食事回数を無駄に増やしてしまったりしていませんか?




カロリーの数値よりもバランスが大切!
同じ100kcalでも、「お肉だけで摂取した100kcal」と、「ドライフードだけで摂取した100kcal」では随分意味が違ってきます。人間も同様に、同じカロリーを摂取したとしても、和食定食とフライドポテトでは健康に対する影響は全然違いますよね。ドライフードを食べないからと言って鶏のササミや馬肉をトッピングをして摂取カロリーを増やすのが良い事だと思いますか?それよりは、摂取カロリーが少なくても栄養バランスの良い食事をしている方がよっぽど健康的です。摂取カロリーを意識し過ぎて食事のバランスが乱れてしまう事が良くあります。カロリーを満足に摂取する事が、決して健康的な食生活ではありません。どれだけ摂取カロリーが少なかろうが、栄養バランスの良い食事を与えていて、適正な体重が維持出来ていればそれが「健康的」なのです。